
新型シエンタには、寒冷地仕様オプションを付けています。
寒冷地仕様の詳細については、以下のトヨタのシエンタFAQからPDFファイルでダウンロードできます。
https://faq.toyota.jp/usr/file/attachment/220803_60.pdf?attachment_log=1&object_id=8459&object_type=faq
なんだか、いっぱい項目が並んでいますよね。
私が購入したハイブリッド Z E-Fourの場合、税込20,900円とリーズナブルな価格ながら、かなり有用なオプションと思いますので、どんなものか、ご紹介していきましょう。
【耐チップテープ】
リヤスライドドアの後端下隅に付くプラ製のこの部品です。

「雪道⾛⾏時の⾶び⽯や氷の塊などによる キズを受けやすい⾞両下部の保護を⽬的としたテープ」とのことですが、雪道じゃなくても飛び石はありそうなので、普通に有用かもしれません。
外見ですぐ判りますので、寒冷地仕様オプション付きかどうかの判別に使えますね。
[写真追加 1/31]透明なシートが上手く映っていなかったので写真追加しました。

これで、見えるかな?
因みに、FF車の場合リアのタイヤハウスの前端にマッドガードが付くらしいですが、E-Four車の場合は付きません。
某掲示板にて、寒冷地仕様でリアのタイヤハウスにマッドガードが付いている写真を見ていました。
納車時に確認したらそれが付いていなくて、ディーラーさんに指摘したら、添付オプション欠品か装備の付け忘れか!?っとちょっとした騒ぎになりました。
慌てて、ディーラーさんが確認の問い合わせをしたところE-Fourの場合は、マッドガードが無いのが仕様とのことでした。
【冷却水(LLC)濃度50%】
写真で確認できないですが、そうらしいです。(笑)
【ウィンドシールドディアイサー】

光の加減によっては、見難いですが、ワイパーブレードの直下から、フロントウィンドウ右脇にかけて、電熱線が入っています。

※写真はガンマ補正して見やすくしています。
スイッチの位置が右下隅とちょっと押しにくいのが気に入りませんが、たびたび使うものでもないので、仕方がないのかもしれません。
【ウィンドシールドワイパー】
ワイパーのモーターが強力なものになります。
モーターは、カバーの中にあって、写真は撮れませんでした。
【ウォッシャータンク】
タンク容量が、1.8Lから2.3Lに増えます。
エンジンルーム内運転席側前方にありますが、容量は見た目で判らないですね。

0.5Lとはいえ、多めにウォッシャー液があるという安心感がうれしいです。
【ドアミラー】
ドアミラーにヒーターが入っています。Z、Gグレードの場合標準装備です。
エアコンのスイッチを見るとリヤウィンドウデフォッガーの横にドアミラーのアイコンがさり気なく並んでいます。
【フロントヒーター】
どこについているか不明なのですが、電気式補助ヒーターが付いていて、エンジンが温まるまで、室内を暖めてくれるようです。
アイドリングでもエンジンがあまり動かないハイブリッド車の場合は、必須かもしれません。
【リヤヒーターダクト】
2列目の足下に向けて、運転席、助手席下にダクトが付いています。
運転席側
助手席側
左右ともに、高さ2センチ位のY字ダクト開口部が、フロアマットの直前に付いています。
2列目のフロアマットが浮いていたり、位置が前にずれていると温風は足下に届かないかもしれません。
フロアマットがちゃんと付いているか定期的に確認した方が良さそうです。
【バッテリー】
ガソリン車の場合は、LN2というバッテリーが搭載されるようですが、ハイブリッド車の場合は、元々大きなバッテリーが付いているので、変更有りません。

LN1のままです。
【フロントワイパークランク】
ワイパーの部品がスプリング付きになります。
雪などによりワイパーに無理な負荷がかかった際、部品が変形や破損をしないようにクランク(スプリング)で吸収しワイパーを保護します。
カバーの中にあるため、写真は撮れませんでした。
【ミリ波ヒーター】
フロントのミリ波レーダーの裏側にヒーターが付いています。

シエンタの売りの一つである、先進安全装備を担うセンサー群の根幹部品ですので、着氷雪で機能不全にならないよう、是非とも付けた方が良い装備と思います。
寒冷地でなくても、寒い日には、とても有用な装備が含まれています。
中には、ハイブリッド車だと必須と思われる装備まで含まれています。
このオプションを選択されることを、強く、お勧めしたいです。
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新型シエンタ | 日記
Posted at
2023/01/29 16:20:54