ClimAir ドアバイザー(フロント・リアセット)  

【再レビュー】(2023/05/20)
早々にドアバイザーの再レビュー、デカール剥がし&装着後のインプレッション。

①デカール剥がし
初回レビュー時に 「他の方がレビューでタミヤのでアクリル系溶剤で、と書かれていた」のを頼りにアクリル溶剤を用意しました。
失敗しても実用上一番ダメージ無さそうな右後部座席から開始。ティッシュを丸めて溶剤を染み込ませてデカールに暫く押し当て、いざ擦って剥がそうと…？？ 全然溶剤が効いてる感じではなく、どちらかというと液体成分でビニールの様な表面が少しふやけた程度で「溶かして剥がす」には程遠い状態でした😱
いくら何でもこれはちゃうやろ？と思い、上述の方のレビューを再確認すると、本文には「アクリル」と書いてあるものの、掲載写真に写っていた小さなボトルには「X-20 エナメル溶剤」の文字がしっかりと…まぁちゃんと写真まで確認してない自分が悪いんですが⤵️
気を取り直して「じゃあこれでもOKじゃね？」と、手元にあった(※)「Mr.カラー うすめ液」(ラッカー系)で端の目立たないところを擦ったところ、特に表面を溶かす様な感じはありませんでした。
※ドアキックガード二代目で文字を消そうとして役に立たなかったもの。
これを確認して、同様の手順を試したところ、アクリルより断然溶けました(デカールが)💡
とは言え、下手にバイザー本体にダメージを与えたくはないとの思いで、ある程度シンナーを押し付けた後は文字のある表面のみを意識して爪の先で注意しつつコジゴジと少しずつ削り取り、露出した糊の層をシンナーで擦り、結果キレイに除去できました♪ その後は同じ手順で他の3枚も除去完了 ⤴️
結論:あくまでClimairに限った話としては、溶剤はラッカー系・エナメル系のどちらでも、余程多量に使用orしつこく擦らない限りは、ダメージはないものと思います。繰り返しますがアクリル溶剤は効果はほぼありません。

②インプレッション
取り付け後に窓を閉じて一週間経過しましたが、ウインドウを閉じると最後にギュッという音がして、増し閉じ？が必要な感じでした。が、これは装着後の外側への引っ張りが足りなかったと思われ、付属の工具で改めて引っ張ったところ、ほぼ解消されました。
ただし、車本来の状態からはパワーウインドウに無理をさせている可能性は十分あります。気になる方は呉工業の潤滑剤「ドライファストルブ」というものを使うのがいい…らしいですよ(精神衛生上も)。
装着後、何度か乗り降りし、またお誂え向きに☂️の中や高速道を走る機会がありました。
バイザーとしての性能は、風がなければ2～3cm程度空かした状態では、基本的に水の侵入はほぼない感じです。雨量が多いとか風が強い場合は要注意なのは言うまでもありません。
また速度域が上がるとそれなりの風切り音がするようになりました。まぁこれは前車でもあったので仕方ないところで、機能性とのトレードオフかと思います。

最後に…装着後、ドアが全体的に重くなったのか？？という感じもします。そのためか、特にフロントドアを開く際に抵抗感？引っ掛かり感？を感じるようになりました。

よくある純正のバイザーと比べると、強度や表面の硬度は高いような感じで、例えば少し乾拭きした程度で薄傷がつくような感じではありません(あくまで自己責任で)。ミラーとの接触を想定の範囲内とするならば、取り付けで失敗しなければ、よい製品だと思います。
とはいえ、ノーマル状態では雨水が付着し垂れることには違いありません。先々は超撥水系コーティングとか試してみようと思います💡