ATF交換(DIY)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
日曜日の午後に、かねてから実施したいと思っていたATFの交換をDIYで実施しました。
トルコン太郎等による圧送交換も検討トライしましたが、この車に関しては事例も無くて、設備保有の整備店さんにも相談はしましたが、アタッチメントを付けるATFクーラーの箇所がボディフレームに近くてクリアランスが確保できない為に装着困難という結論でした。
自力で実施しようと決断して、こちらのフルードを用意しました。
ENEOS X PRIME ATFになります。
この上無い高級オイルですね。
って言っても個人で調達するとエンジンオイル以下の安いものです。
2
カメラの調子が悪く、ボケた写真ですいません。
走行距離が5万キロを超えて、今回が初めての交換になります。
初回は3回抜きで約9L(全量7.5L)の交換を実施しました。
ドレインがオーバーフロー式になりますので2段階式になっています。
大きい方は締付トルクも高く、インパクトレンチでないと緩める事はできません。
また、毎回手が油まみれになるのと、私の場合は毎回アイドリングと実走行までして循環させて交換していますので、油温も高くなり火傷の危険性もありますので、慎重に実施します。
3
カメラの調子が悪く、ボケた写真ですいません。
抜けたATフルードは色は少々汚れていましたが、前車(V40)と比較するとオイルの性能はまだキープできているような感じはしました。
毎回油量を記録して、同量を交換します。
2回目以降は油温の上昇とともに膨張してきますので、30分程度冷ましてから調整します。
4
カメラの調子が悪く、ボケた写真ですいません。
新油を投入後はATのポジションを周回させながら5分程度アイドリングして、その後に実際に近所のバイパスで車を走らせて、マニュアルモードも使用して1~8速までの動作を確認しながら循環させます。
5
カメラの調子が悪く、ボケた写真ですいません。
今回の3回の交換で理論上は60%弱の交換率になります。
トルコン太郎等の圧送交換だと100%交換可能とか言っていますが、実際にみると圧送交換でもかなり混ざっていますので、過大誇張しているのは明らかですし、アイドリングのみでは各ギア間のオイルが動かずに主にポンプが行う、オイルパンと冷却系統の分しか交換できていないと推測しています。
6
記入するのを忘れてしましたが、1回目の交換の前にこちらのアイシン ATF添加剤 Automatic Transmission Flush ATフラッシュ 300ml ADTAZ-9002 を使用して洗浄しました。
3回の交換で、何度も下に潜ったので、ラバープロテクタントでエアサス部やゴムブッシュ類のメンテナンスも行いました。
また、マフラーの継ぎ目やタイコ部分にかすかに錆の浸食も見られたので、錆止めと耐熱コートの吹き付けも実施しました。
ATF交換後に数日走行で既に350キロ以上を走行していますが、フラッシングもしたせいか、何だか非常にイイ感じです。
前車(V40)の際には、あまり変化は感じなかったのですが、やはり数百キロも重たいXC60になりますのでATへの負担も大きいのか、今回は挙動がスムーズになり振動等も非常に静かになりましたし、交換後の燃費も今のところは向上しています。
ディーラーなどではATFは交換不要とか言われる事が多いようですが、こんな重たい車のギアは常に酷使されていますので、リフレッシュは必要かと私は捉えています。
そもそも交換不要な油脂類など無いというのが私の見解です。
そもそもこのクラスのATとしてはこのTG-81SCは役不足という見方もありますが、そこは我が国のアイシンAWの開発した製品ですので、信頼もしていますし、メンテさえ怠らなければ非常に良い製品であると個人的には捉えています。
1ヶ月後に今回と同じように更に3回巡回させる予定で、理論上は90%以上の交換率となります、最後にゴムパッキン等も交換する予定です。
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