AEM等の空燃比計やその他諸々は、ロガー出力としてシリアル通信機能を備えているものがあります。
純正のAFセンサーがリッチ領域で使えない以上、この辺の社外センサーに頼らざるを得ません。
しかしながら、romraider等のロガーに社外センサーを接続する方法を解説した記事・動画はおそらく国内にはなく、海外に数件ある程度です。自分もそれを頼りに恐る恐る試した身なので、誰かの助けになればとここに方法を記しておきます。
以下はAEM 30-0300互換品、Romraider loggerでの解説になります。
STEP1 用意するもの
・USB-RS232C変換アダプタ
この手の変換は使用しているチップによって相性が出たりするので超安物はやめておきましょう。今後のことを考えるとPL2303GTってチップ使ってるやつを買うとよさそうです。
これとか
・RS232C DB-9 メス側コネクタ
こういうのを買うといいです。テスターがあるならハードオフで適当な100円くらいのケーブルを買ってきて加工してもいいかと。
STEP2 配線関係

トラストさんが出してる説明書より引用
基本的にこの図に従って配線していきます。

メスコネクタの裏から見るとこんな感じです。
ここまで準備できたら次は変換ケーブルのドライバをPCに入れます。
指定のドライバをインスコしてください。このときこの変換ケーブルのCOMポート番号を覚えておいてください。
STEP3 動かす
PC ー 変換ケーブル ー RS232Cコネクタ ー AEM の順で接続します。
romraiderでplugins>AEM UEGO AFR[9600]を選択後、さっき覚えたCOMポート番号を選択します。
この画面にはありませんが、AEMのみ接続するときは左上のECU,TCUのチェックを外すといいかもです。
External sensorsの9600なAEMを選択すると、右に画面やらが出てきます。この時点ではまだ0表示かと思います。
ここで大事なのが、Enable COM port Auto Refleshをオンにすることです。デフォルトではオンになくて僕はこれに気づかず沼りました。(画像はオフの状態です。)
ここまでできればこんな感じで動くようになると思います☆
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2024/10/25 01:38:36