[V125G]武川LCDメーター修理(？)

ふと気付いたが、メーター周りのパネルのインジケーター部と、指針の黒いキャップが変形している。

夏場で熱が加わったため変形したと思われる。
外気に晒されるパーツなのにコレは酷いんじゃないか、と言う事で早速メーカーに問い合わせる事にした。

しかし、オフィシャルページのインフォメーションの会社概要がグレーになっていて開けない。つまり電話番号とメールアドレスが分からない。
だが求人案内の所に電話番号があったので掛けてみた。

開発担当の方と話が出来たが、今回の事象は聞いた事が無いと言う。
色々と聞きたい事を聞いたが、結局調査をするし、無償で修理もしてくれる事になった。

だが着払いで送り返すにも住所が分からん。WEBで電話番号から検索した。オイオイ・・・。

月曜着で送ったが、火曜になって開発担当の方から電話があった。
原因として考えられるのは、シールド(旭風防)のレンズ効果による熱で変形したのが濃厚だと言う。
調査した所、過去にも1度シールド装着の方から、夏場以外に同じ不具合があったと言うクレームがあり、条件が同じでそれしか考えられないと言う。
聞けば、さすがに熱程度でじゃ変形しない設計にしているらしい。
ココでも色々と聞いたが割愛。

すぐ水曜に届いた。新品みたいである。

裏面を見ると09/1のスタンプ。
ケースまで新品にしてくれたんだな。

てゆーか、まさかそっくり新品って事じゃないだろうな。。。

装着するとr6の表示。
新バージョンになって嬉しかったりして。

しかし、この直後、衝撃の事実が。

オドメーターがゼロ！

そっくり新品に交換されていたのである。
新車装着だったのに今までの約6,000kmがリセットかよ。。。

ま、ココまで対応してくれたし、r4からr6の新バージョンになったし、新たな気持ちで使う事にした。

開発担当の方から教えてもらった要点は以下のとおり。

・そっくり新品になった理由は、熱でチップがやられている可能性があり、チェックに時間が掛かるため。

・オドメーターの距離設定のコマンドは無し。ケーブルを繋いで地道に進めるしか無い。

・バージョンの違いは製造時期の違い。改良があり信号のチューニングをマイコンに書き込んでいる。

・r6からタコメーターの点火信号はECMから取得可能になった。V125は形式ごとに発電電流が違ったが全て網羅した。
このバージョンではコイルから取得しなくて良い。従ってタコメーターの不安定も解消される。

・今後の注意書きとして、シールド装着車両へは装着不可の一文を入れる。

・HID装着車両は電圧が影響し、読み込み信号が異常になり、間違いなくタコメーターが故障する事が分かっているので外すべき。

・K9対応は現在市場に出回っていない。手元に届いたのは先行してK9対応の部分である。


開発担当の方の対応は素晴らしかった。
「困った」が「良かった」になった。