戦跡巡り◇城井一号掩体壕'12年１月 その③

掩体壕のとなりにある鎮魂碑。

終戦60年目の平成17年８月に
慰霊のため「鎮魂」の碑が建立されました。

宇佐海軍航空隊滑走路跡
平和記念碑設置推進委員会

宇佐市甲飛会
豊の国宇佐市塾
宇佐の文化財を守る会

鎮魂碑を囲むように石碑が建てられています。

飛び立つ特攻機に手を振って見送るように
石碑のモニュメントが建っています。

神風特別攻撃隊として出撃して亡くなった
154名の氏名、出身県を記した御影石の石碑。

風雲急を告げる太平洋戦争末期、
尊き一命を祖国に捧げ、
沖縄の海に散華せし
一五四名の友よ南海の空より
我が祖国の行末を御照覧あれ
　
　　二〇〇八年 四月 六日

航空隊滑走路のコンクリート片。

終戦後コンクリートの滑走路は人々の手によって
ツルハシやハンマーではがされ田んぼに
戻されました。

森山地区にある、中型掩体壕。
森山地区の掩体壕は他の９基の掩体壕よりも大きく
一式陸上攻撃機の格納用だと言われています。

　　　高さ 　　　 9メートル
　　　幅　　　　 40メートル
　　　奥行き　 23メートル