2008年04月03日
S50のヘッド比較
昨日の続きです。
少々解ったようなことを書いていますが所詮はシロートの思い込みですので
大らかな気持ちで読んでいただければと思います^^;
また、ソレ違うんじゃない?というところがあればガンガン突っ込んでください(笑
S50のエンジンはE36と46のM3に搭載されていますが(Z3,Z4系も含み)
VANOSの違いやポートの形状、吸・排気側フランジ形状など
少しずつ変化しています。
(エンジン本体に話題を絞りたいのであえてスロットルには触れません)
そこで自分がこれからの時代にあえてお金をかけてまで
M3Bに乗るメリットをじっくり考えてみました。
当然のことながらスペック的には新しいエンジンほどハイスペックになります。
しかし、趣味(レースや走行会を除き)でクルマに乗る場合大事なことは
フィーリングやチューニングのしやすさ、改造・維持費などだと思っています。
M3Bのいいところはボアが小さいが故のピストンの軽さや
VANOSがシングルであったりDMEが今のモデルに比べ原始的なので
いじった後のセッティングのとり易さもメリットだと思えます。
(プロにとっては難易度は変わらないのかもしれませんが、複雑な制御はコストに直結しますので・・・)
ただ、個人的にE36のS50がE46に比べて素晴らしいと言えるのは
排気フランジの形状とエキマニの集合部の形状とボアが小さいが故にシリンダー間の
隔壁が広く、ヘッドガスケットをワンオフする際の難易度の低さだと思います。
E36の排気フランジは楕円型のまるでレース用のエンジンのような形状をしています。
ここまでやる必要があるのかと思うほどの形状だと個人的には思います。
もっと高回転でピークパワーを発生するE46のフランジ形状は通常の円形です。
またエキマニの集合部までの長さも短くなっています。(車体形状による制限もあると思います)
では逆にM3Bの短所といえば
VANOSがシングル故にトルクバンドを広げにくいことや
圧縮比が低いためにレスポンス、パワーを搾り出しにくいこと
制御マップ領域が狭いために細部までこだわりにくいこと
などが挙げられると思います。
これらの長所、短所、コスト、リスクなどを踏まえた上で
O/Hプランを絞っていくことにしました。
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Posted at
2008/04/03 12:43:53
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