カラーは「エンバーブラックメタリック」当時はエクステリアカラーとインテリアカラーは組み合わせが決まっていて、
で『エンバーブラックメタリック』には「ソフトベージュ」の内装という事だった。
むしろ、このソフトベージュの内装がとても良く。
このクラスで白やベージュのインテリアが珍しく大きな決め手の一つだった。(このセグメントでは白シートの設定自体珍しい)
上質なレザーシートは、各方面、レビューで褒めちぎられている通り、とても良く、実際、長時間の運転も疲労が少ないと感じています。
また中古車だったので、既に使い込まれ、レザーが、ちょうどいい柔らかさになっていたのも相まって、シートの良さには今だに感心し続けている。
センターコンソール は、当時スカンジナビアデザインだと、何度も目にした、たしか、2000年台のボルボは、あのコンソールが中空にあるようなデザインを全車に採用していたと記憶している。
フローティングコンソールと記憶していたが、正確には「フリーフローティング・センタースタック」と言うらしい。
真ん中の人型のスイッチはエアコンの吹き出し口の選択だけのモノ。ずいぶん大きなスイッチだが、これもボルボの伝統のデザインだと後で気づいた。
エクステリアは、この当時、ボルボのラインナップ全て、一気に同様の顔つきに揃えた。
このマイナーチェンジデザインは、実質的には、スティーブ・ポッターが担当しており、最初はXC60のみの担当だったが、彼の在籍中に、ボルボはフォードから吉利汽車(ジーリー)へと売却、大きな転換があり、そんな事も上であってか、人事上の理由で、60シリーズ全ての担当になったとの事。
元々のマイナーチェンジ前のデザインはスティーブ・マッティン(2000年までメルセデスベンツに在籍)。
だが、マッティンは、2009年にボルボから去っているので、発売される頃にはデザイナーが変わっていた様です。
そこで、1998年入社以来、ボルボのスティーブ・ポッターは、この間、唯一、一貫してボルボに在籍していたので、かなりインタビューを受けていたのではないでしょうか?
このマイナーチェンジの間にもポッターの上はピーター・ホルベリーからトーマス・インゲラートへの交代があったらしい、ポッター曰く、「このフェイスリフトは2012年初頭に完成していて、インゲラートはプロダクトモデルクオリティに関わった程度。」「デザインで言えばホルベリー時代のプロジェクト」という記事を見たことを記憶している。
ちなみに、ピーター・ホルベリーは、ジーリーへ異動。
トーマス・インゲラートは、現在のボルボ ラインナップのデザイン(トールハンマーライトのシリーズ)、彼は、その後のVOLVO CEO、現在はPolestar CEOだとか。
そうそう、そう言えば、ベンツと間違われた経験がありますw
でも、元々メルセデス ベンツにいた、マッティンはマイナーチェンジ前のデザインなんであまり関係なかったかなw
マイナーチェンジ版デザインは、ワイドで水平基調を表現する事を全車に施し、説明するのに何度もエレガントと言う言葉を繰り返し使っていました。
スティーブ・ポッター解説のXC60
https://www.youtube.com/watch?v=PFBtZpR3nWo
荷室は、ボルボのロングセラーヒット作、V70を思い浮かべると狭いと感じるかもしれない。それでもV60はシューティングブレークライクなデザインを2011年からやっていたことこそ称賛するべきだろう。
P.S
初代レヴォーグになんとなく似ていますw
レヴォーグは、2013年11月発表2014年4月発売
V60のマイナーチェンジは、2013年8月とほぼ同時期、どちらかがパクリと言うことではなく、時代のデザインということか?