2022年07月22日
以前、ヨーロッパのコンパクトハッチバックを乗り継いでいる時から、スバル車には関心がありました。20年くらい前でしょうか(だいぶ昔やん)
その頃は、VWゴルフやシトロエンZXなどの、剛性感が高く、直安がしっかりしていて足が良く動くフラットな乗り味が好みだったので。
ただ、国産でもスバルやマツダ車は少しそれに近い感じの車を作っているのだろうなーとは思っていて、興味半分で当時、レガシィツーリングワゴン(BP)やマツダのアテンザスポーツワゴンなどに試乗したりして。
その時印象に残ったのがレガシィツーリングワゴンで(確か2リッターのNAのDOHCだったかOHCだったか忘れましたが)、へー日本車でもこんな乗り味の車があったのかと。ステアリングのどっしり感やシートのかけ心地はゴルフやシトロエンにはかないませんでしたが、車体全体が路面にフラットにへばりついているような安定感や、ソリッドに曲がっていく乗り味がとても印象に残りました。
また、その頃勤めていた会社の営業車がインプレッサスポーツワゴンのNA1.5の4WDで、遠出の出張で乗ることがたびたびあり、レガシィツーリングワゴン試乗の時に感じた路面へのへばりつき感やコーナーリングの良さ、フラット4エンジンの滑らかな回転フィールが同じように感じられてとても心地よかったことが記憶に残りましたね。
しかしそれでも当時はヨーロッパ車が好きでしたのでスバル車に乗り換えるまでは至りませんでした。たしかスバル車のシートの座りごこちが気に入らなかった記憶があります。
で、そこから20年、車を所有していない期間もだいぶありましたが、この度初めてスバル車を迎えることになりましたと。
両親が高齢になり、昨年、関東から実家にUターン。
新たな職場は山形市なので宮城と山形を頻繁に往復する必要が出てきたこと、仕事で大きな荷物を長距離運ぶ必要が出てきたこと、日常生活の中で両親の送迎、
雪国での安心安全な走行、私自身50代後半にさしかかり運転感覚が劣化してきていることを踏まえ、安全支援システムがしっかりしていること、そして限られた予算という条件の中で見ていくと、もうスバル車しかありませんでした。
それで最終候補にあがったのが実はアウトバック2.5iアイサイト(BR)でした。この車はなぜか心惹かれるところがあって、決してデザイン的に優れているとは感じないのですが(ファンの方、オーナーの皆様失礼!)見れば見るほど愛着の湧いてくる外観と、スバル車に共通するどこか「凛」とした端正なたたずまい(たぶん車高の高さかなー)が良くて。
しかし残念ながら荷室が条件を満たさなかった。
仕事で商品を大量に運ぶ必要があって、それが入る寸法ではなかった。奥行も天地も足りなかったのですね。
ここだけはゆずれない条件だったので、あー、もうスバル車では無理なのかなー、安価な国産のボクシーなミニバンを買うしかないのかー、フラット4に乗りたかったなーなどとしょんぼりしながら帰宅する途中、ふと、目のまえにエクシーガがいたのです。
「あれ?このスバル車、ノーマークだったけど、背が高いな、荷室広そうだな、でもミニバンのような腰高感ないな。これ、ありなのでは?」
正直、今回の荷室条件がなければエクシーガが候補にあがることは無かったと思います、というのは、全体のフォルムやリア周りのデザインが好きではなかったから。しかし荷室の物理的な条件を満たすのはエクシーガしかないと。
それで早々に中古店に行きエクシーガの実車を確認。
「やばい、荷室かなり広い」「シートが思いのほかしっかりしている」「FB25もいい感じ」「外観も見慣れてくると愛着が湧きそう」と好感触。
そして何より価格がとってもお手頃。
あー、もうエクシーガさんしかないねとなりました。
ちなみに本当は2.0GTアイサイトが欲しかった。
EJ20ターボの不等長の排気音がとっても好きだったので。
しかし燃費は悪そうだなと。仕事や私生活で実用車として乗り倒す予定なので、ハイオクかつ燃費の悪さは地味に効いてきそうだなと。いうことで、ドコドコ音は「今回は」あきらめました。。「今回は」。。
走行9万キロ越えなので、ショックを一式新品に交換するかどうか迷っていて、納車後しばらく乗ってみて我慢できなかったら変えようかなと。
しばらく行けそうならば2年後の車検まで(11~12万キロ行くか?)我慢しようかなとか。
ちなみに、事前にみんカラさんで学習していたので、STIのタワーバーとフレキシブルリアサポート(STIのフランジボルト含む)は納車時に装着済みで仕上がる予定。
納車後は、お約束のクランプスティフナー交換とFメンバーフランジボルトとリアメンバーの残り2本のボルトを交換しようかなと。
それにあわせてショックを交換するかどうかは、乗ってからの判断ですねー。
マフラーも社外製に交換するかどうか迷っていたのですが、ネットで調べると柿本改さんやフジツボさんの適合マフラーはいずれも低いこもり音が室内に響くようなので、長距離の高速走行で聞き続けるのはおじさんにはキツイかなーという判断で導入を見送る予定。
いずれにしても8月頭の納車が楽しみです。
Posted at 2022/07/22 07:45:51 | |
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