さっき名古屋に帰ってきたばかりで、放心状態で振り返りの日記を書いております。
なんでか、夏場に面倒くさい作業をせざるを得ない状況を作るクセがあるみたいで、今回も新潟に帰り自宅で滝汗かきながら車検整備に勤しみました。
11日仕事から帰ってきて帰省の準備をして、翌12日の午前3時半に起床し午前4時に愛知県から出発、同日の午前9時半に自宅に到着。
さっさと荷物をおろして、法定点検56項目ののうち出来ることを自宅でやるんだけど、重要保安部品の点検と機能点検から進めた。
普段からよく使うブレーキ類、灯火類、窓の拭き取り装置などの代表格から点検して、後は作業を進めながら油脂類の目視点検と漏れや配管等の亀裂等を細かく見ていくような流れですわね。
んで!今回はフロントキャリパーOHがメインなわけなんですけど、エアガンを紛失してしまいエア様の力が使えず結局油圧でピストンをソコソコの位置まで押し出さなアカンのです。

こんな感じでね。車高調整レンチもこんな使われ方されるとは夢にも思わなかっただろう…ありがとう。
このようにピストンを出したら、フルードラインを止血してキャリパーを取外しピストンブーツを外していよいよピストンを抜いたのがコチラ…

結構アッサリ抜けたから良かった…
何年か前にOHした自分に感謝ですな。

ピストンは汚れていたけど摺動部分は腐食に至っておらず、油分除去後布で拭き上げて済んでしまった。
流石にパッドを押す部分やブーツが嵌まる溝については腐食しておりマイナスドライバー等を駆使して錆を除去、勿論キャリパーを鉄で出来ている為、水分が溜まる部分も腐食してるから同様に錆を除去してやり、その後グリスを塗布して組み込んでやりました。
後は、マフラーからの排気漏れ点検のついでにクラッチフルードも1人で取替えてやればOKです。
他、日本BRIDEのシートなのに駄目みたいな流れなので純正シートに戻してハイ終了と思いきや右サイドマーカーが点灯しない。
サイドマーカーを取り外すと、腐食により配線が断線していた…
残り僅かなヤル気を絞り出し配線を延長して結線、動作確認をして左右サイドマーカーが点灯する事を確認した。
大事な事なのでもう一度!
確認した!左右サイドマーカーが点灯する事をオレは確認した!!
車検の前日にバタバタとやるもんじゃねーな…
新潟といえど暑いのよ…
普段デスクワーカーの怠惰なオレには厳しいのよどう考えても…
言わずもがな軽い熱中症になるし、愛知には居ない「蚊」に全身の至る所を好き放題刺されるから痒くて寝れなくなるし踏んだり蹴ったりですが、ソコはしゃーなしですな。
エンジンOHの際にカムも入れ替えた為、近接排気騒音がどうも引っ掛かりそうだったので、難燃性の布をサイレンサーに巻き付け押し込みメッチャ静かになった事を感動し終えたら作業を今度こそ!今度こそ!終了。
明日の為に書面等の準備をします。
この時点でグロッキー状態…
端から見たら薄汚い臭いオッサンですわな。

翌日、余裕を持って新潟陸運支局に到着、信越工具様にヘッドランプ光軸調整とサイドスリップ測定を依頼。
サイドスリップは何故かインに振り切っていた為工具を借りてその場で調整し無事解決。
カシャーーーーンと凄い音をたてて振り切って居たので足でも曲がってんのか?と思いましたが調整で済んだのでイガッたです…
前日に用意していた書面と、自賠責保険の更新と自動車重量税と検査手数料と言うなの年貢を納め、印紙と証紙を書面に貼り付け必要事項欄に車検証情報を記載し測定コースに整列。
特にズッコケルことも無くスムーズに対応出来ましたよ。

待ってる間に発炎筒等おもてに出して、ウォッシャーと拭き取り装置の動作確認をして外見検査をまちます。
前のクルマの外見検査が完了し、いよいよワタクシめの番になり、勇んで灯火類を操作すると…
なんと…
左サイドマーカーが突然死した…
なので当然再検となり、他の検査が一通り完了してからサイドマーカーを分解してバルブのキレが無いことを確認しソケットの接点を軽く清掃し無事に復活。
見事通りました。
当日優しくて対応してくれた検査員のおっちゃんとお兄様方!お世話に成りました。
ありがとうございます😊
このボロ180は生産されて30年目を迎えましたが、まだまだ頑張って貰いますよ〜笑笑!
Posted at 2024/09/15 12:56:49 | |
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