
何か、暦の上って何だ?と思う今日この頃…もう秋だそうだw
6月上旬に銀座山野楽器に注文していたナガハラの木製フルート頭部管が入荷した、と連絡があった。
ナガハラ…って、永原氏が立ち上げたメーカーで、フルートメーカーの聖地、 Bostonに工房がある。なので、海外発注で、ヘタすれば半年…と言われていたので、2ヶ月は予想外に早かったことになるw
仕事が終わり、銀座へ向かい…7時半頃に到着、閉店まで1時間。
山野楽器のよいところ…発注した以外のものも在庫として取り寄せる。注文したのはグラナディラ材のモダンカットのものであったが、クラシックカットも取り寄せてくれて、試してよい方を…とのこと。安くはない在庫を抱えるわけで、経営としてはどうよ…と思うが、客の立場からすればとてもありがたい。なので、なんだかんだ、年間ン百マソ買ってしまっているわけだが…
早速試奏…2本ともジョイントは若干ゆるめながら調整なしで問題なく使用可能だった。さすがに同じメーカーだわな。
で、皮革…理屈ではモダンの方が音が大きく、クラシックは音量は小さいが音色はきれい…なはずであった。
実際に試すと…両者とも木製ならではの柔らかい音色を奏でるので悩むところ…。
あくまで皮革だが…モダンの方が音色が粗野で少々荒く感じる。加えて3オクターブA以上の音色はかすれがちな印象…ま、自分が初心者というのがベースにあるがw
が、クラシックの方はとてもきれいな音色で、木製頭部管のすばらしさを実感できる。粗野な部分はない。加えて最高音Cまで問題なく出る。さらに、音量に関してもモダンとの差は実感としてはなかった。ホールなどでは違うのかもしれないが…。
で、短い試奏時間であったがクラシックの方に決定。ついでだったので…中古のシェリダン(銀製、ライザー金)とブランネン(銀製。ライザー金)の頭部管を試奏。前者は澄んだ音色だが…低音部の発音が弱い印象だった。何より、自分のナガハラ頭部管(銀製、ライザー金)と比べて弱々しい印象であえて購入する意味合いはない感じ。ブランネンは…太くて入らずでしたw
写真は上から付属のナガハラ頭部管、中古で購入したナガハラ頭部管(Galwayモデル、リップ金製、ライザープラチナ製)、今回購入のナガハラ木製頭部管(グラナディラ材、歌口クラシック)です。Youtubeあたりで音をupできればよいのですが、人にさらす腕前もないので現状自己満足で(汗)
Posted at 2013/08/09 01:12:56 | |
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フルート | 日記