激動の昭和初期展 戦争遺跡見学ツアー行橋市編 その①

行橋市稲童地区の戦争遺跡説明看板。

築城海軍航空隊に隣接するここ稲童地区では
丘陵地帯にかけて誘導路・掩体壕がつくられ
飛行場とつながっていました。
そのため稲童地区では構造物や遺構などの
戦争遺跡がたくさん残されています。

稲童地区地下通信司令部壕。

この地下壕は敵の空襲から築城海軍航空隊の
情報通信機能を守るため、基地の周辺の地下に
数箇所造られた壕のひとつです。

ひっそり佇む住宅街、その民家の庭先に
このようなコンクリートの塊が。
これが地下通信司令部壕西側入り口。
辺りは草木で覆われほぼジャングルでした。

入り口は網で覆われ、地下に通ずる階段の
入り口までしか見ることが出来ませんでした。

一号掩体壕では補修工事や整備が進む中、
ここは放置されているようで少し残念です。

こちらは東側入り口。

数年前の台風でこのように崩壊したそうです。
入り口は網で覆われ、地下に通ずる階段の
入り口までしか見ることが出来ません。

中をのぞくとこんな感じ。
説明看板の断面図を見ると10メートルほどの階段を
下りて行くと、全長36メートルに５つの部屋が
あったようです。