
個人的に好きなメーカーのひとつに、ブレーキメーカーのPFCがあります。
(自分も現在は使ってませんが、あまりに使っている人が少ないのがちょっと不思議だったり・・・)
そのPFCのHPにも
公式ブログがあるのですが、時々すごくためになることが書いてあるんですよね。
昔のブログがトラブルで消えちゃったらしいのが残念です・・・
で、以前こんなことが書いてありました。
「これいいですね」
リンク先を読んでいただければ分かりますが、キャリパーの温度は200度以下になるように対策をした方が良いみたいです。
高くても、230度以下とか。
それを超えるような状況になると、キャリパーが開きやすくなってしまうとか。
では、まず現状を確認しましょう。
ってことで、PFCのブログでも紹介されえいるディクセルのサーモラベルをキャリパーに取り付けてみました~
(良いものはライバルメーカーのものでも良いという姿勢は、いかにも技術屋っぽくて好感が持てますw)
で、結果はといいますと、
致命的な欠陥に気づきました・・・
ST205オーナーはよくご存知だと思うのですが、純正キャリパーは表面に細かい凹凸が沢山。
そこでサーモラベルを貼る前は、しっかり貼り付けられずに途中で剥がれてしまうことを気にしていました。
(最悪の事態は、剥がれてパッドとローターの間に挟まってしまうことですかね?)
幸いにして、その点はサーキット走行でも問題なかったのですが・・・
しばらく使っていて気がつきました。
どうも、凹凸のせいでサーモラベルとキャリパーの間に空気の層が出来ているっぽい・・・
つまり、ちゃんと熱が伝わってない。
そんな状態では、もちろん正確な温度など測れるわけがないですよね。
ブレンボとかの表面がつるつるなキャリパーだったら良かったんでしょうけど・・・
ただ、よく写真をみていただけると分かるように、200度以上の領域でも若干変色が。
この感じだと、おそらくキャリパー温度は200度を超えているんじゃないかと。
まあ、実際キャリパーは既に開き気味なんですけど(笑)
とはいえ、今後キャリパーを交換するにしても温度対策をしてからが良さそうってのは、分かったので良しとします。
そんなに高い商品ではないので、↑のようなデメリットを承知の上で試してみるなら面白い商品ではないかと。
しかし、このキャリパーの色はおかしいですよね。
普通こんなに赤くないと思うのですが・・・
ブレーキダストが焼き付いちゃったのかな~
Posted at 2010/06/07 23:29:41 | |
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