ドラレコ入替え前の机上確認

車を購入した時に着けてもらったドラレコ UPTY UP-K043が故障したので交換することにしました。
配線を張替えるのが面倒だったので、同じメーカーの同機種のものにするつもりでしたが廃番になっていました。
現行の機種だと配線が合わない可能性があるのでヤフオクで探してみたところ中古品の後継機、UP-K044が見つかり運良く本体と配線で \3410（税込）とお安く手に入れることができました。
外形寸法、外観も同じなので車の配線はそのまま、本体とリアカメラを交換するだけです。
細かい仕様の違いはありますがリアカメラの画素数が 100 ⇒ 200万画素に変わっているのは嬉しいところです。

問題はちゃんと機能するかです。
車では簡単に確認できないこともあるので机上で動作確認をしてみました。

配線と本体のセッティングです。
バッテリーの代わりにDC電源、ACC又はIGN の代わりにSW付き電源プラグを使いました。
回路配線はシンプルです。
私のイメージでは、赤は＋Bで 黄はACCなんですが、調べてみると逆になってるので注意です。

バッテリー電圧を 12.5V、過電流保護として 0.9A以上流れないように設定しておきます。
（取説に消費電流は 12V時 330mA、配線ヒューズは 3Aと記載がありました。）
DC電源のパネル表示は上から入力電圧、入力電流、消費電力 になります。

主な動作確認として①～⑥をチェックします。（細かい設定確認は省略します。）
①．バッテリーを接続したときの動作
②．IGN SWを入れた時の動作
③．映像確認とカメラの切替え
④．映像⇒時計モードへの切替え
⑤．エンジン停止（IGN OFF）時の駐車録画モードへの切替え
⑥．バッテリー電圧低下時のOFF機能

故障している UP-K043をこの机上配線に繋いだところ映像が映らずに電源が入ったり切れたりを繰り返していました。４年間、映像モードで動作していたので十分働いたと思います。

①．バッテリーを接続したときの動作
本体の電源が入り、メーカーマーク表示 ⇒ 映像 ⇒ 駐車モードになります。
（IGN電源が入っていないので駐車モードに移行するようです。）
設定電圧 12.5V、入力電流 240mA、消費電力 3W程を表示しています。

②．IGN SWを入れた時の動作
メーカーマーク表示 ⇒ 映像モード 又は 時計モードに移行します。
（設定で 映像モードか、時計モードを選択できます。）

③．映像確認とカメラの切替え
映像モードにてフロント、リアカメラの切替えを確認します。
解りずらいですが写真の映像はフロント（メイン）・リア（右上）の２画面になっています。
エンジン始動（常時録画）状態を想定しています。

④．映像⇒時計モードへの切替え
映像から一定時間経過すると時計モードに移行します。
時計モードを選択しなければ映像状態を継続します。
エンジン始動（常時録画）状態を想定しています。

⑤．IGN OFF時の駐車録画モードへの切替え
エンジン停止、IGN OFF 状態を想定しています。
映像 又は 時計モードから駐車モードに移行します。
この後、画面はブラックアウト（駐車録画）状態になりますがモニターランプが点灯しています。
ブラックアウト状態（エンジン停止時）ではバッテリーの消費電流は 300mA以下でした。

⑥．バッテリー電圧低下時のOFF機能
駐車モードにて通電状態のまま、電圧を 12.5 ⇒ 12.1Vに下げます。
この時の電圧低下の設定値は 12.2Vにしてあります。
設定電圧を下回るとバッテリーの過放電保護のため本体の電源が切れます。
「ピポッ」と音がなり電源が切れ、モニターランプも消灯します。
電圧は 12.1V、電流値は 0Aになり本体が OFFになっていることが分かります。

結果、①～⑥項まで問題なく動作しています。他の機能も問題なさそうです。
車で使用した場合の耐久性については様子見になります。
中古品ですが安く手に入れることができ良かったです。

■ リアカメラの設置位置変更
本体の入替えついでにリアカメラの位置をガラスの下部から上部付け替えました。
今まではワイパーアームの一部が映像に入ってしまい映像の範囲を削られていました。
位置変更でリアゲートカバーを外す作業が発生したので、予定外でしたが画面の有効範囲が全体になり障害なく綺麗に映るようになったので大満足です。