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2008年03月21日 イイね!

零式艦戦52型と管理保管

ちょっと早いですが今日の分をアップします。

零戦52型です。
同館では3機目の零戦、52型としては2機目のレストアです。零戦マニア27年の私として見ても、でたらめなレストアはしていません。資料としては最高の出来です。
管理保管も行き届いています。

日本にもフライト可能な大戦機があればいいのですが、現在は存在しません。
過去にはアメリカから返還された当時、飛行可能な中島飛行機の疾風があったのですが、現在はフライトは不可で知覧特攻記念会館に展示されてます。
疾風は最初に京都の嵐山美術館での保管展示が悪かったのです。日本に返還されてからエンジンを運転させることもなく、野外保管のため部品を剥ぎ取られ、そして段々と朽ち果てたようです。
常識から考えて飛行させないとしても、このような貴重な飛行機を屋外保管するのは疑問があります。普通は格納庫内などで屋内保管するでしょう。
また飛行させず資料としての展示としても、野外保管をするのは非常識です。貴重なものを野外でしか保管できないのなら、所持すべきではありません。

私は戦争に反対ですが、戦時中の飛行機は、戦争に勝つために必死なって努力した私たち先輩方の技術と血と汗の結晶である、と思います。
Posted at 2008/03/21 02:13:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | 飛行機(air craft) | 日記
2008年03月07日 イイね!

航空機の構造

こんばんは。今日は久しぶりに航空機について書きます。

 画像は旧日本海軍の1式陸攻(陸上攻撃機:飛行場から発進する攻撃機の意)の後部胴体内側です。 
 これはセミモノコック構造といい、補強材にリベットなどで外皮を張り合わせて応力を持たせた構造です。 言うまでも無く当時の軍用機ですから、機能として最低限必要な物しか機内にはありません。
 拳銃の弾も簡単に貫通する1mmも無いアルミ外板の厚さです。この基本構造は現代の航空機と大差ありません。旅客機ですと、この内側に防音断熱材が貼ってありさらに内張りがあります。また高高度を飛びますので、与圧で気密を保つために外板の継目やリベットにシール材が塗られているようです。
 当時の搭乗員はこの胴体の中で、エンジンの爆音や上空の寒さに耐えながら戦っていたのでしょう。防弾もありませんから敵に撃たれれば命を落とすかもしれません。
 ちなみに1式陸攻は、連合軍から「ベティ-」とコードネームが付けられてましたが、別にワンショットライターとも呼ばれていたようです。これは主翼に弾が当たればすぐに火災を起こすのでそう呼ばれていたそうです。
Posted at 2008/03/07 23:10:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 飛行機(air craft) | 日記
2008年02月28日 イイね!

画像の整理中

画像の整理中 私が住んでる関東は相変わらず風が吹いてます。まあ先日ほどではありませんがやはり寒いです。

 画像データーを整理していたら、めずらしい写真が出てきました。2004年の6月に近所にある空自の入間基地で撮った写真です。この年は航空自衛隊発足50周年というイベントがあり、航空機を保有している部隊は記念塗装を施したようです。
 ここぞとばかりに写真を撮ったのですが、まだデジカメというものをよく理解していなかった頃なので、少ない容量で撮影してしまい画像が荒いです。

 この写真は入間基地と美保基地の記念塗装C-1が、ビジネスジェット機をはさんで同時に写っている写真で、聞いた話では珍しい画像らしいです。
 緑を基調とした迷彩塗装機がこんな塗装をしていると、飛行機ゲームのスペシャル機みたいで面白いですね。
 余談ですがこの塗装をしたC-1の模型が、その後模型屋に発売されており、ついつい買ってしまいました(笑)
Posted at 2008/02/28 22:07:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 飛行機(air craft) | 趣味
2008年02月10日 イイね!

栄12型エンジン

今日は零戦のエンジン栄12型です。

零戦の機体は三菱重工が設計していますが、エンジンは中島飛行機(現:富士重工)製の「栄」を搭載してました。
プロトタイプは三菱製の瑞星エンジンを載せていましたが、パワー不足のため栄に変更となりました。
空冷星型(星型をラジアルエンジンともいう)
ボア:130mm
ストローク:150mm
圧縮比:7.2
排気量約:27900cc
出力980:馬力
遠心式スーパーチャージャーを装備しています。

この博物館には栄や誉など他にもエンジンのパーツを展示してあります。
ちなみに画像の栄エンジンは可動エンジンだそうで、最初に公開したときはエンジンを始動させていたそうです。
ということは、栄12型としては世界唯一の可動エンジン、栄シリーズとして世界で2基目の可動エンジンとなります。昨年の夏は展示しておらず、整備中とのことでした。

今の技術で星型エンジンを造ると、もっと性能の良いエンジンを造れるのでしょうが需要がありません。

外国の粗悪コピー品しか作れないと馬鹿にされる日本が、技術と知識を集結して製造した貴重なものだと思います。
特にヘッド部は当時の日本のアルミ鋳造技術でここまで作れたのか!と私は驚嘆してしまいます。

機会がありましたらぜひ博物館へ足を運び、現物を一目見ることをお薦めします。

※画像は現在削除しています
Posted at 2008/02/10 11:39:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 飛行機(air craft) | 趣味
2008年02月06日 イイね!

河口湖自動車博物館の零式艦上戦闘機

今日はまた一風変わって、航空機のカテゴリーを追加しました。
そこで河口湖自動車博物館の零式艦上戦闘機(以下零戦)を紹介します。

この博物館は通常、自動車のみを公開していますが、8月だけ飛行館を公開しています。
最初に公開されたのは零戦52型です。現在は靖国神社の遊就館に展示されてます。

河口湖自動車博物館は公開はしてないが個人で零戦を数機所有している、という噂は20年以上前からを聞いていました。
当初、私はいつまでも公開展示しない零戦を個人で所有してどうするんだろう、と思っていました。これには理由があり、零戦を復元する作業に相当な時間を費やしたそうです。戦後、機体を回収するまで長年に渡り野外に放置されていたので、腐食や損壊はかなりひどいものだったようです。そのため機体のほとんどは新造したそうです。
1機目の52型が完成し、数年後は2機目の21型が完成し公開しています。その後は3機目の52型を復元作業途中の状態で公開展示しており、昨年の夏に見たときは完成間近という感じでした。
その他にも1式陸攻の後部胴体や栄、誉、熱田などのエンジンを展示しています。ちなみに実働の栄12型エンジンも展示していました。

私はメカが大好きなので、とても落着ける場所であり、いつまで見ていても見飽きることはありませんが、同行した友人は20分くらいで見飽きたそうです。


※以前は画像も掲載してましたが、博物館の意向により現在はすべて削除しています。
Posted at 2008/02/07 00:05:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 飛行機(air craft) | 趣味

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