
中学の時ビートルズが好きだった私に「ビートルズもいいけどストーンズもいいぜ」と友達がカセットを貸してくれた。
そしてその中の1曲 (I Can't Get No) Satisfaction にやられました。
あれから既に45年以上経ってしまいました。その間にメンバーが辞めたり、亡くなったりもしてますが先般素晴らしい新譜を出してくれました。相変わらず転がっています。転石、コケはむしません。
せっかく車の中でもいい音が聴けるようにしているので、CDではなくハイレゾダウンロードしてどこでも聴けるようにしています。
運良く何回かコンサートに行くことができましたが、たまたまその時に住んでいた札幌でのコンサートは格別でした。もう時効でしょうから書きますが開催前にNET上で観客が集まらないので某レコード店でチケットを配っているという噂が飛び交ってました。えっ? 嘘でしょと思ったものの確認のためそのレコード店でLPでしか持ってないアルバムのCDを購入。恐る恐るチケット貰えるんですか?と聴いたところ何枚入ります?と逆に聞かれでは2枚と言って貰ってしまいました。既にアリーナ席を持っていた私はそのチケットは会社の後輩に渡しましたが、流石にびっくりしましたね。
またここまでの大物のコンサートは初めての札幌、警備も手薄で途中でセンター花道を舞台が移動するのですがその際にアリーナ席のほとんどの人が席を立ち、その移動舞台の脇まで大移動。アリーナの端にいた私も走ってすぐ側まで行きもう目の前で彼らが演奏するシーンを見ることができました。その後はその場で最後まで立って見てました。
彼らもおとなしい日本人が警備を振り切って大勢の人が大移動するなんて思ってなかったのでしょう、結構面白そうにそして嬉しそうに演奏してたように見えました。
さらにサービス精神旺盛なミック・ジャガーは途中で「サッポロニキテ、ナマラウレシイ」と北海道弁で言ってくれたり、曲の途中で「Are You Ready, SAPPORO」X3と叫ぶは、最後は「マタクルゼ!」と言ってくれるわで、この公演の海賊盤を聴くたびに今でもワクワクしています。
今回の新譜は旧メンバーのビル・ワイマンの演奏や亡くなったチャーリー・ワッツの録音が使われたり、古くからの友人であるポール・マッカートニーまで参加しているとのこと。
そしてポールといえばビートルズの新譜まで発売されました。
還暦過ぎたジジイには最高の1年でありました。