
こんにちは
gc8の冷却水が漏れており、修理する過程でインマニを外す必要がありました。他の方の記事を見ながら進めましたが、オルタとパワステ系を付けたままインマニを外せる事が分かったので書いてみることにしました。
まず、自分のgc8 F型はエンジンブロックの上に冷却水が溜まるタイプの冷却水漏れをしてます。熱が入ると漏れ始め、エンジンを切ったらドバドバ漏れる特殊タイプです。
下から覗くと、エンジン下のジャッキアップポイントからボタボタと漏れるのも特徴です。

逆にラジエーターやホース類から漏れてる感じは無いです。
調べた所、ラジエーターのアッパーホースを両バンクに繋げているウォーターパイプ(海外ではCoolant crossover pipeなどと呼ばれている)とエンジンブロックとの接続部にあるOリングから漏れている事例と症状が一致しました。
海外の方でアウトバックのoリングを交換している動画がありました。
ではインマニの外し方を説明します。
1. バッテリー、タワーバー、インタークーラー、エアクリ、アクセルワイヤーを外します。

途中の写真あんまないですごめんなさい!
2. ロアホースを外して冷却水を抜き、インマニ横のクーラントのタンクを取ります。
この時インマニの真ん中から出てタンク下に繋がるホースを根元から取るとインマニ外す時に少し楽になります。
3. 燃料ホース3本と、インマニの裏に繋がる冷却ホース2本、インマニ裏中央に繋がるブローバイホース1本、左右ブローバイホース一本ずつ、サクションパイプに繋がるブローバイ系のホース類(1番太いホースはウェイストゲイトのリターンホースで抜かなくて良いです)

反対側にも冷却ホースがあります。
などなど、その他小さいバキュームホースも外します。
4. コイルのケーブル、インジェクターケーブル、助手席側のインマニ裏のコネクタ類を外します。
5. サクションパイプの固定ボルトを取りますホースクランプも緩めます。
6. インマニボルト12mmを緩めます。サクションが邪魔所は角度がつくラチェットのエクステなど使い緩めて取る。
助手席側の一番手前のボルトはラチェットを抜く時にソケットを落としやすいので注意
7. インマニを持ち上げる前にゴミをエアーで飛ばします。
8. ここは2人で作業して下さい。
助手席側を高めに持ち上げると、サクションパイプがひねられ抜けそうになります。それで運転席側も持ち上げると簡単に取れます。

ちょっと上げてゴミが入らない様にウエスを詰める!
これでインマニは取れました。
次に問題のOリングです。
このアルミ鋳造の部品が問題のウォーターパイプです。
案の定この辺に冷却水が溜まってます。
アッパーホース等を抜き、10mmのボルト4本緩めます。
取れました〜!
冷却水の漏れ方から100パーセントここから漏れてると分かります。
Oリング不良の皆さんお疲れ様ですー!皆さんはここでOリングを変えて逆の手順で組み立てましょう!
実は一度Oリングを交換したのですが直らず、自分は2度目の分解になるんです泣
自分の場合は、冷却水が漏れて水温計のレッドゾーン近くまでオーバーヒートした事が多分この場所から冷却水が漏れ始めた発端だったんです。
1度目に取り出したOリングもまだゴムの性質もあって、こんなんで漏れるんだ?って思ったんです。
何が漏れの原因なのか考えたら、オーバーヒートした時にウォーターパイプが歪んだのではないかと予想して2度目に挑戦してる感じですね!あはははははは
では定盤にウォーターパイプを乗っけて歪んで無いか確かめます!
うぉー!!!歪んでた!!歪んでた!
カタカタなるやん!良かった!原因究明!!!!
そのまま紙やすりで削ります!
ほらこんなに!自分の予想通りに歪んでました〜
接地面が全て削れるまでやります!
完成した写真撮り忘れました〜
組み立てる時に絶対漏れないように液体ガスケットも薄ーく塗りたいと思います!
組み立て編で交換した部品の部品番号とかも説明できたらと思います〜
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2023/09/19 20:46:08