
中古のプラズマクラスターを使用していますが、走行中は当たり前のように作動しているので何も気にせずに運転しています。
目に見えるものではないので効果がよく分からないところがありますが、考えて思い当たることと言えば、車から降りる時の「バチッ」とくる静電気がない、嫌な匂いに悩まされない、花粉症の症状が緩和されている、とかですかね。
使っていて不満はありませんが機能について気になったので、イオン式空気清浄機について簡単に調べてみました。
(主にシャーププラズマクラスターの写真や図を参考に使用しています。)
■ イオン式空気清浄機の働き
1:車室内空気環境改善
ウイルスや花粉を抑制し嫌な臭いも消臭したりと、空気環境の改善に寄与する。
2:車室内ウイルス削減
車内に浮遊するウイルスや菌などを分解して除去したり弱体化する。
3:車室内花粉削減
フィルターによる除去とイオンにより花粉を帯電させ落として軽減する。
4:車室内消臭
タバコやほこり等、臭いの元となる成分・菌を分解除去し消臭する。
5:車室内防カビ
イオンが車内のカビ菌を取り込んで分解する。カビの発生を抑制したりカビ臭さを軽減する。
6:静電気の制御
+と-のイオンを放出し車内の静電気と結合して中和。静電気を抑制(除電)します。
なんか、良い事だらけですね。 (?_?)
■ 浮遊粒子の大きさ
車の中に浮遊する身体に害のある異物は色々ありますが、それらの大きさを比較したものを図に示します。
粒子の大きさは 0.1μm~30μmまでかなり差がありますが目で捉えられる大きさではないので実感がありません。
「埃や花粉、飛沫」はフィルターの網目で絡めとることができますが、さらに小さい「細菌やウイルス」は網目をすり抜けてしまいます。
細菌やウイルスを削減・抑制させるのにイオンを発生(拡散)、帯電させることで対処します。
ちなみに、
イオン式は「削減、抑制」レベルまで、オゾン式は「除菌」レベルまで効果があるそうです。
■ プラズマクラスター用イオン発生ユニット
交換用のユニットです。17,500時間が交換時期なので通勤、買い物程度なら長期に使えます。
ユニットには尖った針状の電極が2本あります。
この針の先端に高電圧をかけて+イオンと-イオンを発生させています。
■ イオンの生成
イオン発生ユニットは、空気中の水分(水分子)からプラスとマイナスのイオンを生成します。
電極に高電圧を印加することでプラズマ放電を起こし空気中の酸素分子と水分子を電離させ、陽イオン(H+)と陰イオン(O2-)を発生させます。
■ ウイルスの抑制と消臭
生成された陽(+)イオンと陰(-)イオンがウイルスや細菌の表面に付くと、化学反応により酸化力の強い活性酸素の一種である物質(OHラジカル)に変化してウイルスや細菌の表面のタンパク質から水素を抜き取って分解、不活性化させます。
このOHラジカルが空気中のニオイ分子やウイルス、花粉などアレル物質などと反応することで、臭いの元やカビ菌などを除去、ウイルス・アレル物質を不活性化する効果があるとされています。
これらのイオンは送風などで車内全体に広がりやすく、脱臭、ウイルスや菌の削減・抑制して快適空間を維持します。
■ 芳香剤と空気清浄機の併用
芳香と消臭、相反するものの併用は矛盾していますが、きれいな空気の中でいい香りと言うシチュエーションは魅力的です。
エンジンOFF時(駐車中)は芳香モードで車内を香りで満たしエンジンON時(走行中)は消臭モードに移行し徐々に香りが弱くなっていく…
車内空間をリセットして芳香させることの繰り返し、こんな使い方もいいと思います。
同じ香りに慣れると匂いを感じにくくなることもあります。
香りを強くするよりも、強弱の変化を与えた方が気づきを促し同乗者にも優しくなります。
香りの変化を感じ取れると、より楽しめるような気がします。 (^_^)v
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Posted at
2024/02/15 18:23:10