
マニュアル高騰により、とことん嫌われてるF1マチック。
個人的には、そんなに悪い物でもないと考えます。
最近はマニュアル変装も当たり前で、
海外ではスクーデリアに6MT、599に6MTなど、
バラエティー豊富です。
しかし、マニュアル変装人気のおかげで、
F1マチック愛好家としては程度の良い
F1マチック関連の部品が割安になった
気もします。
今回のタイトルが油圧ポンプモーターと書いてるのは、
最も壊れやすいモーターに内容を絞ってます。
工業用でも基本的に同じ構造ですが、
355、360、430系に採用されてるF1マチックポンプも、実はポンプとモーターは別体式です。
しかしながら以前までは単品販売されていなかった事から、
F1ポンプが壊れた=一式交換というのが
常識となってるような気がします。
あくまでもネットの記事や機械業界の
経験からの見解ですので、
以下の内容は個人的な考えに基づく紹介です。
ポンプとモーターならどっちが壊れやすいか?
これは圧倒的にモーターの方が壊れやすいです。
しかもF1ポンプのモーターは完全密封式のため、摩耗の粉塵も内部で蓄積して、それが原因となり更なる摩耗や、ショートさせるリスクも懸念されます。
そして年式が新しくなるにつれて
『システム油圧が高圧化された』とか、
『Eデフが追加されて容量が増えた』という
キーワードだけが有名になってしまい、
工業製品の基本概念は無視されてるような印象です。
もう少し噛み砕くと、
ポンプの進化は吐出量、
モーターの進化は小型化というのが、
基本的な改良だと考えられます。
以上を踏まえてモーターの歴史を辿ると、
大きく分けて3つありました。
F355用
360、F430(05年)用
F430、スクーデリア、599用
何が違うのか?
見た目の違いから、配線方法も違いますが、
ネットを調べる限りでは、
F355に360用を移植
360にF430用を移植と言った例も見ました。
更にF430系のモーターに深掘りすると、
2005年用
2006年〜2008年用
2008年〜用です。
スクーデリアとF430は圧力が違う!
性能が違うという意見もありますが、
ネットの中古部品画像や、
部品販売画像を確認してると、
単純にモーターがバージョンアップされていると感じました。
仮に圧力が違うとすれば
ポンプの吐出量やポンプ側のバージョンアップが濃厚だと考えられます。
そのため、上記の紹介の通り、
F355に360用のモーターを移植したり、
360に430用のモーターを移植する事も可能なのだと感じました。
そして私の所有する06年式F430のモーターを交換するとしたら、どれが良いのか?
その答えは単純に1番新しいスクーデリア用と言うのが答えです。
しかしスクーデリアも登場してから15年以上経過。
15年も経過すれば、モーターもバージョンアップされていて当然です。
いったい最新のモーターとは、何なのか...?
どんな物なのか...?
つづく。
Posted at 2025/01/07 20:52:41 |
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