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2025年10月12日 イイね!

イギリスでレンタカーを借りた

イギリスでレンタカーを借りた2025年9月にイギリスへ訪れた際、公共交通機関が行き届かない地域への足としてレンタカーを借りました。
備忘録として残しておきます。




今回はイングランド北西部の湖水地方へ向かいます。
日本からだと最寄りの空港はマンチェスターになることがほとんどでしょう。

降機してターミナルビルへ入った瞬間から、垢抜けず暗い雰囲気があちらこちらに漂い、ここは地方都市であること、金融以外の産業が低迷していること、ロンドン以外は特に深刻であることを感じさせます。

腹の虫が悪かったのか職務放棄して樹脂製のガードレールを投げたり蹴り散らかす荷物カート回収のおじさんを傍目に、ビルのバス乗り場へ出たらCar Rental Villege行きの無料シャトルバスに乗り、レンタカー会社の事務所へ向かいます。






今回は初めてSIXTにしました。
ドイツ系で他社よりも割高ですが、クチコミ評価が高く対応や車両の状態も良いとのことで選んでみました。
ラインナップはBMWが中心で、その他にVWやプジョー、メルセデス、ボルボ、ヴォクスホール(オペル)、ルノー、シュコダが揃っており、大小問わず車型はSUVが半数以上を占めています。





予約したのはBセグSUVだったため、当初は右のモッカ(プジョー2008の姉妹車)を割り当てられたのですが、受付でなんと「インフォテイメントがついてないのよ」と言うではないですか。
「そんなわけあるかい」と内なる関西人がツッコミかけましたが、レンタカーあるあるでソフトウェア上で機能制限をかけられているのかもしれないと思い至りました。
「CarPlayでWazeを使いたいんだけど、何か他の車はある?」と聞くと、「おろしたての2シリーズアクティブツアラーがあるわ」との提案で左の2シリーズに。

現行BMWはM3コンペに試乗したのが最後で、FFシャシーのモデルとなると5年くらい乗っていませんが、実用車として申し分ない完成度とバランスを持っていた記憶があります。




お借りしたのはBMW 220i Sport Active Tourer。
1.5L 3気筒ガソリンエンジンに48Vモーターアシストの付いた170 ps/280 Nmを発揮し、7速DCTで駆動する日本未導入のマイルドハイブリッドモデル。
日本仕様のアクティブツアラーの内、ガソリン車はモーターアシスト無しの218iのみですが、4ドアクーペの2シリーズグランクーペにのみ220iが設定されています。
同様にX1, X2, MINI各車にもこのパワートレーンの組み合わせが導入されていないのが不思議なところですが、価格低減のためかもしれません。




一つ誤算だったのがこのクルマの装備。
オプションは18インチホイールとレザーシートくらいで、ドがつくベーシック仕様。
日本の軽でも当たり前になってきたACCや車線維持機能、パドルシフト、スマートキー、無線充電器、360度カメラなどは付いていないのです。
今どき欧州でもACC無しを買う層っているのか…




イギリスの車道舗装は日本よりもアスファルトの粒が荒く、また整備状態も良くありません。
喩えるなら名阪国道のような道で制限速度が60または70マイルもあるので、路面のうねりで車体が吹っ飛んでいきそうな場面にも多々遭遇します。

そんな道を走らせていると、ここはMGローバーやジャガー、ランドローバーを育んだ国であり、ハンドリングに優れた欧州フォードや脚がしなやかなフランス車が長年売れてきた背景がよく分かります。
逆に日本の道路は極めて綺麗に整備されているがゆえに、クルマ側で優れた乗り心地や走行安定性を実現させる逼迫性が欧州車ほど高くないことも改めて理解させられるのです。

ここで感心させられるのは、ファミリーカーであるはずのアクティブツアラーが恐ろしいくらい優れたロードホールディングス性とステアリングの舵角に対して適度なフィードバックを見せること。
イギリスでもBMW乗りはかなりの「走り屋」が多い印象ですが、この安心感に支えられてるのだろうと思いました。



今回宿泊した宿の駐車場。
我が220iの他にはトゥインゴRS、ポロ、i30、ティグアン、アテカ、C-HR、RX、RS5クーペ、プーマ、911 GT3、マスタングなど、ここの客層はスポーツモデルが多い印象。
よその急速充電器のある宿では中国製MGやBYDのBEVがとてもよく目立ちました。




湖水地方南部のウィンダミアに代表される主要な村を抜けて北の奥地へ進むと、目を見張るような美しい、されど離合困難な道を延々と走らされます。
ランドローバーやスバルのカタログ、あるいはTopGearで観てきたようなグランドツーリングと呼ぶに相応しい景色です。

ただ、上述したように幅員がところどころ4 m以下の場所も多く、私の腕ではCセグ車までが恐怖心なく運転できる限界サイズです。
愛車XC60では傷付けるか脱輪をやらかしていたに違いありません。

その点、この220iは実用的で快適なファミリーカーでありながらBMWらしい走りのエッセンスも感じられるまさにベストマッチな一台でした。




おまけですが、イギリスは田舎であろうと都市部であろうと、有料駐車場の清算はクレジットカードか所定のアプリが主流です。
今日のイギリスではチップ以外に現金を扱うことがまずありません。

そして、このアプリ清算という制度が極めて曲者で、App Storeの国・地域設定を日本からイギリスに事前変更しておかないとダウンロード不可というジオブロックがかけられた清算アプリでの支払いを指定してくる駐車場も。
しかも場所によっては肝心のSIMが圏外…
単身慣れない土地で駐車場探しに難儀しました。
Posted at 2025/10/12 03:46:45 | コメント(1) | トラックバック(0)
2025年07月05日 イイね!

安楽なファミリークルーザー

安楽なファミリークルーザープレミアムファミリーSUVの定番であり、今日のボルボでベストセラーになるまでの代表車種。当初、V60の購入を検討していましたが、同乗者の快適性やリセールを考慮してXC60に決めました。

前車がアウディA4セダンで、コンフォート、ラグジュアリー路線を意識しましたが、内外装のデザインや装備、車内の快適性はまさに狙った通り。駐車時の取り回しさえクリアできれば、運転の疲労は最小限です。

その一方でパワートレインや足回りは明確にもっさりまったりしており、ドライバーに操作の裁量をあまり与えてくれません。パドルシフトが装備されていないことや走行モード切替が実質ないあたり、スポーティに走りたいという意欲はすっかり失ってしまいました。ファミリーSUVに適度なスポーティネスを求める方は他のブランドへどうぞ。
Posted at 2025/07/05 14:29:55 | コメント(0) | クルマレビュー
2025年06月12日 イイね!

A4を降りることにしました

A4を降りることにしましたコードネームB9と呼ばれる我がA4セダンは2016年式。
この夏で9年目の車検を迎えます。

黒ひげ危機一髪のように日増しに故障リスクが増えていく湿式Sトロニックを抱えてはいるものの、これまで乗ってきたどのクルマよりも自分に馴染み、全方位的に満足できる一台なのです。
本心で言えばアウディの真骨頂であるクワトロのアバントを買いたかったのですが、予算の都合で前輪駆動のセダンとなり、やや物足りなさを感じながらスタートを切ったのでした。

しかし、精緻さを感じるデザインと次世代よりも上回る静的質感、静粛性が高くてウルトラスムースなEA888型エンジン、軽やかな乗り心地と片手を添えるだけで真っ直ぐ突き進むスタビリティを両立させる前後マルチリンクの足回り、必要以上にロードインフォメーションを伝えてこない扱いやすいハンドリング、マトリクスLEDヘッドライトやバーチャルコックピットなどの発売当時としては最先端を行き、2025年の今でも見劣りしない装備内容など、アルファ2台乗り継いで「懲りていた」自分を癒す魅力には枚挙にいとまがありませんでした。
さすがはドイツ御三家の主力車種たるDセグメント、かくしてA4は自分の中で確固たるメートル原器になりました。
されど、少し油断すればメルセデス、BMW、アウディの各社が上がりになって「沼って」しまいそうな魔力をも同時に感じられたのでした。

そのため、昨今発表されたB10型がこなれてくるまでしばらく乗り続けるか、B9.5型のS4アバントかSQ5で同型車をおかわりするつもりでいたところ、今年に入って周囲を取り巻く環境が急激に変化しつつあり、ガレージを整理して新たなクルマが必要になりました。
仕事柄、荷物を積載して長距離移動することもある中で、今後は一台で全ての用途を満たす必要があり、セダンでは心もとなくなることが大きな理由です。

ライフスタイルが変われば、それに見合うクルマも変わる。
至極当たり前の話かもしれません。

これまでの各ブランドとの相性からいずれアウディには帰ってきそうですが、生涯でできるだけ色んな国・地域の文化に触れておきたく、次期車は初めてのブランドを選びました。
輸入車ですので、例によってお得な中古車ですが、その登場時に惹かれたポイントがいくつかあり、脳裏の片隅にはずっと残っていた一台です。

ちなみに、A4は訳あって手元に残ります。
私がオーナーではなくなるのですが、引き続きメンテだけは担当するようなので、来月の車検である程度リフレッシュさせてやろうと思います。

そして、今日は契約を済ませてきまして…



ボディカラーは今度もブルー、そして思いがけず4WDです。


Posted at 2025/06/12 17:25:32 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年01月31日 イイね!

日本導入前の新型A5 (B10) を見てきた

日本導入前の新型A5 (B10) を見てきた


Audi City銀座に新型A5アバントの日本仕様が期間限定展示されていると聞き、出張の帰りに立ち寄ってきました。

A4/A5ファミリーとしては事実上最後の「セダン」となってしまったB9型に乗る私としては、やはりいずれ乗り換える対象になるのか注目すべき一台です。
また、世界的には弱インフレかつ円安で価格上昇の最中、日本仕様のラインナップやOP構成も気になり、話を聞けることを期待して行きました。

簡単にまとめると、次のような案内をいただきました。
ただし、輸入車あるあるで正式発表時や納車時には仕様変更やイレギュラー仕様が発生する可能性はありえます。
また、あくまでうろ覚えの内容ですので、すでに発表済みのUK仕様と照らし合わせながらの記載であることは悪しからず…





<ラインナップ>
・A5 2.0 TFSI 150 psの599万円(税込)がスターティングプライス
・パワートレインは、2.0 TFSI 150 ps, 204 ps クワトロ, TDI 204 ps MHEV クワトロ, V6 TFSI MHEV クワトロ(S5) の4種類
・アバントは概ね25万円高
・初期予約では1st Editionの設定はなし
・デリバリー開始は2月〜3月

<主な標準装備>
・フロントLEDライト
・リアLED+ダイナミックターンライト
・MMI Plus 14.5インチ、バーチャルコックピット11.9インチ
・フロントシートヒーター
・ハーフレザーシート
・ACC等運転支援システム
・4ゾーンオートエアコン

<OPまたは上位仕様のみ装備>
・マトリックスLEDライト+ダイナミックターンライト
・リアOLEDライト
・助手席用MMIディスプレイ 10.9インチ
・マルチアンビエントライト
・ヘッドアップディスプレイ
・B&Oサウンドシステム
・ヘッドレストスピーカー
・Sスポーツシート
・リアシートヒーター
・サイドラミネートガラス
・プライバシーガラス
・調光機能付パノラマガラスルーフ

OPについてはパッケージが何種類かあり、Sラインパッケージも含め、1パッケージあたり複数装備の組み合わせになっていました。

もし自分が購入するとして、B9型の水準を維持しつつ、B10型ならではの新世代機構をオプション装着すると、本体価格で650万円スタートになりそうです。
見込み発注仕様はどんな装備構成で日本に入ってくるのでしょうか。

ちなみに、CクラスのボトムラインがC200アバンギャルドで720万円(!)、3シリーズでは318iの574万円であることを考えると、VGJは意地でも500万円台スタートでA5を輸入したかったと察せられます。





あいにくドアはロックされていて内装が見られなかったのですが、店内奥にSQ6 e-tronがあったので、新世代インフォテイメントを体験させていただきました。
MMI Plusと助手席用ディスプレイはサクサク動きますが、フィードバックはもっとはっきりしていてもいいかなと。
OSがAndroidベースに替わり、音声操作の認識率はスマホ並に改善しているとのことで、タッチ操作に依存しすぎずに済むのはドライバーの負担が減りそうです。

ちなみに、内装のコストダウンが海外のレビューでは批判されていますが、静的質感は豪華さが売りのCクラスに相変わらず及ばず、動的質感は物理ボタンが減ったことで半歩ダウンでしょうか。
インフォテイメントのグラフィックデザインは非常にまとまりがあってドイツ御三家では最も綺麗でした。

営業の方には「見ずに今すぐ買えばいいですよ。お乗りのA4はこの先どんどん壊れる年代ですし」と言われましたが、熟慮型の私としては少し様子見をしようと思います。
Posted at 2025/01/31 16:57:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年08月30日 イイね!

エンジンオイル漏れ

エンジンオイル漏れ


A4のエンジンオイル量がゲージの1/4(200 - 300 mL位?)ほど減少していることに気付き、前回交換から4,500 km走っていたため、翌週にオイル交換の予約を入れました。
どうせ今週末は台風で出かけることも難しかろうと思い、点検がてらボンネットを開けたところ…



オイルフィラーキャップ付近に何かべったり付着していますね〜。
キャップを外すと溝の中までオイル塗れで、密封性が落ちています。
嫌な予感がしますね〜。



カムシャフトマグネットカバーにもオイルが付着しています。
カバーからの漏れか、上から伝ってきたのか、前回交換時や丸山モリブデン付加時にこぼしたのかは不明です。



エンジンカバーを外せば一目瞭然でした。
この量ならタイミングチェーンカバー(写真は上側)からの漏れが主因でしょうが、他にも漏れがないか入庫時に点検してもらいます。

水回りのトラブルが多い個体ではありましたが、とうとうオイル回りも来たか…
Posted at 2024/08/30 16:19:32 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「安楽なファミリークルーザー http://cvw.jp/b/3490560/48525208/
何シテル?   07/05 14:29
他人と同じ車に乗るのは嫌だ!と18歳で手を出した蛇の毒にやられ、今日に至っています。
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