GOODYEAR EfficientGrip Performance 2
■購入経緯
新車装着タイヤが5年5万kmを超え、車検の検査員の方からそろそろ交換目安と指摘されたため、新しいタイヤ探しをはじめました。
なお、当モデル エスクード4代目はハンガリーで製造される輸入車となるので、新車装着タイヤも欧州生産らしくコンチネンタルのContiEcoContact 5となります。
エスクードの足回りとコンチネンタルタイヤの組み合わせは、欧州向けらしく中〜高速域ではカッチリ感・安定感が感じられ、非常にスポーティな乗り味でした。ただその一方、街乗りのような低速域ではゴツゴツ感が強く、今回のタイヤ交換を機に乗り心地の改善を図りたいと考えていました。また、ザラザラした舗装路でのロードノイズも比較的大きいことも課題でした。
■この銘柄を選んだ経緯
今回タイヤ銘柄選びを行うにあたっては現状の走りの良さを活かしつつ、乗り心地とロードノイズを改善させることを念頭に銘柄選びを行いました。
最初に候補に挙げたのはミシュラン プライマシー4です。近年発売された最新モデルでも新車装着となっているケースが多く、各所でのレビュー評価も高いため、走りの良いコンフォートタイヤとして一番マッチングが良さそうな印象でした。ただ、いよいよ注文を行う段階で、昨今の供給量の不安定さや10月にタイヤ値上げのアナウンスも影響してか、該当のサイズの納期が未定とのことで、今回はプライマシー4は見送ることになりました。
なお、昨年には後継モデルのプライマシー4プラス、燃費性能に特化したeプライマシーが発売されていますが、プライマシー4と比べると高価で、評価もまだ不明ということでこちらも見送りました。
プライマシー4の代わりとなるタイヤ銘柄を探す中で、欧州タイヤレビューサイトや第三者機関のテストで非常に高い評価を受けているGoodyear EfficientGrip Performance 2を見つけ、今回購入しました。
■製品レビュー
タイヤ交換作業直後に車を走り出すとすぐに感じたのは乗り心地の良さです。路面状況が良くないザラザラした舗装路でもざらついた感触が無くなり、フラットな乗り味に変わりました。例えるならば、段差を乗り越えたときに「ドン!」が「トン」ぐらいの挙動になった印象です。
前のタイヤがエコタイヤだったということもありますが、静粛性の面でも路面状況を問わず以前よりロードノイズが低減したように感じます。ただ、国産メーカーのプレミアムブランドのような圧倒的な静音感ほどではありません。
走行性能の面では、一般道〜高速道路での使用のみでの感想ではありますが、転がり抵抗が低いのか以前よりもステアリング操作がやや軽くなり、空走距離も長くなった印象です。ウェットグリップ性能はまだ雨天で試せていないため不明です。
応答性は、過敏すぎずダルすぎない適度なバランスでここらへんの絶妙な塩梅がおそらく欧州での高評価につながっているのだと思われます。
プライマシー 4とは純粋な比較は行っていないのであくまでも予想になりますが、高い走行性能と乗り心地の良さ、ほどほどの静粛性で、それぞれの性能が高いバランスの取れた良いタイヤだと感じています。結果的にプライマシー4ではなくこちらを選択したのは正解でした。メーカーによればライフ性能も高いとのことなのでしばらくは高い満足度が続きそうです。
ここまで大きな欠点が無い万能なプレミアムコンフォートタイヤですが、グッドイヤーは販売チャネルが少なく、入手性が低いのが唯一のデメリットです。レビューも少なく、ネットショップでの価格も割高なのでなかなか手を出しにくいです。リアル店舗の方が意外と安い可能性もあるので、気になる方は探してみてください。
■その他情報
製造地 ポーランド
製造年月 2021年46週
購入価格 | 76,160 円 |
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入手ルート | 実店舗(その他) |
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パーツレビュー件数:5件
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