逆にセダンが人気無い件についてなのですが。単に車の基本性能が上がったからだと思っています。昔のフカフカの足回りでハイトールやミニバン、SUVを作ると、曲がるときが怖すぎたが、最近のボディや足回りの性能向上によって、今までの必要最低限以上の性能が得られて、特に子育てや大人数の移動には、使い勝手の悪いセダンの走行性能というメリットが薄れたからではないかと思います。今のSUVなんて、サーキットも走れる感じですからね。カイエン辺りから?あと、スタイルの好みの変化も有ると思います。やはり、20世紀ではスポーツカーはかっこよく、背の高い車は実用車というイメージもあり、実用車は必要だから見た目は目をつぶってと言った感じも多かったと思いますが、近年では、背が高い=フロントグリル面積が大きくて圧が強い=かっこいいとか、目線が高くてストレスが少なく、見た目よりも実用重視という考え方にもなっている等もあると思います。とは言え、スポーツカー以上の使い勝手で、走行性能に拘る人にとっては、セダンが最適解なのは間違いないかなと思います。背の高い車でも今後低重心化が更に進み、セダンの走行性能のメリットが無くなったら、セダンの生き残る道は狭くなるとは思いますが。