マルチアラウンドモニター対応DOPナビ→社外ナビ交換。
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
アウトランダーの購入契約をした時、気になったのが取り付けらていたClarion製マルチアラウンドモニター対応DOPナビ、QY-7849M-A。年度的にMAX777ベースで三菱マルチアラウンドモニター(マルアラ)対応の三菱車専用仕様です。
Clarionは既に一般向けナビ製造から撤退し、今後のメンテが期待出来ない事から、前々から使い慣れたパイオニア製で現行型ナビCarrozzeria AVIC-RW912に交換しようと思ったのですが…。立ちはだかった最大の難関がこのマルアラでした。
新ナビでのマルアラ対応(どこまでオリジナル機能を踏襲出来るのか)が決まってから交換する予定でしたが、QY-7849M-Aの操作性に段々苛立ってきた事もあり、取り敢えず今のマルアラケーブルを生かしつつ、カメラ機能はバードビュー&バック画像のみにして交換しました。
2
交換前に新ナビケーブルと三菱車用変換ケーブルKK-M05Pを接続して準備。
サイドブレーキ用の電線にクワガタ付けるのは社外ナビ装備の常套手段。
ピンコネクタは新ナビ付属のハンドルリモコン用です。
3
カメラ映像用信号線も事前に準備。左半分はナビ付属のケーブルで、右が自作マルアラ対応ナビ専用ケーブル接続用ケーブル。 RCAコネクタが抜けない様インシュロックで抜け防止しています。
4
センターコンソールの内装を外してDOPナビを外します。
外して後で気づいた痛恨のミス。メモリーカード抜き忘れました。
5
一般販売のMAX777との決定的な違いがカメラの接続部分。
CAMERA-ECUが出力する映像をリアカメラ用の緑のコネクタに接続せずに、MAX777のマニュアル記載のフロントカメラ接続用の5Pコネクタ(赤丸の右側)に、車体のCAMERA-ECUからのマルアラ画像処理された映像信号が入力されます。左側の6Pコネクタが本機オリジナルで、映像でなくバック信号とスイッチ信号が接続されています。
MAX777の取説によると画面右下に“・"マークのオプションスイッチがあり、押すとフロントカメラの映像に切り替える機能があった様で、この機能をマルアラ接続の為にカスタマイズしている様です。
DOPナビを外す前に確認しましたが、通常時に"・"スイッチーを押す毎にバードビュー&フロント映像→左サイド&フロント映像→ナビ画面と切り替わっていました。バック時はバードビュー&リア映像が表示されますが、スイッチを、押すと上記の流れと同じで左サイド&バック→ナビ画面→バードビュー&バック映像とループして表示します(ワンキーでバック時にカメラ映像がキャンセルと復帰出来るのです。要らんと言えばそうなのですが)。
茶色の電線でスイッチの信号をCAMERA-ECUに出力している様ですが、スイッチとバックに関しては信号仕様確認中。
6
DOPナビ用のケーブルを外して行きます。この時、地デジアンテナ用電線コネクタには番号を書いておきます(実際入れ替わっても性能に余り関係ないけど、気分の問題で)。
7
オリジナルのオーディオ変換ケーブルを撤去交換しますが、これにバック信号線が接続されていました。新たに電線を引き直すのも面倒なので既存ケーブルを切ってギボシ端子を付けて接続。
8
GPSアンテナと地デジアンテナはAmazonで見つけた変換ケーブルを接続して新ナビのコネクタに合わせます。面倒な地デジアンテナの貼り直しをせずに済むので、作業時間の大幅な短縮になり助かります。
GPSアンテナは互換性を心配していましたが全く問題なし。おそらくアンテナはOEMなのでしょう。国内で車両用GPSアンテナの製造している会社って、西宮の会社くらいなのかな?
9
マルアラの映像側コネクタに中継用に作成したケーブルコネクタを接続。
このコネクターが曲者で、国産なのですが元々中継用の5Pと6Pは物が無いのに加えてシリーズ自体が既に製造終了。探しに探して見つけた電子部品通販サイトに発注し、アメリカから発送されて来たプリント基板用の物の足に電線をハンダ付けしています。
6Pコネクタ側の緑とオレンジの電線は後々の為に検証用に取り付けた物です(今回は使いません)。
10
HDMI入力用ケーブル。 Pioneer純正でないので本体に取り付けて事前確認。サイズが少し大きかったので干渉する部分をヤスリで削っておきました。
11
ブラケット取り付け用のネジ穴。アウトランダーはN(日産車用)を使います。取り付けブラケットを旧ナビから外して流用しました。
12
各コネクターを接続。
左の逆L字のコネクタが、前に移設したETC車載器(三菱電機製EP-A015B)との接続ケーブルLE-104FF-2LS。Pioneerブランドの ETCは値段が高いのでOEM元の三菱電機製を選択しています。
新しいナビのハンズフリーマイク用のピンが細く、既存ナビと互換性がないので、Pioneer純正品を取り付けています。
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取り付けて作動確認。GPS受信、ETC連動はOK。ただ…パネル開口部より一回り小さいし…。要対応検討です。
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