第2章 大空と大地の中で #15
今年最後の走りになるかなー。
ということで…ひとりでお出かけ計画!
1998年10月25日のお話しです。
シーズン最後にして雨… 遂に晴れ男神話が崩れた。残念なことに雨天となったのだが、初雪が近づいてきていることと仕事も追い込みで休みが取りずらい状況で、今季のロングツーリングのリスケは難しいかな〜と思い、幌をセットして思い切ってガレージを出た。先ずは愛別から岩尾内湖を目指したのだが雨だし一人ってことで、のんびり走った。
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愛別町を過ぎたところで1枚。
何の建物だったのだろう?
10月後半の雨天…やっぱり一気に寒くなった感じです。岩尾内湖を横目にしながら、鹿撃ちの安さんと走った楽しいツーリングを思い出した。途中途中で一服して写真を撮ったりして下川から国道を跨ぎ、霧立峠経由で海岸へ出た。小平の道の駅「鰊番屋」でトイレ休憩をとったのだが物凄い海風で早々に避難。幌新から沼田へ抜け、町の外れにポツンとあったスタンドの手動式洗車機でとりあえず軽く洗った。雨は上がり雲の隙間から陽が漏れていて、セブンのボディについた水滴がキラキラしていた。今回は気まぐれコースで走って来たが、北竜町を今日の最終休憩ポイントに定め、ここからは少しアクセルを踏み込んだ。北竜をあとにして深川の町に入った辺りでまた雨だ… のんびりゆっくりな一人ツーリングだったので、あっという間の一年(シーズン)を回想しながら、セブンに乗る喜びを噛み締めて走った1日となった。欲を言えば、幌無しで冷たい風を感じながら走りたかったな〜。
走行距離:361マイル(581km)
そして雪がチラつき始めた11月末…また鹿撃ちの安さんから手紙が届いた。この頃 僕達は文通していたのだろうかと…あの時を振り返る。笑
官僚が出す資料のような黒塗り入りですが…チラリと紹介!安さんらしいユーモアある語りのトーンが好きだ。
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来季また一緒に走るのが楽しみだと思った。
英国風紳士さんやノッチ君に後押ししてもらって、欲しかった憧れのセブンを遂に手にした1998年… 1年が本当にあっという間に過ぎた感じがする。みんなと走ったりお話しして、たくさんのことを教えてもらって、セブンの魅力は更に広がったのでした。
前回の22話で羊先輩のガレージに行った話しを書きましたが、アップ後に貴重な資料を北海道のセブン仲間が送ってくれました!当時の羊さんの記事が掲載されたcar magazine 204(1995.6 JUN)です。僕も持っていたのだけど引越し時に全て処分してしまい手元には無かったのでとても懐かしかった。
記事の見出しは、「幸せな環境で春を待つセブン」と「乗れない半年を充実した時にするために… スーパーセブンの冬眠の場に拘る。」 となっており、雪国北海道のセブンライフを羊さんガレージの拘りにフォーカスして4ページで取り上げられている。
今思えば、乗れない冬眠時期も我がオンボロガレージで楽しく過ごし、春を待つワクワク感が何とも言えない喜びでもあったなーと、この羊先輩ガレージの記事を改めて見て当時を思い出す。そんなこんなで…僕のセブンライフにも初めての冬眠時期が来たのでした。
第3章 世界に一つだけの花 #1 へ続く…。
第2章も終わり… 遂に第3章へ〜!
I ❤︎ Seven.
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2023/07/02 05:34:36