先日、秋晴れのなかレクサス三鷹にリアショック交換後のLS460を引き取りに行きました。クルマの乗り心地にはけっこう敏感な方(たぶん)なのでどれだけ変化があるのか… 修理費約50万円(自己負担は5000円)ですから期待も高鳴ります。
お店に到着すると丁寧な説明ののち、頼んでおいた交換後の部品をしっかり見せていただきました。やはりリアショックはオイル漏れしていました。ショック上部のアクチュエーターを外すと、サス中央部に黄色いサスペンションオイルが見えます。それは滲み出ているというよりも、完全に漏れた状態でした(上の写真をご覧ください)。
さっそくお店を出て東八通りを西に向かいます。走り出した瞬間、微速での異音がなくなったため、クルマのグレードが数段上がったかのような感覚です。いちばんの成果は、バンプを乗り越えたあと、変な左右動がなくなったこと。交換前は感覚的にリアショックの底付き感に加え、サスが伸びたあとの揺れが収束せず、ドライバーの頭が振られる状態でした。このためサスペンションを「ソフト」に設定すると、左右動がより顕著になるため、多少ゴツゴツするものの「ノーマル」としていました。交換後は「ソフト」でもしっかり安定して走ってくれます。
「これがLS460本来の乗り心地か!」と実感しました。
夕方から今度は大泉から外環自動車道に乗り、三郷へ向かいます。外環は開通から30年くらい経ち、路面に継ぎ接ぎが目立ちます。ただサスを交換したLS460は、まるで路面をなめるように直進します。ものすごい大きな変化です。かつて乗っていたウィンダム(MCV30)の乗り心地を思い出しました。
足回りが滑らかに動くようになったためか、エンジンまでもが滑らかに回っていると感じます。これは不思議なことです。それだけノイズやバイブレーションが人の感覚に悪影響を与えていたようです(ただこんなに喜んでいますが、いつも助手席に乗る妻はそこまで変化を感じないようです…)。
13年も経過している車を買っておいてなんですが、「これがレクサスの最上級機種か?」と、購入当初はある意味落胆していました。それは大きな間違いでした。これぞ上級セダンの乗り心地です。さまざまなクルマに乗りましたが、硬いクルマが苦手の自分にとって、LS460は最上の乗り心地を提供してくれました。これが79万円、やはり中古車選びはやめられません!

Posted at 2022/11/16 22:21:35 | |
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