
相方のロードスターのウォッシャー液が途中で出なくなった。
フロントウィンドウが汚れている時は結構頻繁に使うので、てっきり終わってしまったのかと思い、後日補充しようとボンネットを開けたら、ナミナミと入っていた💦
となると、ノズルの詰まり(出ている途中で途切れたのだから殆ど可能性はないかと)か、電気系の接点不良かな?となったのだが念の為にググってみたら、roadsterとしてはよくある事象みたいで、むやみに押し続けるとポンプが壊れるともあった。
仕方なくディラーに持ちこんだのだが、やはりポンプユニットの故障で交換だという。
それは後で交換に行く事で直るから良いのだが、新車の保証期間は3年だが、相方の車は今回のポンプユニット迄は無償修理するが、以降は保証しないと言われた。
担当の営業マンは親切で良いのだが、メカニックは自分の領分に立ち入られるのが嫌みたいだ。
以前にも言われたが、エンジンルームにSPが付いているのが気に入らないみたいというか、話を聞く限りでは、今は全てコンピューターに依存し過ぎてしまっていて、間違っても口には出さないが自分でも分からないと言うのが正直な所だろうか。
電球をLEDに交換しただけでも抵抗値が変わってしまって、エラー表示となるなんてのは、昔から聞く話ではあった。
更に今の車はblackBOXの依存度が増えてしまって、配線が沿って走っているだけでも影響がでるみたいで・・・
そういう意味では、全く弄りがいがない💦
何の気なしにお喋りユニットのKITTのSWを入れたらパイロットランプが付かない? これだけはイグニッションのON,OFFに関わらず作動させる事がある為、バッ直にしてあるので動かない事はないのだけれど・・・と、調べ始めたらご丁寧にこそっとヒューズが抜いてあった🔧
今の診断用のコンピューターがどの程度、外部の影響を受けるのかは不明だが、昔長男が自動車関係の学校に通っていた当時、学園祭になると必ず先生が、学校所持の旧車を展示する為に引っ張り出すのに長男が頼まれたと言って居た。
長男は縁あって免許取り立てで37レビンに乗っていた事もあり、キャブ車の扱いには慣れていた物の、教える先生でさえキーさえ捻らずにボタン押して動く車以外は、キャブ車のエンジンさえ掛けられないという状態だった様です。
また、あの当時でさえ、ロータリーエンジンがまともに弄れるのは、今お世話になっているディーラーの工場長だけと言う話もあった。
そんな長男がネッツに努めて後、長男が見つけてきて私が買ったハイエースのナビの何だったか? 問題があり修理が出来るかと長男の店に出した事があった。
見た長男曰く「手が加えられている車は受け付けられない」との答えで、不思議と思いナビを引っ張り出してみたら、驚いた事にずぶの素人配線! 半田付けもなく、部分的に絡めただけの配線がしてあった⁉
昔の〝腕が勝負の修理工場“ならどんな細工をされた車がきても、何とでもしてしまうのが当たり前だったし、旧車の世界では無い部品は他車の物を流用したり、無ければ作ったりと腕さえあれば何とでもなった物なのに、現代のblackBOXで武装した車は、既にメカニックの腕云々(逆に個人のスキルが入る部分さえないのかも)なんて時代錯誤の世界観は関係ないのかもね
その後「工場の流れ作業じゃないんだから、テスター当ててblackBOXの交換だけの流れ作業」は嫌だと、彼はネッツを辞めたのだが・・・
あそこで、黙ってヒューズを抜いたメカニックに「レーダーの配線は影響ないの?とか、ドライブレコーダーの配線は大丈夫なの? エンジンルームに配線這わせるのにどの部分に何cmまでなら良いの? 」と聞いた所で、それは所詮無理な話
長男より若いだろうメカニックが答えられるのは「手を加えたのを全て戻してもらわないと分からない」としか言えないだろうね。
そう考えると、普通に、その辺のお父さんが乗っている車でさえ、レーダー探知機、ドライブレコーダーは当たり前な中、素人配線でミラーから配線が垂れて居たりするのはよく見かけるが、あんなのも含めて(ピラー内を這わせて他の配線への干渉を考えると、その点では見た目は置いといて“〇”かもしれないが)、一切の手が加えられない状態の個体がどれだけあるか? またそれだけを相手に殿様商売ができるからディーラーなのだろうと思うのは邪推なのか?
今回、相方のロードスターを2か月程後輩の所に修理で預けたのだが、何度電話がかかってきた事か・・・勿論、その都度出向いて行って説明したのだが
無線機関係とか、お喋りのKITTの配線回り、レカロのサイドエアバックキャンセラーに関して、STOPランプに連動させたウィンドブロッカーのLEDとか、たまたま後輩に頼んだから分からないのはその都度聞いてくれたけれど、ディラーなら何が何だかわからないから、一切撤去され兼ねない所だったろうと今更に、想像しただけでも恐ろしくて、胸を撫でおろした次第。
こちらとしても、第三者に少しでも手を加えられた時点で何が何だか理解出来なくなってしまう。
自分でも、後で修理なんてなると、何をどうしたんだっけ???
という部分から調べて、思い出さないと始められない中、第三者が見て理解する事は絶対に不可能なはず
今や、乗っている人は勿論、修理する人でさえも既に理解不能となりつつある車のコンピューター介在
アナログな旧車に惹かれるのは、けしてノスタルジックなだけだからでは無いのかもしれない。
車でさえ人と同じ様に温かみがあった時代・・・昭和
人が憧れるのは、そんな事も反映されているのかもしれないね
Posted at 2024/01/14 09:31:21 | |
トラックバック(0) |
くるま関係 | 日記