触媒ストレートパイプ取付

GK5にゼロファイターの触媒ストレートパイプを取り付けする。
写真は純正との比較。
GK5はエキマニ直後に触媒が2個付いている。
1個目はヘッド一体鋳造エキマニ出口直下、2個目は1個目の直後に付いている。
このストパイは2個目の触媒を取り除いてストレート化するためのもの。
一応2個目の触媒を取り除いても、排ガス試験はクリアできるレベルらしい。
どんだけ環境性能要求が厳しいのかが伺い知れる...。

サクッとフロントを持ち上げる。
怖いのでウマと油圧ジャッキを併用。
怖いという感性は大事。
下敷きになったら命はない。

第2触媒にはO2センサーが取り付けられている。
これのカプラを取る。
途中、ハンガーに配線がゴムブッシュとともに取り付けられているので、それらも外して配線をフリーにしておく。

三角フランジ側のナット3個を緩める。
何回も付け外ししているので、電パクを併用して特に苦労せず外せた。

第1触媒側と接続している球面フランジ部分のスプリング付きボルト2本を緩める。
ちょっと硬かったが、問題なく外せた。

外れた触媒の中を覗いてみた。
格子状のキャタライザー(触媒)がびっしり。
同じかどうかは分からないが、これが2個も付いている！？
これは絶大なる排気抵抗に間違いない。

O2センサーを純正から移植する必要がある。
22mmのO2センサー用ソケットを使って純正から取り外し、ストパイに取り付ける。

あとは逆手順で組みなおす。
球面側のスプリング付きボルト2本を固定するのが大変。
上手く嵌らなかったり、嵌ってもボルトの下側のカサがフランジに干渉してしまったりと...。

三角フランジ側は付属の3角ガスケットとボルトナット3組を使って固定する。

＜結果＞
・吹け上がりが段違いに鋭い＆速い。
・3000～4000回転以降のトルクが特に増加していることが体感できる。
・バブリングがひどくなる。
・高回転側のNA車特有の音割れが著しく発生する(中間が直管の影響も大きい)。
・燃費が改善する(なぜか巡行時の瞬間燃費が3km/Lも増加)