
イグニッションにキーを差込み、キーをまわす。
インパネに各種警告灯が点く。エアバッグとABSの警告灯が消えるのを待って
更にキーを回す。セルモーターが回りエンジンが息を吹き返す。低く重厚なV6エンジンの音が心地よい。
タコメーターは千回転をさしている。ゆっくり、皮のシートに身を任せる。
着座位置は少し高いように思えるシートは、それほどホールド感は強くない。
目を閉じて今日のドライブのコースを思い浮かべてみる。交差点の信号、砂のまう畑の脇の道、田んぼの中を抜ける緩やかなカーブ、そして海に向かまっすぐな道。今の時期なら浜辺に面するパーキングも空いてるだろう。そこにGTVを停め缶コーヒーでも飲みながら誰もいない海を眺めよう。
目を開けると、タコメーターは五百回転の目盛りを超えたところで落ち着いている。クラッチを切り、ギアをローにいれる。ウィンカーを右にだしゆっくりとクラッチをつなぐ。
冬の午後の柔らかい日差しの中GTVを走らせる。静かな海に向けて・・・
Posted at 2008/02/17 19:11:59 | |
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フィクション | クルマ