
今年の総括、第四回目はレアカーです。
今年はレアカーをみる機会がより少なくなったと言えます。
特にクローズアップすることとしては4月30日の元号が「平成」のうちと元号が令和に変わってからは「悪夢の10月」と令和恐慌の始まりの言われた10月1日からの消費税10%化のスタート前に残存車の一部の買い替えがと高齢者の運転免許返納による引退が進み、その影響から古いレアカーを見る機会が少なくなりました。
来年からは高齢ユーザーに対する「サポカー」と言われる衝突回避やアクセルとブレーキの踏み間違えによる誤発進を防ぐ運転支援装置搭載した安全アシスト装置付き新車に対する補助金が行われると思われることと高齢ユーザーの引退が進むことからより少なくなっていて2021年以降については同年からのからの型式認定・生産の新型車に対する衝突軽減自動ブレーキの義務化以降からレアカーの販売終了が進み少なくなっていくでしょう。
今回の画像については1998年に英国モーターショーにより現在ではブランド消滅した英国の自動車メーカー「ローバー」のセダン(サルーン)と後に発売のステーションワゴン(ツーリング RJ末尾W系)を用意するミディアムカーでホンダ車をベースにする事実上の先代のKA1/2/3/4/5/6型レジェンドベースのRSC系800とCB/CC/CD系アコード・アスコットイノーバベースのRHF/RHH系600とは異なり自社開発モデルで日本ではローバージャパン(11月からBMWジャパンに輸入権が移行 2000年にローバー車は正規輸入撤退、ローバーサービスセンターがアフターサービスを実施 2003年からオートトレーディングルフトジャパンによるMGローバー日本としてローバー車の正規輸入が再開、経営破綻と同時に終了)から輸入販売が開始され1999年9月に(発売は10月)輸入販売が開始されて20周年を経過したローバー75(RJ25前期型コニサーと思われる)です。
RJ系75発売時のローバーグループはドイツBMWAGが筆頭株主で本田技研工業と資本技術提携を行っていたころから比べてエンジンなどをホンダのOEMとライセンス生産から自社製をはじめに韓国・起亜自動車に切り替え、以前のブリティッシュ・レイランド傘下時代と同様に品質と整備性・信頼性が著しく低下によりローバー・グループは危機的状況に陥っていて2000年にBMWAGはローバー・グループを分割売却、ミニは新型モデル(R50/R16系)からBMWAGのブランドとして引き継がれたがSUV専門のランドローバーは米国フォード・モーターに売却、かつてはブリティッシュ・レイランド傘下となっていたジャガー同様にプレミアオートグループの一員に(現在はジャガー同様にインド・タタ・モーターズの傘下のジャガー・ランドローバー 日本ではジャガー・ランドローバー・リミテッド100%子会社のジャガー・ランドローバージャパンが正規インポーター)、ローバー部門はフェニックス・コンソーシアムに買収されてMGローバーに改称、各車種の生産が継承されたが中国のメーカーだけではなくタタ・モーターズと資本技術提携を行うが2005年に上海汽車との提携交渉が決裂しMGローバーは経営破綻したがローバーブランドの商標はタタが所有するが上海汽車は生産設備を買い取り75ベースにしたロンウエィ・750を生産していた。
Posted at 2019/12/09 21:01:32 | |
トラックバック(0) |
不人気車 レアカー | クルマ