今回、希少なZのプラモデルを入手しました。

(譲って頂いた方は私にとっては雲上人のような方です。詳細は後ほど)
KIT No.が252-300。昔からのプラモデル愛好家ならおわかりと思いますが、最後の300は価格のはず。つまり、当初は300円でFA13モーターも付属していた。
以前、初期物のクラウンのお手つき模型を入手し、

初期化に努力したことを記載しましたが、あれはどうやら最初期ではなく2番目の物の様だと判明しました。
こちらはKIT No.が252-500。FA13モーターは付属していますが、価格が500円にアップしたってことですね。ここまでは、バリエーションはなく、ボディーの成形色は黄色?と言うか黄土色?
現在、比較的ポピュラーで入手しやすいのはこちらだと思いますが、これがおそらく3期目。

箱絵は初代の物を背景なしにしたんですね。そして紫を追加。
こちらは、オレンジ色のKIT No.がC563-600、紫色のKIT No.がC564-600。何とボディーの成形色がパッケージアート同じくオレンジ色と紫でKIT No.まで異なっています。そしてFA13モーターは別売りになったのに価格は600円也。このときは結構正当なスケールモデルを意識していたみたいで、パッケージの横にはZ360の実車の解説がきちんと記載されている。

それにしても、なんで紫色をラインナップに加えたんだろう?実車には無い色なのに。。。
で、おそらく最終形態がこちら

いずれのキットも発売年は特定できていませんが、おそらく世の中がシャコタンやオーバーフェンダーなどの改造車のブームの時期に、既存のキットに部品(オーバーフェンダー)を足して発売したと推察します。KIT No.はオレンジがC575-600、紫がC576-600です。モーターは当然別売り。部品追加しても価格据え置きなのは良心的か??(まあ、長年金型も使用しているから減価償却もしているのかも)個人的な考えですが、このキットと先のキットの開発はもしかしたら同時期で、この手の改造車に紫色(なす紺とか)が結構見られたからこの色になったのかな~なんて想像してます。
ちなみに、箱のサイズは最初が一番小さく3期目と4期目は同じサイズで一番大きいです。
最後に御礼を兼ねて今回初代キットを譲ってくださった方について。。。
氏自身も若い頃水冷Zのマットブラック、オプションのストライプ入りに乗っており、その後フロンテクーペ等にもお乗りになった後、コブラを所有し、その後もオープンカーがお好きで今は終の車としてフィアットアバルト124に乗っておられます。私の車と模型の愛読書は今はTSUTAYAの傘下に入ったネコパブリッシングのカーマガジンとモデルカーズですが、当初は企画室ネコと呼ばれた会社でした。氏はかつてそこの編集長をなさっておいでで、模型の制作技術も素晴らしく、かつてTVチャンピオンではミニ4駆のチャンピオンにもなられた方です。また、氏がこの会社でお一人で最初に制作したのがZの本だそうです。

そんなこんなで私にとっては憧れの方です。その方とひょんなことでFacebookで繋がり、たまたま氏がヤフオクで出品していたこのキットを私が目にして、連絡を取ったところ快く譲ってくださいました。そんなこんなで。今回入手したキットは私にとっての宝物です。譲って頂き本当にありがとうございました。
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Posted at
2024/12/21 21:57:16