公道復帰前整備 (ホイール/ブレーキ/塗装/椅子/メーター)
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
12時間以上 |
1
一見マシそうに見えたシートでしたが、座面の下は錆に侵されて痩せ細って薄くなっていました。呆れ果ててハンマーで軽く下から叩いてみたところ、ゾンビ映画のゾンビの首みたいにスコーンと綺麗に飛んで行きました。
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ブレーキドラムの中は汚れているだけで特別傷んではいなさそうでした。ブレクリでどんどん綺麗にし、残った錆は錆び取り (リン酸のやつ) でどんどん取っていきます。ウエスに錆び取りを染み込ませてはっつけておき、しばらくしたら剥がして擦るというのを繰り返すと、かなり落ちました。
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ベアリングは完全に固着しているものもあれば、渋くなっているものもあったので、全て交換してしまいます。内掛けベアリングプーラーを購入しました。
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奥に入っているサークリップもいい加減取りにくいので、先細ラジオペンチを買って取りました。
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元の比較用を取り忘れました。これはスポークに銀色タイプの錆転換剤を筆塗りしたところです。クロム部分にも塗って後悔したので、その部分は塗料落としで落としました。
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わかりにくいですが、ビフォーの写真です。
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ちなみに収穫したベアリングはこんなかんじ。ZKL CSFR と書いてあります。ZKL は社名で、現存するベアリングメーカーです。CSFR はチェコスロバキア連邦共和国だと思います。30年間 (実働は長くなさそうですが) 野外で働くと、こんなふうになるんですね。
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スロバキアではこの明らかに長さの違う二つの襟巻きのついた筒を同一の部品とみなすそうです。
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また、パンク修理してもすぐパンクしてしまうので不審に思っていたのですが、よく見ればこれも原因ははっきりしています。このスポークの根元が完全に突き出ているのが、チューブを刺し殺しているのでした。
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リムバンドを貫通するスポークの悪意。というかこのホイールでどうやって今まで1616kmも走ったんだ?意味不明です。
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リムバンドを新品にしてもやっぱりパンクするので、飛び出てる部分はパテに埋もれてもらうことにしました。これでパンクはひと段落です。
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内側のブレーキシューはメタクリ風呂で綺麗になりました。
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速度計は針が根元から折れており、元々ほとんど読み取れなかったのですが、車体から取り外した衝撃で、残存していた根元の部分も砕け散って、完全に針がなくなりました。
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缶を開けるようにゆっくり少しずつこじ開けていくと、やがてすんなりとガラス窓付の蓋と本体に分離します。
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良い針の代わりがなかったので、食品包装に使う紙なら耐水性もあるだろうと、適当に切ってはっつけてみました。サルミアッキの箱の赤です。見やすいね。窓をつけた後は、こじ開けたかしめをペンチで戻し、隙間を埋めるため、液体ガスケットを塗り込んでおきました。
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すでに退色が進んでおり、錆の浮いたところをやすったら星空みたいになってしまったので塗装します。
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黒い塗装が残ったり残らなかったりというところまで剥いだので、サフを薄く吹くだけでは下地のマダラがそのまま見えます。
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仕方ないので丁寧に厚塗りしてみました。
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なんとかなったようで、近づくとまだ不満が……。まあいいや。
元の色に戻さなかったのは、
1. 車体を全部塗り直したくないので、色を合わせるのが大変 (元の色番号もわからないし、そもそも退色している)
2. なんか現地の人も銀黒とか赤黒とか適当な色に塗ってがち
3. シルバーの塗装の練習がしたかった
4. てかこのマットブラック一色の原付って愛想がなくて好きになれなさそう
などの理由です。もっと愛嬌のある色にしとけばよかったかも
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車体もやすったらもうダメっぽい
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スイングアームも同様です。
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色を合わせるのがめんどくさいと言ったところですが、仕方ないので似た黒を選んで塗装していきます。
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できました!
ベランダ作業ですが、どうにかなってよかったです。
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プラスチック系はPPバンパースプレーで塗りました。シャッキとしたとおもいます。
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というわけでこんな感じまで仕上がりました。
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