
昨年8月から乗り始めたエクシーガ ですが、初めて雪の季節を過ごしています。
東北はスバル車が多いのは本当で、ここ山形でも他県に比べてスバル車は多いと思います。
その理由は言わずと知れた雪道での走行性能の高さですが、まさにこの冬それを実感しています。
スバルで長年培われてきた卓越したAWDの制御技術が故なのでしょうけれども、乗っていて思うのはやっぱり、水平対向エンジンの低重心とシンメトリカルなレイアウト、視認性の高さなどの基本的な車の造りが貢献していると感じますし、何よりブレーキが良い!これは本当に良くて、踏み初めからじんわりと穏やかに効き始める滑らかなタッチが雪道などの滑る路面で本当にコントロールしやすいです!
納車から半年で約8,000キロ乗りましたが、スバル車の良さというのは乗れば乗るほどじわりじわりと感じられてくるもので、知らず知らずのうちにこれまで所有した車の中でも、たぶん1番お気に入りになってしまいました^_^
スバル(エクシーガ)の良さを、ちゃんと感じたままにリアルに言葉で説明しようとするとなかなか難しい。
たぶん断片的にここが良い!とか説明できない類の良さだから。つまりどこかが突出してしているのではなく、全ての要素が全体の中でつながり、バランス良く機能しているので「とにかく安心して運転できる楽しくて良いクルマ」という当たり前の言葉に帰結してしまうのである。
たぶんこれはエクシーガだけではなく他の方のレビューなどを見るにスバル車全般に貫かれているものなんだろうなと。
癖がないけどジワリジワリとくるクルマなんだなあ。
この間マツダのcx-60のXDハイブリッドに試乗して感じたのは、マツダ車というのは「ドライビングプレジャー」をゴールとしてあらゆる術を導入して造りあげているんだなあと。
これに対しスバル車というのは「安全な移動・運搬の道具」という生活そのものに関わる安全性、実用性をしっかり実現するというのが根底にあって、その上で動的質感などの趣味性も表現しているように感じられる。
マツダはクルマ好きの嗜好にかなりフォーカスした割り切った車づくりをしているのに対してスバルはあくまでも「人の生活」を主としてそれをどれだけ道具としてサポートできるのかというところに重きを置いているような、そんな感じ。
極端な言い方をすれば、
マツダ車は「玩具」でスバル車は「道具」か。
マツダ車は「刺激」でスバル車は「安心」か。
もちろんスバルにもS4やBRZなどのスポーツ車もあるし他のメーカーに比べれば全車ドライビングプレジャーはマツダに匹敵するくらい高いレベルにあると思うけれども(だから車好きが好むメーカーなんだろうけど)根底に流れている思想というか想いがマツダとの違いかなと。
「車はあくまでも人や生活を支える道具である」というスバルの”オトナなわきまえ感”がとても気に入ってます。
燃費より生きていてなんぼ^_^
(と、思わせる車)
Posted at 2023/01/21 09:39:07 | |
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