Sタイヤ投入!満を持して臨んだTC2000。36度超の灼熱の中、出て来たタイムは11秒7…。金を出してもタイムは買えぬのか?迫りくる3本目のスタート…。どうするオイラ?
というわけでなにが出来るか、2本目の走りを思い出してながら考えてみました。
まず気になったのがダンロップ~80R~2ヘアまで。
実は1ヘア脱出後3速へアップしダンロップへ進入する際、ブレーキをちょん踏みして前荷重にしていたのですが、それでもフロントが逃げて行ってしまう。なのでフロントの減衰をもうちょっと弱めに?とも思ったのですが、ダンロップ脱出後から2ヘアに至るまでの全開区間では問題なさげなので減衰はそのままに。
攻めるルノ夫さん
ではなんでフロントが逃げるのかね?と考えたところでふと思いついたのがタイヤのエアー圧…。タイヤを組んで貰った際に冷感で1.8キロと指定したので「まあ多分温感2.2~行っても2.5位だと…と高をくくっていた(良い子は真似しちゃだめですね…)ので1本目走行後に再チェックをしておらず…笑。で、近くにいたペンちゃんに「ごめんゲージ借りていい?(買いましょういい加減に!)」と言って借りたゲージがさした圧は…
3.1キロ!!!!!!
(しかも走行後しばらく経ってから)
どーりてフロントが流れる訳だわ…。
ということでフロントを2キロに、そしてリヤを2.2キロに設定。
エアバルブも折からの酷暑とローターからの熱を受けて素手で触るとやけどしそうなほど熱くなってました…滝汗。
1.4Lから絞り出す210馬!エンジンルームがきれいでした、アバルト500
とりあえず空気圧はよし、減衰もとりあえずこのまま行く…。後は…なにかあるかな?
で、考えたのは、某kiku106教授による「とある青猫さんの…」TC2000での走行分析ブログ…、
と、KMYさんとSpreeさんの走り比較&分析ブログ。
「A-PEX通過時=ボトムスピード=ハンドルを切る量最大」
「コーナーリング中のボトムスピードを上げるより、しっかり減速ししっかり加速のV字コーナーワーク」
「最終コーナーでのV字走法*」
*これは実際春のユートレ時(青猫で参加)にKMYさんの真後ろでラインを確認したことがあるのでな~んとなくどんなラインなのかは絵として脳裏に残っていたのだけれど、じゃあそれですぐ出来るか?と言われれば、それは全く違うし、そもそも怖くて出来てなかったワケで…汗
そして…先々週の日曜日にドタ参したチーム椿の走行会@成田モーターランドで頂いた、
「突っ込み杉っ!」
というrsport240さんのシャウト…。
一番時計のR56JCW。推定250馬??
イメージとしては全コーナーでとにかく立ちあがり重視のラインで、減速は速くしっかり、くリっと回頭して、早めに横Gを消してタイヤのグリップを全て縦方向で使う…。タイヤのグリップは縦横どちらの方向に使っても100。横方向で50のグリップを使ってれば縦方向にも50しか使えず…ってやつですな…。もうずいぶん前に初めて参加したユートレ@NATSで教わったコト…。ラジアルではなく、Sタイヤを履いているので、普段のラジアルとは違う走りをしなければいけないのだろうけど、まずはとにかく基本に忠実に!
とにかくうだるような炎天下の下でペットボトルからの水(お湯?)をがぶ飲みしながら、なんとなくフワフワとそんな事を考えてたわけですね。
していよいよ最終枠の3本目!
出走順から偶然先頭から2台目でコースイン。そして先頭を走るのは先々週の成田でもご一緒させて頂いたチーム椿のYNRさん@Golf GTI Pirelli。成田でも、そしてここTC2000でも、ほぼほぼ同タイムであることは確認済みなので、「しめた!これだったら集中してついていけばよいタイムが出るに違いない!」という(またもや)皮算用。インラップ、そして2周目と、コーナーで少し近づき、裏ストレートで離される、という展開。でも決して遅くはない!
と思っていたのも束の間、YNRさんが、「お先にどうぞ…」と譲ってくれ…
して気付けばいつの間にか一人ぼっち…。
この時は「しめた!完全にクリアー取りたい放題じゃん!」というより、引っ張ってくれる人がいなくなってしまってはてどうしよう…、という気持ちの方が強く…笑。
なんでせっかくのクリアラップなのに、とにかく淡々と、かつボーッとしばらく走ってしまい、途中1ヘアの脱出後ダンロップへのアプローチで3速へのアップを忘れてレブ打ちしてはじめてシフトアップ忘れてたこと気付いてみたり…と。
こんなんじゃイカンな…、と、とにかく出走前に頭で纏めた事をひたすら反復練習&実行!
1コーナーで突っ込み過ぎてしまったり、1ヘアのアプローチで必要以上にスピードが落ちてしまったり…、そして一番恐る恐るも頑張りながら周回毎に最終コーナーのV字処理にもとにかくトライ!(&エラー…笑)。
さすがに既に2本も走っているので最後の数周は最終コーナーのアプローチではズルズルとお尻が流れ出すようになってきたものの、とにかく強力なSタイヤのグリップに助けられて徐々に上手く処理が出来るようになり、とにかく今日一番上手く抜けれたかも!と思えた周回の直後にチェッカー♬
結局とにかくひたすら一人旅な3本目でしたが、とにかく今日の中では一番纏める事が出来た!
そんな感触がかなり実感出来ました。
そして出た結果は…
1'10"967!
順位は…3位!!
(でもやっぱり前2台はR56JCW (1'10"059)と500アバルト(1'10"378)
おお〜っ!よっしゃ〜!!
やっとこさサロンさんもやっつけたぞ!どやっ!
と思っていたのも束の間…
次に張り出された総合結果では
3位 サロンさん 1'10'950
4位 CS 1'10"967 (+0"017)
5位 トモさん 1'10"975 (+0"008)
と、とにかく無茶苦茶僅差!
5位のトモさんまで1秒の中に5台が入る接戦でございました。
でも…
ここに立てなかったのは…
悔しいっっっっ!
という事で、また少し涼しくなったら、またここTC2000でリベンヂしたいと思います!
なんか書き出したら長々となってしまい、速い方々が書く、データに基づいた分析もなく、なんか全体的にモワモワーなブログになっちまいましたが…、ここまで読んで頂いた皆さま、おつきあい頂きありがとうございました(笑!
Posted at 2012/09/15 21:01:01 | |
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