NANKANG NS-2R 195/50R15  

シバタイヤ180からの履き替え(2023年5月末)。
サイズは相変わらず195/50R15です。
ﾅﾝｸﾞｶﾝｸﾞを選んだ理由としては、アジアンタイヤの中では最も剛性があるタイヤのひとつという評判を聞いたからです。タイヤに剛性を求めるようになった経緯についてはシバタイヤのパーツレビューを……

取り付けは手組で行いました。シバタイヤはウォールがグニョグニョなので取り外しが楽でいいですね……。これが国産なんかだと大変です。話をﾅﾝｸﾞｶﾝｸﾞに戻しますと、ウォールが硬いから組みづらいという話をよく耳にしますが、そこまで組みづらいとは感じませんでした。むしろウォールが硬いのでビードが落ちた状態をキープしやすかったです。最後ビードを叩いたり踏んではめ込む時もやはりウォールが硬いのですんなりはまりました。ただそれなりにコツは必要かな思いました。ビードヘルパーは使うべきですね。レバーも3本以上あった方が良さそうです。

グリップについては、熱を入れていない状態では縦横どちらもあまりグリップしません。KR20と体感ではあまり変わらない印象です。熱を入れてからは思いの外食います。RS4みたいに熱の入り自体は悪くないです、アウトラップを適当に走れば熱は入ります。サーキットではシバタイヤ180より良かったです。ただし熱ダレが始まるとピークグリップは次第に落ちていきます。熱ダレはショートサーキットでアタックラップを3周ほど走ると始まるイメージでした。グリップの限界が徐々に訪れるタイプで、スキール音も鳴るので限界がつかみやすいです。また剛性が高く操作に対する応答性もいいので、スライドコントロールもしやすいです。
ここまでﾅﾝｸﾞｶﾝｸﾞのいいところを挙げてきましたが、絶対的なグリップは国産には遠く及ばない(要出典)ので、初心者向けでは無いです。

ライフに関してはTW120というのに最初はビビりましたが、TW180とあまり変わらないか、ちょっと短いくらいだと思います。ローテーションをこまめにすれば1年弱は持つと思います。