
第3章 世界に一つだけの花 #2
葉巻型にしたセブンを前にさぁ何しようか!
冬眠準備は整えたものの…そうは言っても次々とパーツや部品が我がガレージに常時供給されて来る訳ではないので、ガレージに行っては磨き、ガレージで何か外して来ては部屋に持ち込んで一杯やりながらニヤニヤして磨き…いつしかボルトやネジ 1本1本までもピカールでピッカピカにしていました。エンジンルームはオイルの滲み箇所などちょっと不安にもなりながらチェックして隅々まで拭き取りキレイにした。ボディももちろんきれい磨き、色が剥げてくるんじゃないかと思うくらいやった。笑
冬場は夜な夜なセブン関係のビデオを見ることも多くなり、こんなのも見たてたなー。
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で、ロータスセブンの研究も怠らず。
こんな雰囲気にしたいなーと。

フェンダーに続き…シートも外して部屋に持ち込み、レザーWAXで艶出し!傷んでいるところを補修して元に戻す時は運転席と助手席を逆にセット。助手席には人が乗ることがほぼ無いので均等に経年劣化していくようにね!コックピット内の砂などは掃除機で吸い取り、シート裏の布地やトランク内のカーペットも剥がして綺麗に掃除。インパネまわりも細かく清掃した。時間が出来たらガレージに行き、あまりに冷えた日は家の中でという感じで磨きの作業は冬眠前半戦でほぼやり尽くした。^_^
晴れた休日にはシャッターを開けてマメにエンジンをかけたりもしていたなーと色々思い出す。そうそう!僕のセブンはオールペインティングなので車の底だけがアルミ剥き出しということで、セブンの下に潜り込み、ピカールで光り輝くくらいに磨いたりもしたもんだ。今では歳もとり、すっかりグータラになってしまったのですが、あの頃は磨いてばかりでホント人には見えないところまでやってたなー。
★またまた写真資料が無いのだが、北風先生もお忙しいので、連続して描き下ろしのお願いすることは出来ず… 残念。
磨いてばかりいたわけではないのですが…実は僕、機械オンチでして、エンジン関係は自信がなくあまり触っていなかったのです。でもエンジンオイルとミッションオイルの交換などをチャレンジしたり、オイル滲みのあったタペットカバーのパッキンを交換してみたり、各所グリスアップなどなど誰でも出来るようなことだけれど少しは頑張った。そうそう配線の不安な部分を引き直したりもしたぞ。電気関係は更に特別苦手部門なのに…。(^^;;
当時自動車(エンジン)の仕組みなんて本を読んで勉強した記憶もあるが、KENTエンジンはまさに本に書いてある通りで現代の車とは違ってとてもわかりやすいものだった。確か中学の技術家庭科の授業でもエンジンの仕組みを習った覚えがある。それでも僕には中々エンジン関係の細部まで手を入れるところまでは到達出来ないでいた。
そんなこんなしてる間に冬本番を迎え、ガレージは雪で覆われ、歩く分だけ雪かきをした細いケモノ道のような通路だけがセブンに会いに行く唯一の動線となってしまっていた。
セブンを引取ってからガレージを整えた雪解け時期の苦い経験(※第11話 第2章 大空と大地の中で #3)を教訓にして、なるべく屋根の雪降ろしやシャッター前の雪かきはマメに行うようにしようと思っていたのにすでにガレージは"かまくら化"しており、中でミカンを食べながら1999年のお正月を迎えることとなったのでした。
さぁ!’99年はどんなんだったかな〜と、セブンを引取りに行ったあの日から始まった※第10話 (第2章 大空と大地の中で #2 参照)セブンダイアリー1999を開いてみたら…ナント!? もう飽きちゃったのか記録文は箇条書き程度で、それも7月位からは箇条書きも無くなっていた。笑 買ったものやらガソリンスタンドの明細やレシートなど色々なものが貼り付けられてあるスクラップがメインになってしまっている。え〜!ここからまた記憶を辿りながらの作業か〜。

まぁとりあえず気を取り直して、箇条書き程度のメモを見ると…1999年2月5日タイヤ購入!羊先輩から紹介して頂いたタイヤ屋さんでダンロップSP7をチョイス。少しでもクラシックなパターンをと探していたので結構気に入った記憶が残っている。
2月27日にクラブトランスミッション新年会ミーティングを北竜温泉にて。
SPAXの足回りを入手したのもこの冬だったと記憶していたが、メモにちゃんと記されていた。デーモンツイークスに注文しようとしていたようだが、意思の疎通がうまく取れず、最終的に仙台のPADDOCK PASSさんに注文したとのメモ。どうやって交換したかは全く記憶が無かったがダイアリーには行きつけのガソリンスタンドで雪解け後に行ったと記されていた。98年のダイアリーほど詳細には書かれてはいないが箇条書きメモのおかげで記憶が蘇った。
さぁ!長い長い冬が終わり、いよいよ2年目のシーズンが始まります。
1999年は沢山のセブン仲間と繋がった年だったと僕の脳みそにはなんとなく刻まれている。ボケ防止のためにもゆっくりゆっくり記憶を辿って行こう。
第3章 世界に一つだけの花 #3に続く…。
I ❤︎ Seven.
Posted at 2023/06/10 08:45:56 | |
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