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2023年02月06日 イイね!

(e-208)裏技・小ネタ

(e-208)裏技・小ネタこのところ他社BEVの試乗レビューばかりだったので、たまには自車に関係することを紹介します。

紹介するネタは、次の5つです。

①セミオートブレーキホールド・条件付きワンペダルドライブ

②リモコンの施錠ボタン長押しでサイドウィンドウが閉じられる

③ステアリングの音量調整スイッチでミュート

④エンジン停止後、ウインカー操作でテールランプが点灯




①セミオートブレーキホールド・条件付きワンペダルドライブ
e-208にはオートブレーキホールド機能がありません。
最近この機能の付いた車を試乗してわかりました。

あるととても便利!

そこで、e-208でもオートブレーキホールドを使う方法を模索したところ、ワンペダルドライブを行う方法も見つけました。

方法は簡単で、停止直前にオートクルーズコントロール(ACC)をONにして、オートブレーキを作動させるだけです。

・・・今さらブログにあげるか?
との声が聞こえてきそうですが、これを応用させます。

1 走行中、前方の車に続いて止まるとき、ブレーキを踏むタイミングでブレーキを踏まずにACCをON

2 ACCが前方の車を検知して、自動でブレーキがかかり減速→停車

3 停車後すぐにブレーキをチョンと踏み、ACCを解除(※)

4 前の車が発進したらアクセルを踏み加速


ただ、これをやるにはお気づきのとおり、前に車がいないとできません。
よって、「条件付き」ワンペダルドライブです。

また、ACC解除にブレーキペダルを踏むので、「セミ」オートブレーキホールドです。

(※)
ここでACCを「OFF」にしなくても、ACCで再発進することができます。
私は、ACCの加速度がキツいと感じるので、ここで敢えて「OFF」にしています。

また、ACCを解除する他の方法としては、ACCレバーのダイヤルを回して「OFF」があります。
ただし「制御を取り戻してください」の表示とアラームが鳴るので、結構わずらわしいです・・・。


②リモコンの施錠ボタン長押しで全サイドウィンドウが閉じられる
車外からリモコンキーで施錠後に、施錠ボタンを長押しすると、4か所すべてのサイドウィンドウを一度に閉めることができます。

なお、開錠ボタン長押しでサイドウィンドウを全開することはできません。
あれば夏に活躍しそうな機能なのに無くて残念です。


③ステアリングの音量調整スイッチでミュート
私は、インバーター音を聞きながら運転するのが好きなので、音楽をミュートにすることが多いです。

音量調整ツマミを押すことで、ミュートになりますが、
ステアリングの+と-ボタンを同時に押しても、ミュートになります。

音量調整ツマミは助手席側に離れているので、この方法はとても便利です。

※この方法は取扱説明書に記載あり

④エンジン停止後、ウインカー操作でテールランプが点灯
エンジン停止後、右ウインカー操作をすると、右のテールランプが、
左ウインカー操作で左テールランプが点灯します。

これは前モデルでもあった機能らしいです。
何のための機能なのかわかりません・・・が、おもしろいです。

Posted at 2023/02/11 15:05:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2023年02月05日 イイね!

IONIQ5に乗りました①(電費比較編)

IONIQ5に乗りました①(電費比較編)唐突にIONIQ5に乗ることになったので、e-208やbz4xと乗り比べてみました。

実はIONIQ5を借りるのは2回目で、前回は1年ほど前に興味本位で借りました。

先月bz4xに乗った後、同じ車格のIONIQ5を思い出し、比較のためもう一度乗りたくなりました。

ところが、1年前は渋谷区の松濤で借りられたのですが、もう貸し出していません。
(ここの駐車スペースは狭くて、充電器もなかったので苦労した人が多かったからでしょう。私は隣に車が止まっていたら絶対に止められませんでした。)

現在は、一番近いところで横浜みなとみらいなので、しばらくは乗れないとあきらめていました。

ところが、昨日娘がコンサートに行くということで、みなとみらいのぴあアリーナMMに、自車(e-208)で送り向かいすることになったのです。

コンサートが終わる2~3時間の間どうしようか・・・そうだ!IONIQ5に乗ろう!
という展開です。

さっそく、Anycaで空き状況を見ると運よく1台空いています。

1200円引きクーポンがあったので、3時間ショート2400円(距離料金は別途)で借りました。

さて、予約したものの3時間は短いです。湾岸方面に行くか、横須賀方面に行くか、悩みましたが、

目的地は自宅にしました。

レンタカーでこんな無駄な使い方をする人はいないと思いますが、2往復することで、自車(e-208)と電費比較できるからです。

e-208は、ぴあアリーナMMのそばのコインパーキングに停め、娘を送り届けたあと、受け渡し場所まで歩いていきます。

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薄暗いなか、風格のある車体が鎮座していました。

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普通充電器が備え付けられています。
bz4xのトヨタシェアもそうでしたが、BEVのレンタルには必須です。

充電ケーブルを取り外し、リアガラスに貼ってあるカードリーダーに免許証をタッチして、ドアロックを解除します。
なお、キーは助手席のグローブボックスの中にあります。

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さっそくモニターを確認します。

471kmは航続可能距離でしょうか。

このIONIQ5はVoyageなので、電池容量はbz4xとほぼ同じ72.6kW(WLTC618km)となります。

なお、左下には充電残量表示(%)があります。bz4xにもこれがあれば良かったのに・・・。
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シートヒーターをONにして、エアコンがOFFになっているのを確認します。

これは、行きに乗ってきたe-208と同じ条件にするためです。
なお、このときはハンドルヒーターをONにしましたが、この日は暖かかったのですぐにOFFにしています。

しかしこのインフォテイメントシステムは、表示機能が豊富ですね。それ故に目的の画面になかなかたどり着けません・・・。
事前に取説を読んで予習してたのですが、シートヒーター設定画面を開くまでに5分くらいかかりました。

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恒例となった、電費履歴のチェックです。

IONIQ5は25件くらい前まで記憶されています。
スイッチをOFFにするたびに記録されるようです。

パッと見て、電費は5km/kWhは超えてそうなので、bz4xより良さそうです。

準備が整ったので、自宅に向けて出発です。

今回のルートは、
みなとみらい入口~高速道路~保土ヶ谷バイパス~国道16号~自宅
となります。

道路状況ですが、往路復路とも国道16号で若干渋滞にはまりましたが、保土ヶ谷バイパス~高速道路は流れが良かったです。

また、幸いにもe-208の場合とほとんど同じ道路状況でした。

結果は、下表のとおりです。
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e-208の方が電費が良かったです。

ただし、IONIQ5の方が400kgも重たいのに、往復電費で0.4kmしか差が出てないのは、かなり優秀です。

なお、内心e-208の方が電費が悪かったら嫌だなと思っていたので、無意識に省エネ運転にならないように、バイパスと高速道路は両車ともにACCをONにして同じ速度で走っています。
(それでも、IONIQ5は試しに2回ベタ踏み加速をしてますが。)

また、IONIQ5に記録されていた電費履歴から、平均電費を計算したのが下表となります。

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真冬(エアコン入)の電費は5.2km/kWhといっても、当たらずも遠からずでしょう。

なお、bz4xの電費は履歴から4.3km/kWhだったので、IONIQ5は、bz4xよりも1kmほど電費が良いことになります。

1kWで走れる距離が1kmと違うと、満充電で70kmの差がでます。
これは大きな違いです。

bz4Xは電費が悪いと叩かれている理由が、今回乗り比べてわかりました。

ただし、bz4xとIONIQ5では、走りの味付けがまったく違います。

IONIQ5は、安定したどっしり感を常に醸し出しているのに対して、
bz4xはトルクフルで車重を感じさせません。

扱いやすさや山道を走る楽しさをbz4xは持っていますが、その副作用として、多くの電力を消費しています。

今回は単純に電費を比較しましたが、スペックでは表すことのできないクルマとして大切なことは「走行・内装編」で紹介します。
Posted at 2023/02/05 17:53:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2023年01月31日 イイね!

トヨタbz4xに乗りました③(電費編)

トヨタbz4xに乗りました③(電費編)①内装・外装編、②走行編に続いての③電費編です。

前回までのおさらいです。

【実際の走行条件】
Zグレード 2WD(FWD)
乗車人員 ︰1名(私だけ)
エアコン ︰(出発直前まで入)
シートヒーター ︰入(中)
輻射ヒーター ︰切
ハンドルヒーター ︰たまに入
高速道路 ︰時速80kmくらい
道志みち ︰1/3の区間を走りを楽しむ速度で走行
走行距離 ︰146km
外気温 ︰平均6℃

電費アタックするために、エアコンなし+高速道路は制限速度80kmで走りました。

理由は、前の人が残した通算平均電費4.3km/kwhが悪すぎると感じたので、素の性能(電費)を知りたかったからです。

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結果は・・・6.0km/kWh!
4.3を上回りましたが、予想より延びなかったなぁ、という印象です。

なお、スペック上は、141Wh/km(7.1km/kWh)です。
寒いと電池の効率が落ちるので、冬の実電費(最高値)としては、6.0が妥当なのかもしれません。
(もっと、良い電費を出している人がいたらごめんなさい。)

そして、前の人の電費4.3km/kwhはサーキットを走ったわけではなく、暖房を入れて高速道路を普通に時速100km程度で走れば出る電費だということもわかりました。
おそらく前の人は、ガソリン車と同じ感覚で運転していただけなのに、航続可能距離がガクッと減ったことに驚いたと思います。


話はそれましたが、
今回「道の駅どうし」で急速充電を試しました。

世間で言われているとおり、充電スピードは遅いのかどうか。

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運良く先客はいませんでしたので、即充電開始です。
なお、以前e-208で来たときは、富士山ナンバーのアウトランダーが充電しており、30分経ってもいるので、充電器を見たらおかわり充電していました。

充電マナーも向上しないと、BEVは普及しないですね。
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↑充電開始直後です。充電残量71.8% 出力電流52A(見にくくてすみません)

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↑30分後です。充電残量82%、出力電流20A、充電量2.6kWh

えっ2.6kWhしか入っていないの??

ここの充電器は50kWタイプです。
このご時世ですので、出力制限をかけているかもしれませんが・・・。
にしても2.6kWhは、6kWの普通充電器なみのスピードです。

あきらかにおかしいです。
一方で電池残量(%)は71.8%から82%に10%回復しています。

bz4xの電池容量は71.4kWなので、10%は7kWhになります。
10%充電するには7kWhは入っているはずですので、2.6kWhは積算電力量計の故障かもしれません
なお、車内の表示を見ると、航続可能距離が48km増えています。

2.6kWhで48km走れるはずが無いので、やはり充電器の故障でしょう。

充電電力量の把握で少し混乱しましたが、はっきり言えることがひとつ。

30分間の充電で航続可能距離がたったの48kmしか増えていないことです。

激遅で有名なe-208でも、20分で6.3kWh(+50km)は充電されましたし、前車のi-MiEV(G)は8~9kW(+70km)は充電できました。

ちょうど充電制限のかかる80%付近で充電したので、車側で充電速度を絞ったのだと思いますが、ユーザーには関係ないので、BEV普及のためには改善してほしいところです。

そしてもうひとつ不便だと感じるのは、
bz4xには充電残量のSOC(%表示)がないことです。

注:2023年5月のソフトウェアアップデートにより改善
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電池残量は、ディスプレイ右の赤い枠内のメーターで判断するしかありません。
これで↑70%だとわかりますか。私は80%に見えました。
ちなみにこれが↓ 電池残量82%です。(充電後)
写真で比較して何とか増えたことがわかる程度です。

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【BEVとしての評価まとめ】
①電費が良くない
冬の最高電費(エアコンOFF) 6.0km/kWh(428km)
エアコンONにすると 4.5km/kWh(321km)
( )内は電池容量71.4kW全て使えると想定したときの、航続可能距離です。
なお、WLTCモードは512kmです。

今回のように、冬でもエアコンを切れば428km(WLTCの8割)走れますが、エアコンを入れると極端に航続可能距離が減ってしまいます・・・。
bz4Xは、この減り具合が大きいような気がします。

(参考)車格がまったく違うので単純に比較できませんが、e-208はほぼ同じルートで4人乗車+エアコンありで7.0km/kWh(322km)です。


②充電が遅い
充電開始直後は50A出ており、そこそこでしたが、30分後は80%を超えた影響で充電制限がかかり20Aと半分以下に絞られました。

これからBEVを乗ろうと考えている人は、80%超えると電池保護のため遅くてもしょうがないよね、とはなかなか思わないでしょう

注:2023年5月のソフトウェアアップデートにより改善

③SOC(%表示)が無い

注:2023年5月のソフトウェアアップデートにより%表示

④回生ブーストに使用制限がある。
満充電状態だと、しばらく回生ブーストが効きません。これもバッテリーを保護するためだと思われますが、私は回生ブーストON時の減速度が強くて好きでした。

完全停止はできませんが、アクセルペダルだけで街乗りができると楽しいです。

BEV運転の楽しさのひとつである回生ブレーキに制限をかけるのは、もったいないです。

【まとめ】
今後のbz4xに望むことは、これからどんどん改良してほしいです。


e-208初期型もbz4xと同じで、Bレンジ(回生ブレーキ強)の使用制限があり、%表示がありませんでした。しかし、現行型は改善されています。
さらに2023年型は、モーター出力と電費が向上されるようです。

しっかりとユーザーの声を聴いてBEVとしての性能向上に取り組んでほしいです。

ーーーーーー2023年10月追記ーーーーーーー
2023年5月のアップデートにより、次の3点が改善されました。
 ① 急速充電性能改善
  ・1日あたりの150kW充電器による10%~80%充電制限回数が2回→4回
  ・80%以上の急速充電時間が20~30分短縮
 ② 実航続距離改善
   現実に即した航続可能距離の表示
 ③ メーター表示改善
   航続可能距離の%表示

さらには、2023年11月13日より一般発売する車両は次の2点を改善。
 ⑤ 急速充電時間の改善
   80%までの充電時間を30%削減(ただし-10℃のとき)
 ⑥ 実航続距離改善
   エアコン制御の最適化

①、③、⑤は私も不便だと感じていただけに、ユーザーの声を反映させたトヨタのはさすがだと思います。

ただし注意しなくてはならないのは②と⑥で、実際の航続可能距離が延びたわけではありません。

②は、航続可能距離を表示させるときに厳しく計算していたのを緩くしただけ。
⑥は、エアコンの出力を抑えただけなので、両方ともWLTCの一充電走行距離が延びたわけではありません。

したがって、真冬の実電費(エアコンなし)6.0km/kWhは変わらないでしょう。


しかしながら、Gグレード(FWD)は550万円で買えちゃうのですよね・・・。
内装はZに比べて簡素化されていますが、輻射熱ヒータはついているし装備はほとんどZと同じ。

電費とロードノイズとサスペンションの柔らかさに目をつむれば、乗りやすく、メリハリがきいたパワーがある走りを楽しめる。
あと、トヨタだから安心感が。

ちょっとほしくなってしまいました。




Posted at 2023/01/31 21:11:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2023年01月28日 イイね!

トヨタbz4xに乗りました②(走行編)

トヨタbz4xに乗りました②(走行編)内装・外装編に続いての走行編です。

【今回の走行ルート】
行き︰高速
相模原IC〜八王子JC〜河口湖IC

帰り︰一般道
河口湖〜山中湖〜道志みち

【実際の走行条件】
乗車人員 ︰1名(私だけ)
エアコン ︰切(出発直前まで入)
シートヒーター ︰入(中)
輻射熱ヒーター ︰切
ハンドルヒーター ︰たまに入
高速道路 ︰時速80kmくらい
道志みち ︰1/3の区間を走りを楽しむ速度で走行
走行距離 ︰146km

なぜ真冬にエアコンなしで、高速道路を制限速度で走ったかというと・・・。

省エネ運転をして、この車の本当の性能(電費)を知りたかったからです。

目的地を河口湖に設定し、通算平均電費をリセットして出発です。
Dレンジにしてブレーキから足を離すとAT車のクリープ現象のように前に進みます。
思っていたよりもグッと前に出たので力強さを感じました。

インターチェンジに向かってしばらく走ると、ふと気が付きました。

この車運転しやすいぞ

いわゆる車幅感覚というやつでしょうか。前方の路面のどこをタイヤが通るかわかりやすいのです。
こんなにわかりやすいのは何故だろう?ボンネット形状のおかげ?
色々考えていたらわかりました。

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このように、ディスプレイ枠の延長線と道路のラインが一致しているので、車幅がつかみやすいのです。(写真ではわかりずらいですが)

この工夫はすごい!!
狭い道でも安心して走れちゃいます。

これ以降は、これといった写真がないのでカテゴリー別にレビューします。

【運転姿勢】
ステアリングの上からディスプレイを見るのは、208と同じ!

まったく違和感ありません。
ディスプレイ枠のデザインもなんとなく似ています。
ただ、ステアリング上部がディスプレイ下部にかかり、人によっては邪魔に見えるだろうな。(座高の高い私は問題なし)
いうまでもなく視線の移動が少なくて運転しやすいです。

【加速】
アクセル踏んだ瞬間、背中がシートに押しつけられるくらい加速する。
FWDなのに4WDだと勘違いしたくらいです。
モータージャーナリストは、加速は大したことないと言っていたが、2tの車重をここまで加速させるのはすごいと思う。

ただ、回生動作中からアクセルを踏むと、一瞬加速が遅れる。
また、回生ブレーキで時速10kmまで減速したあと、アクセルを踏み込むと変なショックを感じる。

【ブレーキ】
このブレーキはかなり優秀

フィーリングは国産ガソリン車と同じです。
なぜ、ガソリン車と同じフィーリングで素晴らしいのか。

それは、今まで乗ったEVは、停止直前に回生ブレーキからの機械ブレーキへ移り変わるとき、足の裏に違和感(圧力の変化)を感じ、思ったように止まれないからです。
今のe-208も同じです。

しかし今回の試乗では、圧力の変化をチェックするのを忘れてしまいました。
なぜなら、ブレーキの感触が自然なため、チェックすることすら気が付かなかったからです。

乗り終わってしばらくして、
そういえば違和感が無かった!素晴らしい!
と気がついたのです。

ただしブレーキの効きに関しては、もうちょっと効いてくれればなぁ、と道志みちで感じる場面がありました。

【回生ブレーキ】
アクセルをオフにしても、AT車のようにあまり減速せず惰行します。
そこで回生ブーストスイッチをONにすると・・・
アクセルの操作だけで減速コントロールができます。
この減速度は、e-208のBモードよりも高いため、ワンペダルに近い操作できて、かなり楽しめました😄

しかし、大きな欠点が・・・
この回生ブーストスイッチ、満充電状態ではONになりません・・・。
それどころか、40km〜50kmほどの距離を走って電池容量を減らさないとONになりませんでした。

過充電から電池を保護するために、満充電に近い状態では、エネルギーの回収を制限しているみたいです。
楽しい機能が自由に使えずにもったいない

なお、アクセルオフだけでは完全停止しませんが、時速8kmまで減速します。

また、減速率に応じてテールランプが自動で点灯するようです。

【ボディ剛性】
高いとは感じませんでした。
208のほうが塊感を感じます。

【足回り】
フワフワで柔らかい。
その割には高速道路の継目では、ショックをお尻と腰に強く受けます。
また、周期の長い凸凹は、通過したあと上下動します。
高速では終始フワフワ落ち着かない感じです。

【遮音性】
ここがとても残念
一般道を走ってるときの遮音性は208とおなじくらい良いですが、高速走行時のロードノイズ(タイヤからのノイズ)が大きすぎます。

時速80kmくらいしか出していないのに・・・。


【サウンド】
内装・外装編で書きましたが、出発前は、高音域に音の広がりを感じてJBLって良いな、と思いました。
ところが、高速道路に入り、しばらく走っているうちに音楽が耳障りに。
車速に応じて音量が大きくなる機能が働き、シャリシャリ音が目立ってきたからです。
このシャリシャリ音とロードノイズがミックスされて不快に感じました。

一方で、低音をまったく感じなかったので、設定を変更しているのかと思い、イコライザー設定を探しましたが、見つけられませんでした。
スピーカー自体はJBLが優れていると思いますが、高速時はいただけません。

【シート】
ソファのような座り心地でしたが、帰りの道志みちでおしりが痛くなりました。

【ハンドルヒーター】
これは良いです。こんなにも気持ちいいなんて

エアコンOFFで完走できたのは、これのおかげです。

【輻射ヒーター】
bz4xの目玉と言っても良い輻射ヒーター
残念ながら最後まで存在を忘れていました。
あとで、写真を見返すとOFFになっていました。使ってみたかった・・

【運転支援システム】
◎レーダークルーズコントロール
低速走行時でも、停車時でもONにできます。
前の車に続いての停止は、e-208のようにカックンブレーキにならず、自然に止まります。
まるで前の車の停止を予測して止まっているよう。

車間距離の設定は4種類。

◎レーントレーシングアシスト
控えめに介入してきます。
ハンドルがとても滑らかに動くので、握っていても違和感なし。
車線をとてもキレイにかつ滑らかにトレースしてくれる。
さすがのひとこと。
208のように出口へ強制的に案内されることはありませんでした。

◎ブラインドスポットモニター
検知はかなり早め、というか、明らかにミラーに車が映っているのにランプが点灯。

運転支援はe-208と比較して出来がよく、安心感が高いです。


【車としての評価】←BEVとしての評価ではありません。
◎【街乗り】
街乗りでは、とても安心感の高い車です。

車幅が1860mmあるのにも関わらず、出発してすぐに車幅感覚がつかめました。
(アイオニック5(1890mm)に乗ったときは、とにかくでかくて終始緊張)

また、回生ブーストON時の減速度が高くて楽しいです。
とくに時速30km以下になると、ググっと効いて好きです。

渋滞時は、レーダークルーズコントロールが便利で安心。
ハンドルはスイッチだらけですが、操作にはすぐ慣れました。
ただし見ないで押せるようになるには時間がかかりそう。
万人向けの運転しやすい車を目指したのがわかりました。

◎【高速道路】
フワフワして落ち着かないが、運転支援システムが優秀なため、足回りのデメリットを打ち消してくれます。
しかし、ロードノイズが大きいので、良いサウンドシステムが力を発揮できずに勿体ないです。
直進安定性は、e-208の方が良いかな。

◎【道志みち】
ロールが大きい。
曲がれないわけではないが、シートにホールド感が無いので上半身が左右に振られます。
減速(ブレーキ)、加速にメリハリを付けないと怖い。


実際の電費とBEVとしての評価は、電費編にて。
Posted at 2023/01/28 10:00:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2023年01月25日 イイね!

トヨタbz4xに乗りました①(外装・内装編)

トヨタbz4xに乗りました①(外装・内装編)TOYOTA SHAREでbz4xをレンタルして河口湖に行きました。

そもそもbz4xは、買い替え候補だった車でとても興味があり、公表当時You Tubeで試乗動画をワクワクしながら見ていました。

しかし、bz4xはサブスクのみ、兄弟車のソルテラは600万円超。
手の届かない存在となってしまいました(涙)

ところが、先日とあるブログでbz4xをレンタルして青森に行った記事を読みました。
レンタルできるのか、と思ったとたん無性に乗りたくなってきました。

しかし、こういった車は貸し出し場所が少ない上に、空いているとも限りません。
ダメもとでTOYOTA SHAREに登録して調べたところ・・

なんと家から車で30分の所で貸し出しており、しかも、私が乗りたい日(次の日)に空いているではありませんか。

これは乗るしかない!即予約です。

bz4xは、納車開始直前にハブボルトの不具合が発生し、世間から厳しい評価を受けた車ですが、王者トヨタの初EVをじっくりと味わいたいと思います。

ポイント
・口コミのとおり、EVらしさの無い普通の車なのか?
・他のEV(主にe-208)と比べてどうなのか。
・運転支援機能の出来はどうなのか?
・急速充電が遅いのは本当なのか?

なお本レビューは、車のど素人である私が感じたことをそのまま書いたものなので、
参考程度にお読み願えれば幸いです。


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トヨタカーシェアのbz4xです。
一時期購入を夢見てた車なので、テンションが上がります😆
普通充電器が繋がれていました。

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グリルが無いのでのっぺりした顔つき

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タイヤでかいなー
235/50R20 ブリジストン アレンザ001を履いていました。

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急速充電口は左前にありました。
ドアロックを解除しないと充電カバーは開きません。

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車内です。
ハンドルが手前に突き出し、ディスプレイが奥に引っ込んでいるので、
インパネの凸凹感があります。

シートはソファのような座り心地です。手触りは上品で気持ち良いです。

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ディスプレイ表示のレイアウトは、特徴のない真面目なデザインです。

右には、パワーゲージ(円の左側)と電池残量計(円の右側)
なお、電池残量計にSOC(%)表示がありません。
目分量で充電残量を判断するしかありません。
e-208ですら後になって付けたのに。

右下は航続可能距離で「363km」と表示。

左には、通算平均電費が表示されています。

・・4.3km/kWhって低すぎない😨?
前の人は、暖房をガンガンにつけてサーキットでも走っていたのでしょうか。

電池容量が71.4kWなので、このままでは307km(71.4×4.3)しか走れません。
(WLTCは512km)
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ステアリングには、スイッチが整然と並べられています。
クルーズコントロールのスイッチ類を、すべて表に出しています。

この辺は、208の方がスイッチ類が少なくスッキリしていて好きです。

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12.3インチモニター
モニターの下には、エアコン、ステアリングヒーター、シートヒータ等のスイッチが並んでいます。

吹き出し口の右には、起動スイッチ
吹き出し口の下には、ダイヤル式シフトがあります。

回生ブレーキを強く効かせる「回生ブースト」スイッチが電話番号の下にあります。
また、「ECO MODE」スイッチが助手席側にあります。

走行中はこの2つのスイッチをよく使いました。

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ルームミラーはデジタルインナーミラーです。

bz4xに限らないのですが、
とっさに見ると一瞬焦点が合わなくてボヤけます・・・私だけ?

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小物入れです。
USBポートとワイヤレス充電器が装着されていました。

私物のUSB(音楽)を差しましたが、この状態ではスマホが入りませんでした。

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JBLサウンドシステム
停車中での音は高音域に広がりを感じ、
JBLって良いなぁ、としみじみ。

ところが高速走行中は・・・(走行編にて)

スピーカー手前のインパネは、素材はファブリック素材です。
ケチャップとかの汚れが付いたら取れないだろうな。
飲食厳禁

あと、助手席にグローブボックスがありませんでした。

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サンルーフが開放的でした。
運転者には見えないので関係ないですが、同乗者は気分が上がりそう。

ガラスの汚れが目立つので、マメに掃除しないとダメだな。

あと、シェードの開閉は電動でしたが、動作音が大きいです。

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後席は広い!

膝から前席シートまで、こぶし何個分とか数えるのが空しくなるくらい間隔があります。

また、センタートンネルがフラットなので余計広く感じます。

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ナビの目的地を音声で操作したのですが・・・
この画面のまま十数秒止まってしまいました。
そのあと検索候補がいくつか出てきたのですが、正確ではありません。
ナビ操作には慣れが必要だと感じました。

あと、ガイド音声のイントネーションが変。

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気になったところをもうひとつ。
運転席上部のサンバイザーですが、頭との距離が近いです。
乗り降りするとき、たまに頭をかすめます。

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今回借りたbz4xのスペックです。

これには書かれていませんが、
標準タイヤサイズは235/60R18で、オプションの235/50R20を装着しています。

実は2WD(FWD)とわかったのは河口湖に着いてからでした。
それまでは加速が良いので4WDと勘違いしていました。(走行編に続く)
Posted at 2023/01/25 18:03:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ

プロフィール

「[整備] #e-208 e-208のバッテリー情報を読み出す https://minkara.carview.co.jp/userid/3454149/car/3345066/7285397/note.aspx
何シテル?   03/29 20:02
2012年にi-MiEV(G)を購入し10年間乗りました。 次もEV一択で探していたところ、e-208に出会いました。 のんびりじっくりEVライフを楽しみた...
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スーパーキャットA320取り付け 
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プジョー e-208 プジョー e-208
i-MiEV(G)から乗り換えました。 同じ電気自動車なのにまったく乗り味が違います。 ...

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