
前回思ったほどの結果になりませんでした。
原液でやればいとも簡単に再現できるかと思いましたが
うまくいきませんね。
薄めず原液(❓)で行いましたが、実車の様にはならなかったのでした。
何故何でしょうかね。
納得がいかないので今度は純正ネジで行います。
塗装の質が違うかもしれません。
実被害が出ており塩がふきザラザラ状態になった部位のネジです

リアバンパーやフロントインナーフェンダーに使われてます。

このネジです。
それでは、始めましょう。
これはプロ業者様の実店舗より購入した原液洗剤です。
FEトレ-ド社製 リモケミ-

前回紙コップでアルカリ洗剤の液が浸透し漏れてきたので、プラスチックにしました。

浸き始め

約11時45分より

変化あまり無い。

10分ほど経過

僅かにあぶくと塗装の剥がれが見られる
画像ではわかりにくいです。

さらに経過

うーむ時間は経過しているが
そんなに変化無し。純正のほうが塗膜強いのか?
原液で、これなら被害は出ない事になるな。
業者は、薄めてさらに5分以内に水洗いしたと言っているし。
業者が正しいのだろうか?
でもこの件についてガラスコ-ティングの専門家にお聞きしたところ。
株K社 様
強アルカリだと思います。
アルカリは溶かす能力に長けています。
ダメ-ジを与える洗剤は業務用では多々あります。
人体にも害があり希釈あやまれば、ものを溶かすものまで出回っています。
表面の塗装やコ-トを剥がしてしまい錆になったのでしょう。
R仙台 様
ブレ-キダストを除去する為に強力な酸性シャンプ-を使用しさらに
洗い流さず放置したのでしょう。
酸性ケミカルは鉄に強く反応するためにブレ-キダストと同時にボルトや
シャフトなどの鉄製パ-ツを酸化させ錆びさせます。
というコメントを頂きました。
考えて見ると、当時白いアルミホイ-ルだったのでちょっとブレ-キダストが
目立つ感じでした、施工店舗は普段アウディやベンツの新車のみしか入庫せず
普段一般の客はいなくて、多分下請け中心のため 真面目にあらうのが本当に
面倒くさくて、(普段新車だけ扱いなので)
禁断のリモケミ-洗剤原液で照射して汚れを溶かすことにした。
それで、すぐ水洗いすれば良かったがなにかの用事で忘れて洗わずに放置し
気が付いたときには科学反応済みで塗装溶けていたと思われる。
なぜ洗いを忘れるのか? それは、これっ泡立たないからです。
原液でも、見た目が水で濡れているようにしか見えないのです。
あと、プロ業者様のいいわけですが、そんな危険な洗剤は扱っていません。
もしそういうものが発覚したらカタログから外されると言っていました。
でも洗剤かけたあと5分で洗う必須があるんだから、十分危険な洗剤だと
私は思うが彼らにとっては、問題無しなのでした。
この洗剤でなったことが無いと自信ありげでいた。
本当は洗いの時短でやったんだろうがその結果がだめでは、どうしようも
ないですね。
これは、某社の業務アルカリ洗剤マニュアルですが、(車用)

なるほど、洗剤放置の乾燥は白化の原因なのでした。
当方は、念のためこのまま長時間原液(❓)を1日放置してみた。
その結果は!!

とっ 溶けてる

地金が出てきました。

洗剤が浸かった部分は塗装が溶けていました。
しっかりと乾燥させ塩吹きザラザラになるか見ましたが、それはなりませんでした。
なんかこの洗剤弱いなと感じました。
薄まっているようだ。

最後に一応検査します。
洗剤に適量試験薬を入れてみると。
アルカリ性ですね。

pH9.5に近い
強アルカリ性ではありませんでしたが
アルカリ性であることが証明出来ました。
この私が購入した、洗剤リモケミはプロ業者の手により希釈されています。
洗剤の検証後店舗にて質問しましたら、本当に原液ですかと聞くと。
原液ですよ。
だって、入れてるところ見たでしょう。と強い口調
たしかに小分けしてるとき店舗居ましたが、作業場ではなく私は、奥の事務所
で待っていました、洗剤のタンクはこちらから見えません。
入庫している車両もありましたからね。その陰で見えないのですが。
まあ、この事件があった後で購入しているので店舗側で水で希釈したものを
わざわざ中身入れ替えていると見ています。
私が原液を使い検証するのを察知して入念に準備したのでしょう?
業者本人がうそをついてしまった関係上ばれない為に工作したのでしょう。
だから質問した時(入れてるの見たでしょう)と言う。
こちらが確認していないのに自分の行動を正当化したいがために見えない
洗剤入りタンクのことを見えたでしょうと言うのです。
いずれにせよ
今回の塗装剥がれは、すべて強アルカリ洗剤によるものです。
そして水洗いしなかったこと。
言い逃れはできません。
洗ってみたらこうなっていた。
キャリパ-は走った熱で変色である。
この洗剤でなったことが無い。
実被害を認めないためのすべて言い訳です。
キャリパ-もネジもデスクロ-タ-のバックプレ-トやタイロッドエンド
すべてアルカリ洗剤の餌食でした。
コ-ティングは、預けて2日ほどで完成しますがこの工程に間違いがあり
汚れを手洗いでは無く汚れは溶かして洗おうとしたのかなと思います。
強力でなければ、塗装部品溶けないからです。
私は、今回かなりダメ-ジ受けたのでこの業者組織がらみのコーテイングは
お願いしません。
前にも書きましたが、本部の指示や統一見解及びケミカルの供給はなく全ての
店舗によって施工方法やケミカルは、ばらばらだからです。
あの有名プロブランドの製品を必ず使っているわけではありません。
本当にがっかりしました、有名どころだっただけにね。
たった一度の洗車でここまでなるのだから、極めて危険な洗剤であることが
わかりましたね。
皆様もこのうような業者の被害のあわないように、くれぐれも気おつけて下さい。
現在の様子
まだらな模様は、アルカリ洗剤による浸透やかけられた洗剤流れ具合によるもの。
熱害では一切ございません。左だけ熱変色?あり得ません。
ドライブシャフトのナットにもメッキを貫通し、そばかす状の染みが入りこすっても
一切取れません。
デスクブレ-キのバックプレ-トは、ほぼつや消しになっています。
元の新品は塗装のつやあります。
新品も今ストックしてますが、つやあります つや消しではありませんでした。
プレ-ト左右ともに表面溶けました。まだ地金でないだけ良かったです。

プレ-トしらっぱしくなっております。
おなじくバックプレ-トです。恐るべしアルカリ洗剤
特に業務アルカリ洗剤取扱い業者には、注意しましょうね。
私もこれ経験してから、必ず業者様に聞いています。