• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Marie's Gardenのブログ一覧

2015年08月25日 イイね!

AMS-4303多用途支援艦あまくさ

 
 2015年8月25日(火) 雨



 海上自衛隊艦艇一般公開の続編です。
  



 AMS-4303多用途支援艦あまくさ。
 



 多用途支援艦の主な任務は、各種射撃訓練の支援
 航空機の魚雷投下訓練、魚雷発射訓練のサポート、

 その他、自走不能になった僚艦や標的艦の曳航や
 消火・救難・物資輸送など多目的な支援艦です。
 


 艦番号『4303』のあまくさは、
 
 ひうち型多用途支援艦の3番艦で佐世保地方隊に所属。



  AMS-4303多用途支援艦あまくさ
 
  ・基準排水量:980t
  ・満載排水量:1,500t
  ・全長:65.0m
  ・全幅:12.0m
  ・深さ:5.8m
  ・吃水:3.5m
  ・エンジン:ディーゼル×2基
  ・推進:スクリュープロペラ×2軸
  ・出力:5000ps
  ・速力:約14kt
  ・乗員:約40名
  ・兵装:12.7mm機関銃×2丁
  ・搭載艇:6.3メートル複合型作業艇×1隻
  ・  〃  7.9m内火艇×1隻
  ・  〃  自走式水上標的バラクーダ
 





 艦橋内も見学できました。
 



 機器類などは護衛艦と同じものが装備されています。
 



 航海の必需品ジャイロコンパス。
  



 中央には操舵装置。
 



 正面には関門橋が見えます。
 



 となりに係留されてるのは、MSC-686掃海艇うくしま
  



 船首部分を波浪から守るためにブルワークを装備。
 



 あまくさ救命浮環。
 



 あまくさ時鐘。
  



 左舷には7.9m内火艇。
 



 右舷側には6.3メートル複合型作業艇。
 



 後部甲板にはデッキクレーンを装備。
 



 自走式水上標的バラクーダ。
  


 上から前方監視カメラ、着弾監視カメラを装備。
  
 白いのはレーダー反射機でここに護衛艦の
 射撃管制レーダーのレーダー波が当たります。



 高速性を利用して不審船舶を模擬し、
 護衛艦等がその対処訓練を行なう事もできます。
 



 あまくさメインマスト。
  



 以上、AMS-4303多用途支援艦あまくさでした。
 







 



Posted at 2015/08/25 21:05:09 | トラックバック(0) | 自衛隊イベント | 日記
2015年08月24日 イイね!

MSC-686掃海艇うくしま

 
 2015年8月24日(月) 曇り





 海上自衛隊の艦艇一般公開に行って来ました。
  



 訪れたのは下関市『あるかぽーと岸壁』です。
 

  

 MSC-686掃海艇『うくしま』。
 



 2003年3月、『すがしま』型掃海艇の6番艇として就役。
 佐世保地方隊、下関基地隊第43掃海隊に所属。




 掃海艇とは、戦争や紛争などにおいて海中に撒かれた
 機雷を除去、処分するなど掃海を任務とする艦艇です。
 



 船体は磁気機雷への影響を考慮して木製構造になっていて
 エンジンや機器類はアルミ合金等を使用しています。
 
 MSC-686掃海艇『うくしま』
  ・基準排水量:510t
  ・満載排水量:590t
  ・全長:54.0m
  ・全幅:9.4m×
  ・深さ4.2m×
  ・喫水:2.5m
  ・エンジン:ディーゼル2基
  ・推進器:スクリュープロペラ×2軸
  ・出力:1800PS
  ・速力:約14kt
  ・乗員:約45名
  ・主要装備:JM61-M 20mm多銃身機関砲×1 
  ・特殊装備:掃海掃討装置一式






 前甲板には20mm多銃身機関砲。
 



 掃海艇搭載の機関砲は敵を打つという自衛用よりも
 



 浮遊・浮流機雷を銃撃処分するためのものです。
 



 前甲板から。
 



 艇橋内の見学です。
 
 艇橋に装備されている航海に必要な機器などは
 護衛艦と同じものが装備されています。



 中央にはジャイロコンパス。
  



 艇橋内部の操舵装置。
 



 艇長席。
 
 掃海艇の艇長は、3等海佐や
 1等海尉クラスの士官が就いています。



 こちらは司令席側です。
 
 隊司令には通常、1等海佐が配置され
 座席のカバーは赤色が使用されます。



 30cm信号探照灯。
 


 膨張式救命筏。
 

 

 4.9m型複合作業艇。
 


 こちらは減圧タンク。
 



 潜水作業中、減圧症になってしまった人の治療をするものです。
 
 掃海母艦に装備される減圧タンクに比べるとかなり小型です。



 艇尾には掃海掃討装置が搭載されています。
 



 黄色く塗られたのは機雷処分具PAP-104。
 
 機雷処分具の操作は遠隔で行われ、水中処分員の安全を確保すべく、
 この機雷処分具を使用しての機雷処分が行われます。



 白いのは曳航掃海具のフロート。
 






 海上自衛隊では1990年の湾岸戦争後に
 人的貢献として掃海艇部隊をペルシャ湾に派遣。
 



 多数の浮遊機雷を1件の事故もなく処理して
 日本の掃海技術の高さを世界に示しました。
 



 我が国近海においても、いまだに先の大戦で
 米軍が投下した機雷が発見されています。
 
 一般船舶の安全航行のため、
 掃海艇の任務はまだまだ重要です。
 







Posted at 2015/08/24 21:35:45 | トラックバック(0) | 自衛隊イベント | 日記
2015年08月18日 イイね!

幻の特攻基地

 
 2015年8月18日(火) 晴れ
 




 鹿児島県南さつま市の
 万世特攻平和祈念館に訪れました。
 

 

 日本三大砂丘の吹上浜に、
 昭和十八年夏から十九年末にかけて
 

 陸軍最後の飛行場、
 『万世陸軍航空基地』が建設されました。
 

 この万世飛行場は終戦間際のわずか
 四ヶ月しか使われなかったので
 『幻の特攻基地』といわれています。
 
 当時の遺品や関係資料を、
 特攻隊員が最後の地となったこの地に展示し、
 これらの遺品、記録を後世に残し、
 恒久の平和を祈念するように建てられたのが当祈念館です。






 館内には吹上浜沖から引き揚げられた、
 日本にただ一機の『零式三座水上偵察機』が展示されています。
 

 

 十二試三座水上偵察機として愛知航空機により開発され
 昭和十五年十二月に日本海軍に兵器採用された水上偵察機。
 
 零式三座水上偵察機諸元
 ・乗員:3名
 ・全長:11.49m
 ・全高: 4.70m
 ・翼幅:14.50m
 ・総重量:3,350kg
 ・動力:三菱金星43型空冷式複列星型エンジン14気筒
 ・出力:1,080馬力
 ・最大速度:367km/h
 ・航続距離:最大3,326km
 ・実用上昇限度:7,950 m
 ・武装:7.7mm機関銃×1
 ・爆弾:60kg爆弾×4または250kg爆弾×1



 この機体は第六三六海軍航空隊・偵察三〇二飛行隊の所属機で、
 昭和二十年六月四日福岡の玄海基地から 
 
 
 沖縄方面の夜間索敵のため発進し、
 帰途に敵機の追撃を受け応戦し、
 

 燃料切れで吹上浜沖に不時着、
 塔乗員三名は田布施海岸に泳ぎ着いたそうです。 
 

 五十年近く海の底に眠っていましたが、
 平成四年八月に吹上浜沖から引き揚げられました。
  
 





 知覧特攻平和会館でも有名な子犬を抱く特攻隊員の写真は、
 じつは万世の飛行場で撮られたものです。
 
 昭和二十年五月二十六日に撮影されたもので
 翌日早朝この若き特攻隊員の方々は
 南方へと出撃され、帰らぬ人となりました。
 



 万世の飛行場からは
 十七歳の少年飛行兵を含め、
 二百一人の特攻隊員が
 

 『祖国を護るため』を合言葉に、
 
 沖縄の空に飛び立っていきました。
 


 特攻隊員には遺骨はありません。
 しかし、この世に書き残した遺書があります。
 

 死を間近に控えた隊員たちが肉親、
 愛する人達へ宛てた最後のメッセージ、
 
 その『至純の心』を綴った『血書』や遺品、
 遺書などが多数展示されています。






 祈念館の外観は、パイロットが生まれて初めて飛んだ
 練習機『赤とんぼ』の複葉型を模し、
 

 大屋根には平和を祈る合掌をイメージした
 大空に憧れの『複葉合掌型』の形をしています。
 


 萬世陸軍戦没者慰霊碑
 

 


 碑文

 昭和十九年太平洋戦争の戦局はとみに悪化し
 すでに決定的段階を迎えんとしていた。

 ここ加世田市吹上浜の地に、戦勢転換の神機を期すべく
 地元民学徒ら軍民一致の協力によって、
 本土防衛沖縄決戦の基地万世飛行場が建設された。

 昭和二十年三月二十九日より終戦に至るまで、
 陸軍特別攻撃隊の諸隊、飛行第六十六戦隊、
 飛行第五十五戦隊の若き勇士たちは祖国護持の礎たらんと、
 この地より雲表の彼方へと飛び去った、一機また一機と。

 征きて帰ざるものあまた、あるいは空中に散華。
 あるいは自爆、壮烈にして悲絶。
 その殉国の至誠は鬼神もこれに哭するであろう。

 終戦以来幾星霜、ここに祖国はその輝かしき復興をとげた。
 われら生き残りたるものと心ある人々は
 英霊の魂魄を鎮め、その偉勲を称えんがために、ここにこれを建立する。

  昭和四十七年五月二十九日
 

 




 慰霊碑は昭和四十七年に特攻隊の慰霊顕彰を目的に建立され
 旧町名『万世』をも意味する『よろずよに』と刻銘されています。
 
 慰霊碑自体は沖縄の方角を向いていますが
 慰霊碑の中の特攻隊員が東の方向を向いているのは
 再会を誓った九段の方角なんだそうです。


 平和な現代に生きる私たちにとって
 想像もできない時代。
 
 
 その中で『特攻』という悲劇があったことを
 私たちは忘れてはいけません。
 
 彼らの尊い犠牲の上に
   今の平和があるのだから。。。 






 ----------------------------------------------------
  万世特攻平和記念館 
   鹿児島県南さつま市加世田高橋1955-3
   大人300円 小人200円
   9:00~16:30(閉館17:00)
   無休(12月31日~翌1月1日休)
 ----------------------------------------------------

 



Posted at 2015/08/18 22:19:55 | トラックバック(0) | 戦争遺跡巡り | 日記
2015年08月01日 イイね!

DDG-173護衛艦こんごう

 
 2015年8月1(土) 晴れ




 大分・別府港へ

 海上自衛隊艦艇の

 一般公開に行って来ました。



 今回一般公開された艦艇は、護衛艦こんごう』。
  



 『こんごう』型護衛艦の1番艦

 DDG-173 護衛艦こんごう』。
 

 


  
 1993年3月就役の護衛艦『こんごう』は

 海上自衛隊初のイージス艦です。
 

  



 艦橋正面には高性能20mm機関砲CIWS。
 



 SPY-1Dフェーズド・アレイ・レーダー。
 
 


 127mm54口径単装連射砲。
 

  



 護衛艦こんごう救命浮環。
 



 Mk41VLS垂直発射装置。
 
  
 スタンダード・ミサイルSM-3。
 



 艦首甲板に29セル、艦尾甲板には61セル。
 

  SM-3の1発の値段は20億円!
 



 68式324mm3連装短魚雷発射管HOS-302。
 



 対艦ミサイル・ハープーンSSM連装発射機。
 


 
 艦橋後部には高性能20mm機関砲CIWS。
 



 艦尾には自衛艦旗。
 



 DDG-173護衛艦こんごう
  

 

 この日の別府は快晴!
 

 



 一般公開にはたくさんの行列!
 



 護衛艦こんごうの建造費は約1,200億円!
 

 

 建造は三菱重工業長崎造船所。
 



 第1護衛隊群第5護衛隊に所属し、

 定係港は司令部のある佐世保です。
 



 別府国際観光港では今週末も

 艦艇一般公開が行われます。
 
 


 



Posted at 2015/08/01 10:26:02 | トラックバック(0) | 自衛隊イベント | 日記

プロフィール

「4年ぶりの。。。 http://cvw.jp/b/346326/40723817/
何シテル?   11/17 14:21
愛車紹介ではガーデニングをテーマにした『FLOWER&GARDEN』のページや戦争遺跡・近代化産業遺産などの史跡巡りのページをUPしてます。 『おすすめス...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/8 >>

       1
2345678
9101112131415
1617 1819202122
23 24 25 26 2728 29
30 31     

リンク・クリップ

TANABE SSR Professor SP4R 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/02/09 11:53:02
DEPO US サイドマーカー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/12/17 17:54:11
KYO-EI / 協永産業 ワイドトレッドスペーサー 25mm 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/12/13 18:44:19

愛車一覧

マツダ ロードスター マツダ ロードスター
ロードスター RS RHTに乗っています。
その他 その他 巡視船巡り (その他 その他)
海上保安庁巡視船艇、海上自衛隊艦艇船舶等のフォトギャラリーコーナー♪
その他 その他 戦争遺跡巡り (その他 その他)
戦争の『生き証人』である戦争遺跡が語りかける平和の尊さと悲惨さ。 人の記憶は失われても、 ...
その他 その他 ガーデニング (その他 その他)
我が家の『FLOWER&GARDEN』のページです。 緑と触れ合う暮らし、そこに生まれ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation