
シルバーがシブ美しい、レヴォーグレイバックにチョイノリ試乗。
アウトバックよりひと回り小さいにも関わらず、セカンドシートを倒した時の荷室容量がそれほど変わらないところに魅力を感じ、もしかしたらアウトバックよりも色んな意味で良いかもしれないと期待しての試乗。
まずボディ剛性の高さに驚く!
エンジンをかけて走り出しのひと転がりで「あれ、これすごい」とはっきりわかるボディの張り。
タワーバーとか、スティフナーもいらないやん、と感じるくらい、これまで乗った車で1番固いボディと感じた。
それと、軽いけれどしっかりスムーズに操舵するステアリング。
踏めば十分なパワーのCD18エンジン。
決して柔じゃない足回り。ネットでは結構ソフトとか言われてたけど、僕はそう感じなかった。充分に引き締まった足回りだった。なんなら段差でゴツっとくるくらいの場面も。
ボディが強いから衝撃が逃げない感じ。減衰も早いけど。
荷室は広大、出来の良いシート。後席も広い。
外観も写真よりカッコよく、取り回しもしやすく、日本で乗るにはジャストなかんじ。
でもねー。なんだろう。
ちょっと全体的にタイトな感じというのか、遊びがないというのか、リラックスして乗る感じではなかったのだよね。
それと、アウトバックに乗った時も感じたCD18エンジンのフィーリングの違和感。
音かな。あまり好きな音質ではない。
フロントから結構室内に入ってくる。
室内がかなり静かとの噂だったけど、それほど感じなかった。今乗ってるエクシーガと大きな違いは感じなかったかな。
そんなこんなで期待した割にはラグジュアリーではなかった。
これならばアウトバックの方が取り回しが辛いけれど良いかなと。
といってもアウトバックもCD18エンジンだもんなー。パワーやトルク特性への不満ではなく、シンプルにエンジン音の不満かな。
これならば、一つ前のFB25のアウトバックの方が良いかもしれないなとか、クロストレックの2リッターeボクサーのほうがフィーリングはよかったかなーとか、もうすぐデビューするストロングハイブリッドはどうなんだろうかとか、いろいろ妄想を膨らまして楽しんでました。全然車を買い替える予定は無いのだけど^_^
ところで、エクシーガの乗り味って、過去最高に気に入っていて、乗るたびに喜びが湧くというかなり稀有な経験をしているのだけど、スバル車のこの乗り味は、ずいぶん前からだいぶ高いレベルにあったんだろうなと感じる。
水平対向エンジンとシンメトリカルAWDの組み合わせによる楽しくも接地安定感のある絶妙な乗り味は、最新のスバル車だろうが十年前のモデルであろうが基本は変わらない。
だったら、エクシーガとか古いアウトバックを中古で安く手に入れて好きなようにカスタムして楽しんだ方がコスパ良いし楽しいかなーとか思ってしまうな。
エクシーガのアイサイトバージョン2でも、私的には充分過ぎるほど運転をサポートしてくれるし。
Posted at 2024/05/30 19:38:35 | |
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