Audi City銀座に新型A5アバントの日本仕様が期間限定展示されていると聞き、出張の帰りに立ち寄ってきました。
A4/A5ファミリーとしては事実上最後の「セダン」となってしまったB9型に乗る私としては、やはりいずれ乗り換える対象になるのか注目すべき一台です。
また、世界的には弱インフレかつ円安で価格上昇の最中、日本仕様のラインナップやOP構成も気になり、話を聞けることを期待して行きました。
簡単にまとめると、次のような案内をいただきました。
ただし、輸入車あるあるで正式発表時や納車時には仕様変更やイレギュラー仕様が発生する可能性はありえます。
また、あくまでうろ覚えの内容ですので、すでに発表済みのUK仕様と照らし合わせながらの記載であることは悪しからず…
<ラインナップ>
・A5 2.0 TFSI 150 psの599万円(税込)がスターティングプライス
・パワートレインは、2.0 TFSI 150 ps, 204 ps クワトロ, TDI 204 ps MHEV クワトロ, V6 TFSI MHEV クワトロ(S5) の4種類
・アバントは概ね25万円高
・初期予約では1st Editionの設定はなし
・デリバリー開始は2月〜3月
<主な標準装備>
・フロントLEDライト
・リアLED+ダイナミックターンライト
・MMI Plus 14.5インチ、バーチャルコックピット11.9インチ
・フロントシートヒーター
・ハーフレザーシート
・ACC等運転支援システム
・4ゾーンオートエアコン
<OPまたは上位仕様のみ装備>
・マトリックスLEDライト+ダイナミックターンライト
・リアOLEDライト
・助手席用MMIディスプレイ 10.9インチ
・マルチアンビエントライト
・ヘッドアップディスプレイ
・B&Oサウンドシステム
・ヘッドレストスピーカー
・Sスポーツシート
・リアシートヒーター
・サイドラミネートガラス
・プライバシーガラス
・調光機能付パノラマガラスルーフ
OPについてはパッケージが何種類かあり、Sラインパッケージも含め、1パッケージあたり複数装備の組み合わせになっていました。
もし自分が購入するとして、B9型の水準を維持しつつ、B10型ならではの新世代機構をオプション装着すると、本体価格で650万円スタートになりそうです。
見込み発注仕様はどんな装備構成で日本に入ってくるのでしょうか。
ちなみに、CクラスのボトムラインがC200アバンギャルドで720万円(!)、3シリーズでは318iの574万円であることを考えると、VGJは意地でも500万円台スタートでA5を輸入したかったと察せられます。
あいにくドアはロックされていて内装が見られなかったのですが、店内奥にSQ6 e-tronがあったので、新世代インフォテイメントを体験させていただきました。
MMI Plusと助手席用ディスプレイはサクサク動きますが、フィードバックはもっとはっきりしていてもいいかなと。
OSがAndroidベースに替わり、音声操作の認識率はスマホ並に改善しているとのことで、タッチ操作に依存しすぎずに済むのはドライバーの負担が減りそうです。
ちなみに、内装のコストダウンが海外のレビューでは批判されていますが、静的質感は豪華さが売りのCクラスに相変わらず及ばず、動的質感は物理ボタンが減ったことで半歩ダウンでしょうか。
インフォテイメントのグラフィックデザインは非常にまとまりがあってドイツ御三家では最も綺麗でした。
営業の方には「見ずに今すぐ買えばいいですよ。お乗りのA4はこの先どんどん壊れる年代ですし」と言われましたが、熟慮型の私としては少し様子見をしようと思います。
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2025/01/31 16:57:33