さて、久しぶりに車の話題。
5月末に車検と足回りの整備を終えて戻ってきたマセラティグランツーリスモですが、もう一つ整備をお願いしたTPMSの調整が未完のままでした。
その最後の整備のため先週入庫し、本日作業が完了したので引き取りに行きました。

結論から言うと、中古品はうまく使用できず、結局元々付いていたTPMSに戻しました。
以下、経緯と詳細を今後同じような経験をする人の参考のため記載します。
元々付いていたTPMSはなぜか1週間ほどエンジンをかけないでいると、次回のエンジン始動時にTPMS mulfunctionのエラーが出る持病がありました。
そこで、新しいTPMSに交換しようとしたのですが、すでにメーカーでは在庫切れ。自分のできる範囲のネットでの検索でも新品は10万以上するものが1個見つかっただけでした。やむなく中古で稼働品を探し5万ほどで中古を入手しました。実はこのTPMS、パーツ番号253503なのですが、ユニットにはフェラーリマークが付いていてフェラーリと共通部品。今回入手したものはフェラーリ458から回収した稼働確認済みということで入手しました。

稼働品ということで、復活を期待したのですが、これがなんとハード的には確かにタイヤ空気圧を検知してデータを読み取ることは診断機で確認されたのですが、そのデータを車のシステムに伝達できない(キャリブレーションの指示を受け付けなかったり、検知している数値を表示することができない)ことが判明。もしかしたらソフトがマセラティ用とフェラーリ用で異なるのかもしれないということで、ディーラーでフラッシングと呼ぶプログラムの上書きを試みたのですが、これが受け付けられず、プログラムがプロテクトされているみたいと言う判断に至りました。
以上のようなことで、TPMSの交換は断念。従来品をだましだまし使うことにしました。
とりあえず今はエラー表示なしの状態です。自分の愛車のエラー表示が無いのはやはり気分が良いです。
Posted at 2025/06/27 22:05:28 | |
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