
シャシーはフォードEUCDプラットフォーム(ヨーロッパフォードのCDセグメント用シャシー)。
ボルボとフォードの共同開発だと書いてあるのを見ましたが、ほぼフォード主導だったんじゃないかと思う。
エンジンには、フォード製ecoboost1.6 直列4気筒直噴ターボエンジンに、ゲトラグ(フォード傘下)製パワーシフトと呼ばれた湿式6段デュアルクラッチ・トランスミッション
このDCTで悩まされている方も多い噂はみるが、私たちのV60は、いわゆる「当たり」だ。
このDCTは、先祖?には三菱ランエボXで採用された「ツインクラッチSST」があるが、こちらも故障が多いとの噂は聞いている。
パワーシフトは6DCT450 DPS6、TCーSSTは6DCT470 SPS6、型番も近いが、どうやら一部部品は共通のようだ。
実質、兄弟くらいの親等数の近さだと思う。
エンジンのecoboost1.6(volvoではB4164T)は、フォード フィエスタSTやクーガに採用されていた、素性は良さそうだが、これらより大きい、Dセグメントでこれを採用した、V60とのセットアップだと、2000rpmはできればキープしたい。
どノーマルの状態であれば、特に2〜3速では、1500rpm以下では悲鳴のようなエンジン音が聞こえていたので、ほぼマニュアルでシフトしていた。
とは言え、上も4000rpm以上は回りたがらないエンジンで、こちらが躾けられてしまう特性だ。これは悪く捉えず、この回転数の内で走る分には十分なトルクと比較的穏やかなエンジン音で走れて、こちらも大人になれる、そんなクルマだと思う。
マイナーチェンジ版V60は、顔つきがオーソドックスでハンサムになって、もちろんこちらのデザインの方が好きだ。
このオーソドックスでハンサムな顔つきにはどんどん惹かれていて、長く付き合えるデザインとはこう言う事だとボルボにどこかで言われているようだ。