最近、ハイブリッド車でバッテリー上がりの話をよく聞きますよね。キーを持ってウロウロしたり、電装品が増えた事が主原因で上がると思っている人が大半のようですが、ハイブリッドシステムにはそれ以前の問題があるようです。鉛バッテリーを補機バッテリーといいますが、今のHV車にはオルタネーターがないので、直接補機バッテリーをチャージしないそうです。HVとしてためたバッテリーや発電の一部を補機バッテリーに充電するという仕組みで、燃費を稼ぐためにどうも補機バッテリーの充電をケチるというか、要はプログラムとして甘いようです。単に上がっただけならジャンプスターターなどでエンジン始動できれば問題ないとは思いますが、最近は電子化が進んでいるからか、補機バッテリーのマイナスを抜いて放電して指し直す、いわゆるフルリセットが必要なこともあるようです。最近は車が故障しにくくなっているせいもあり、バッテリーが何処にあるか解らなかったり、バッテリー端子を外すことが出来ない人も多いでしょう。そういう意味では頻繁にバッテリー上がりを起こすのは非常に使い勝手が悪いと思います。また、充電をケチるおかげでバッテリーの劣化も早いようで、半年一年で交換などもあるようです。(鉛バッテリーは低用量になると劣化します。フル充電だと長持ちします)もともとそういうものなら点検ごとや早いうちに交換をすれば対策もできますが、恐らくそんな話はされていないと思うので、困ったものですね。ディーラーでバッテリー交換をするとかなり高いですし。個人的にはジャンプスターターも常に積んでいて、オーディオの関連でバッテリーは気ににしていますし、1-2年で交換するので、そんなに困ることはなさそうですが。