
低年式×低走行×低価格帯の組み合わせ中古車情報を3台立て続けに記事化してきましたが見る方々によって見る方々分だけの見方捉え方考え方がありましょう。それはそれでその方々にとってのお答えですからその方にとっては正解でしょうしそれに対して仮に180度異なる見解を持っていたとしてもそれはそれで仕方のないこと。例えば、
富豪のお方が高級アパレル品を買って「いい買い物をした」とご満足をされることもあれば、庶民が安価なアパレル品を更にバーゲンセールで勝ち取って「いい買い物をした」と認識される事の違いのように、ご自身の置かれる立ち位置や環境によって答えが異なるのもまた当然。
お車事情であってもそう、人のお古なんて無理!と中古車を拒絶する方も居れば、新車は勿体ない!!と中古ばかりお求めになる方も多く居らっしゃいます。これ、
正答なんてお人により様々
ですよね。
最近特に情報発達がある意味進み過ぎているのか、個人レベルで自己の強みを発信する方々が本当に増えた感は否めませんが、それが行き過ぎたとも捉えられ兼ねないような配慮に欠けた内容であったりする物も私が知らないだけで相当溢れていると思われます。例えば、貧乏人は私にひれ伏せと言わんばかりのお金持ち自慢な方が居たとしましょう。それに対し群がる羨望の眼差しを送る方を信者化したりその反対に僻みも含めそのあざとさに嫌悪感を感じる方も居りましょう。その結果富む者に対し靡かぬ意をしようものならアンチとして敵視する構図のようにそもそも論異なる土俵で考えが一致する事は多くありません。その逆張りなのか貧乏自慢をする(演出である可能性も否めませんが)方も居て、やはり同じ境遇で肩寄せ合ってじゃないですけど富む者達を敵視するような方も実際には居るでしょう。だからと言うまとめではありませんが、
ご自身はご自身、他人は他人
としてきちんと線引きをして物事を色眼鏡で見ることなくお過ごしになれば多少感覚が違えど火種になることなんて少ないのかな?なんて思いますが如何なものでしょうか。
話しが逸れましたが、先般の中古車3台について年数はどれも15年位経過していましたがそれに比例するかのように価格も5、60万円前後と新車と比較すると圧倒的に低価格でお手に出来るものばかりです。その上走行距離も極僅かな個体だけにまるで「新車が激安」とまでは言いませんが「損耗の少ない車が激安」と良いところだけに注目し誤解される方が居てはいけませんので物事を正すという意味も込めて意見させて頂ければと思います。
例え話、プレミア価値もなく新車当時は街中に溢れ返っていたような15年も経過した車が中古車市場に並んでいたとしましょう。色もグレードも同じで共に修復履歴もございません。価格も安価で乗り出し差額も10~15万円程度。
一方は10万キロ
一方は1万キロ
さて、貴方貴女ならどちらのお車をお求めになりますか???
多くの方は「1万キロ」の個体を選ぶことでしょう。それは何故か!?
距離を走っていない=壊れない(だろう)状態もいい(だろう)と勝手に期待を抱くから。
確かに距離なりの劣化進行、なんだかんだと言っても避けられません。ただ、見方を変えればそこまでの距離を使われてきたからこそ、既に修理交換がなされている部分も確実にあったりします。ただ、これを言い出すと中古車を見極める際に知見の持つ者が隅々まで見回さなければ気付きようのないとこも出てきますし、現実問題としてそこまで中古車を念入りに確認しながら買えるか?と言えば殆どの場合難しいと言わざるを得えません。事実、試乗出来ない中古車って多くありますよね。走って初めて気づく事も有りますからいくら静止状態で虫眼鏡を使いながらチェックしたところである程度までしか確認が出来ない場合が殆ど。であればどう判断していくのか?と言えば、
見える材料だけで判断してしまう
見える材料、その一つに情報があります。それが走行距離だとか修復履歴だとか価格だとかの内容を判断材料の一部にしますし、更に見える材料として殆どの方が最重要視するポイント、それが
見た目
でしょう。
傷へこみは無いかな?錆は無いかな??著しい汚れは無いかな???等、見た目の判断基準がポイントとして高い方が大半です。
経年中古車、キズへこみ劣化や錆があって当たり前。
見た目の拘りがいけない、という話しでは無く、それだけを基準にしてしまうと多くの方がそう年月を絶たずして捨ててしまいがちなのが残念ながら格安中古車のよく聞き及ぶ姿です。では、何故折角お手にされたお車をぞんざいに扱うのか。。。それはひとえに、
容姿の劣化
これなんですね。
中にはトラブル続きでお金がいくらあっても足りない!と損切りされる可哀想なケースもありましょうが、そうではなく、
塗装劣化によるもの
これは経年車では避けられない現実です。
中には、屋根付き保管でその期間手厚く維持されてきた車両もあります。そういったケースは比較的純正塗装がしっかりしている場合が多いのですが、多くのユーザーさんは雨ざらし日ざらしの屋外保管、その間屋外環境に攻撃され続け気づけば色艶も無くいわゆる褪せてしまった状態に。そんな車を中古として店頭に並べても見た目の傷みから誰も目を向けたリはしません。では、お車屋さんはどうするか?
徹底的に磨いて色艶を戻す作業を施した後店頭展示にまわす
もとより綺麗な車は兎も角、見た目にクリア層も飛んだようなお車であっても、磨けばそれなりに復活(短期的に)する場合もあったりします。板金屋さんが中古車販売業を兼業する所などは、表面だけ塗装し直す「天ぷら」「パー吹き」等と呼ばれる手法で見た目を蘇らせる場合もありましょうが、多くの中古車店は外注=コスト増な事はしませんから、とりあえず綺麗にみせておこうと画策する訳です。そんな車をお手にされると末路はどうなるか・・・
最初は綺麗→みるみる内に艶感が失せる→そう時間も経たない内に元の色艶の飛んだ状態に逆戻り
安価に買い求めたお車に対し短期間で色褪せした結果、大金を掛けて再塗装を試みる方って多いと思いますか?殆どの場合お諦めになる若しくは見限る方が多いでしょう。
つまり、年数経過した多くのお車はその瞬間は気付きにくいにせよ確実に塗装劣化は進行しているという事実は知っておくこと、その結果短い期間で劣化が表面化することも想定することで結果的にお手にされるされないのご判断も大事な要素かなと思います。
それこそ飽き性で数か月乗れればいい!ようなニーズであればさほど意識する必要もないでしょうが、機関的な状態から長く共に過ごそう!とのニーズであれば一考されるべき事柄になるでしょう。
#16 について、その可能性も否定できない中古車をご紹介します。肯定的に捉えるか否定的に捉えるかは貴方貴女次第ですが、私自身は見方によっては「アリ」だと考える故ご紹介したいと思います。
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Posted at
2023/05/29 21:35:03