先日のツクバ走行ではブレーキローターから煙が出て
挙句の果てに割れるというところまでブレーキを酷使したのですが
それだけの熱を入れているにもかかわらずフルードにエア噛みはありませんでした。
今お世話になっているショップに出会う前は酸化速度の遅さ・沸点の高さ・値段と入手のしやすさでホンダ純正のDOT4を使用していたのですが
ここのところはずっとレーシングギア(RG)のDOT6.2というフルードを使用しています。
通常のフルードは
DOT-4は、ドライ沸点265度以上、ウェット沸点170度以上
DOT-5は、ドライ沸点270度以上、ウェット沸点185度以上
という規格なのですがこのDOT6.2のスゴいところは
DOT-4は、ドライ沸点320度以上、ウェット沸点204度以上
とかなり優秀な耐熱性を誇ります。
ドライ沸点の320度もスゴいのですがここで注目すべきはウェット沸点の204度です。
一般的なユーザーの場合、サーキットに行く直前に毎回フルードを全交換する方はまれだと思います。
当然そうなれば水分がフルードに混入し沸点が下がる事になります。
レース車両のような完全メンテで走行に望めるならドライ沸点にのみ注目をすればいいのですが
日用ユースに使用するストリートカーの場合そうは行きません。
僕はこのフルードを1年半使用し続けていますが、1度も不満・不安が出た事はありません。
サーキット走行の帰り道にエアーを噛んでふわふわなタッチを経験された事のある方にはぜひお勧めです♪
※メーカーサイトに
レース及び競技専用ブレーキフルードです
と書いてあるのは気にしないでください(爆
Posted at 2009/09/29 00:54:14 | |
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