2024年01月10日

E-DIFFエラー
発生した時点でビビるようなエラーですね!
F430を購入してしばらく悩まされてましたが、
現在は全て解消されております。
車の修理や不具合を改善するために、
大きく分けると2つになると思います。
メカニカルな部品を交換する『機械』
エラーや警告、電子部品を交換する『電気』
どちらかといえば電気が苦手という方、
多いのではないでしょうか?
これを読めば苦手意識が少し減る?
かもしれません。
前回のブログでも紹介しましたが、
E-DIFFのエラー、むやみやたらと気付く所を
交換した訳ではありません。
電気制御の基本に従って不具合を確認しました。
その基本とは?
『電源、通電、入力、判定、出力』になります。
ここでは一旦、車から離れて
昭和家電を例に解説します。
※分かりやすくするため、細かい要素は省いてます。
扇風機を例にした時、
動くまでに次のような工程を進みます。

◆扇風機が動くまでの工程
電源=コンセントにプラグを挿す。
通電=電気が通れば通電ランプが点灯。
入力=弱ボタンを押す。
判定=弱ボタンが押された事を認識して
弱回転で動かす指示をする。
出力=弱回転の指示をもらって弱回転で動かす。
以上で扇風機が動きます。
◆これを車に置き換えたら?
電源=バッテリー。
通電=イグニッションON。
入力=各機器と通信する。
判定=入力の情報を確認して合否を判定する。
出力=合格なら始動する。
◆さらにこれをE-DIFFに置き換えたら?
電源=バッテリー(電圧確認)
・私は手取り早く新品に交換。
通電=暗電力を調べて漏電が無い状態にする。
・私は余計な物を全て取外し
入力=舵角センサー、バーチカルセンサーなど
E-DIFF制御に関連するセンサーの情報。
・私は舵角センサーの情報が取得出来ない状態。
判定=E-DIFFCPUにて判定する
・私は入力に不具合があるため不合格となる。
出力=E-DIFFやCSTなど各機能が働く。
・私は不合格のため、全て停止。
このようになります。
エラー発生時に重要になるのは、
電源と通電が正常な場合、
・入力のエラー
・判定のエラー
・出力のエラー
以上の3つになります。
電気が苦手な方が修理すると、
・安い部品から交換する。
・ネットで調べた物を交換する。
・直るまで次々と交換する。
以上のような手順になると思います。
でも、エラーになる要素は先程の3つですので
なぜエラーになるのか?
動く前から出るのか?
動いた後に出るのか?
どんな動かし方をしたら出るのか?
この辺りの見極めが出来れば、
必要最低限の部品交換で
直る可能性が高くなります。
電気的な不具合発生時は、
・電源
・通電
・入力
・判定
・出力
以上を参考にして頂けたら幸いです。
つづく
Posted at 2024/01/10 21:01:08 |
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