
第3章 世界に一つだけの花 #1
NO.1に〜ぃならなくてもいい〜♪〜
もともと特別な〜Only one〜♬〜
と、いうことで第3章の始まりです!
初めての冬眠に入ったD-chan号ですが、ツーリングに出かける度に目を細めてセブンを眺めながらあーしたい…こーしたい…、仲間のセブンを見せてもらってこんな感じマネしたいなーとか、ガレージでゴソゴソやりながらここを交換したい…等々、ワンシーズンでやりたいこと帳の内容はかなり溜まっていた。カッティングシートを剥がしたくらいで、前オーナーBBさんからお譲り頂いた時のまま今シーズンは乗っていたのだが、少しづつ僕好みの拘りを吹き込んで「Only one〜♪の〜」って感じでD-chan号を変えていきたいなと思った’98 冬のスタートでした。

実は早速… Demon TweeksやEuropean Specialist Partsなどのカタログから少しだけ英国に注文をしていたのだ。へへへ…! カタログ請求の方法をはじめ羊先輩に注文について色々教えてもらったので拙い英語で頑張った。当時、英国からちゃんと届くのかなーと心配したものです。北海道にはセブンの専門ショップが無かったので地元のミニ屋さんで英国パーツを物色したりもしていたが、この頃は雑誌の広告に載っていた本州のセブンのお店にずいぶんと問い合わせをして欲しいものを探してはちょこちょこと手に入れていたことも思い出す。クライマックスカーズさんやTMレーシング(ティーエム企画)さん、カーズカタオカさん…というショップ名の明細や納品書などが残っておりダイアリーにスクラップされていた。それが遂に海外への注文をするまでになったのだ。やるな…俺。ニヒヒ ^_^ 後には送料が安く済むという事で仲間同士で注文をまとめて羊先輩が代表となって英国に発注してくれたこともあったと記憶してる。
当時 元オーナーのBBさんがくれた、貴重なセブン関係の資料を綴じたファイル。
LOTUS SEVEN(Restoration,Preparation, Maintenance)という本や当時の雑誌記事の切り抜きコピー。
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これが当時とても役立った。
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あの当時の雑誌記事の切り抜きコピー。
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昭和チックなアナログな時代でした。^_^
それからそれから…この時代にはさすがに僕のまわりの環境もメールが普及していたと思われ…Seven MLというものに登録したのもきっとこの頃だったと推測する。確かノッチ君から教えてもらったんじゃないかなー。最初はメーリングって何?という状況でしたが…ナント!素晴らしいものでしょうか。毎日に近い頻度で全国のセブン乗りさんのメッセージが共有されるのです。今の時代はSNSが当たり前になりそんなことには驚きもしませんが、当時北海道という海外に住んでいた僕にとっては、ドラえもんが「せぶんえむえる〜〜」と言ってポケットから出したものとしか思えなかったのだ。セブンのトラブルなどで困った事や部品の事…各地域のツーリング案内など仲間同士情報交換をしながら繋がっていて、冬眠中のインドア活動でも僕にはセブンの情報がいつも溢れているようになっていました。
そう言えばこの時…こんなビデオを入手して色々とセブンの勉強をしていた。
学生時代は全然勉強しなかったのに…。f^_^;
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こうしてあの頃の資料を改めて見ると色んなことが懐かしいな〜。
さて冬眠スタートの話しに戻りますが…まずは車を馬に載せて、タイヤ4本を外し、次いでにフロントとリアフェンダーも外して冬眠準備を整えた。ガレージでの動きに余裕が出た。今となっては自分でも笑えるが、フェンダーを1日一つずつお風呂で洗った思い出がある。こっそり風呂場まで運び、まずは洗い場に立てかけて僕は湯船でいい湯だな〜とフェンダーを眺めながらゆっくり浸かり、その後に裸のまま汗だくでクラムシェルの背中を流してやるのだ!で、ボロタオルで拭き取って脱衣場に一時仮置きしてから自分のカラダを洗ってお風呂掃除という流れである。それをこっそり4回(4日)に分けて行い、よしよしと思っていたところで、妻にバレ、しこたま怒られた。ちーん!(*_*)
それにしても…クラムシェルもリアフェンダーも外してみると思いのほかデカい。冬は屋外で洗うなんて事は困難なので苦肉の策であったのでしょうが、お風呂に入れる発想は小学生低学年レベルであったなーと振り返る。笑
記録写真が無いので、またまた北風先生にお願いして、特別に描き下ろしして頂いた。
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そんな訳で綺麗になったフェンダーくん達はしばらく僕の部屋に並べられ、一緒に川の字で寝ていた。タイヤもWAXで磨き上げ、ホイールも使い古しの歯ブラシでピカピカにし、1本づつ梱包してガレージの隅に積んだ。よしよし!だんだんスペースが広がってきたぞ…という感じで、たとえ吐く息が白くてもこのバックヤードガレージは僕にとって温かい場所だった。葉巻型になったセブンを眺めながら、アイラ系のシングルモルトを傾ける冬の夜…「う〜んマンダム」と呟いたかどうか定かではないが、なんとなく顎に手をあててたのじゃないかなと。
第3章 世界に一つだけの花 #2に続く…。
I ❤︎ Seven.
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2023/06/06 18:38:02