• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2023年06月13日

#25 キャンバスのリアウインカーがLEDでない理由を考察

#25 キャンバスのリアウインカーがLEDでない理由を考察 あくまで私個人の感想ですレベルのお話し、その中には偏見あり開発側の思い等微塵も含みませんのでいやいやそうではない、といったご意見もあろうかと思います。そう言った思いの強い方は反論等ではなくこういった視点もあるよ、と優しくお教えくださればと思います、(;^_^A

現行キャンバスユーザー様ならご存じな方も多いと思いますが、"Gグレード"以上で標準状態のウインカー仕様は

フロント側 : LED
サイド側 : ASSYタイプ電球交換不可(中身はT10ウェッジタイプ電球か?)
リア側 : T20ピンチ部違い電球

となっています。
最も、ムーブキャンバスに限らず新型プラットフォームを採用する今時代のダイハツ車の多くは前LED×横ASSY×後電球といった組み合わせが「基本」と言わんばかりの仕様。これ、

何故?

それがいけない!といった話しではなく、どうせ前をLEDにするなら後ろもLEDでいいじゃない?なんて思ったり思わなかったりする訳でございますが、そもそも論、

LED灯火自体がどちらかといえば上級車向け装備

ヘッドライトこそ軽自動車にも純正LED化が進みもう10年が経過しますが確か"軽初"の純正LEDヘッドライト採用車種って

LA100系ムーブカスタムの後期型

からだそうな。やるじゃんダイハツ!!

ただ今でもそうでしょうがLEDヘッドライトにも賛否があり、その前身であるHIDにも賛否があり、何なら交換用白色系電球にも賛否があるように、何の時代が来ても意見は対立するものですが、技術の進歩というのはここ二十年で物凄く進んでいるなぁと感心させられます。
高級装備な一つでもある灯火LED仕様ですが、これもよくよく考えると軽自動車でリアウインカーまでLEDを奢られた車ってほぼ無いのではないでしょうか?そう、現行モデルのN-BOXカスタムシリーズ

位しか思い当たりませんがそれ位高級装備な位置づけ故採用されないモデルの方が大数なのかも知れません。

①車格的な位置づけから意図して採用しない

といった見方。
高級装備といえば当然のように価格も高くなるのは必然。電球仕様とLED仕様とを製作した場合、どれ程価格差があるのかは分かりませんが、単価がよりシビアに要求されがちな軽自動車、ちりつも理論で排除されていった事も十分に考えられます。

②コスト的な問題

実はというかカタログ見た方であればお分かりかと思いますが、純正オプションで交換用ウインカーバルブとLEDバックランプバルブの用意があったりします。ともすればメーカー側もそういった需要があることは把握しているでしょうからそこは敢えて選択という形で残すと言った

③より儲けの引き出しを設けようとする企業体質 ×
③ユーザーにカスタムの幅を敢えて残すといった親心 〇

なのかも知れません。

以上三点程度は私のような凡人でも少し考えれば思いつくことでしょうが、こういった仕様であるからこそカスタムに興味がある方が大体考えることは容易に想像できるもの、そう!

リアウインカーを統一化(要は前がLEDだから後ろもLED化)したい!!!

ではサイドも!とはならないことの方が多いような気がします。何故なら、LED化を熱望する理由の多くは反応の良さ等に代表される見た目の問題。仮に、純正サイドウインカーの中身がT10の電球だとすれば、T10の電球を同じ規格のLED電球とでは大して見た感じ反応速度って変わらないんですね。それに加えLED化をレンズ殻割りして電球交換して仮に作ったとしても実は純正より暗く感じる(見え方の問題)等、交換の手間が掛かる割には得られる物が無いどころかデチューンにもなり兼ねないといったことにもなり得ますのでこれは私の主観ですが純正よりも明るさのあるぱっと見純正と見分けがつかないような交換型ウインカー等が発売されればそれなりにニーズあるとは思いますが、社外品の多くは「純正といかに違いを出せるか」に焦点をあてる商品が殆どですからまずリリースされないでしょう、爆。

リアウインカーのLED化、もう既にお取組みになられている方も多いと思われます。現状、社外品のテールレンズがリリースされていない以上、多くのカスタムユーザーは球交換でLED化を手っ取り早く済ませることを目論むのではないでしょうか?まぁ、

私もそう考えたんですけどね、笑。

ただ、純正オプションでリアウインカーの「交換型電球」は用意があるものの、「交換型LED電球」の用意が無いんですね。対してバックランプは「交換型LED電球」があります。

これが何故かを考えた時、LED化に懸念材料があるのでは?と考えてしまいます。

いやいや、そんなの社外品のLED電球に交換すればいいやん?とお思いの方が大半でしょうし、こういっては何ですが態々高額な純正オプションのLED電球を買うくらいであればそれこそ社外品を、といった発想に至りがちでしょう。勿論、純正オプションの多くは3年又は6万キロの保証が付くといったメリットがございますがそれにしても価格的な側面では中々厳しいものもありましょう。まぁ、私の論点はそこではなく、

ウインカーの電球交換タイプLEDには使い方によってはデメリットが生じる

であろう事が容易に想像できるからこそ敢えてメーカーの看板からリリースしないのかなと。

一度でも球交換でLEDウインカー化を試みたことのある方であれば大体ご経験若しくは想像できるとは思いますが、ウインカーLED化については

球交換だけでことが済まない

事の方が多いでしょう。そう、球だけ交換するとウインカーの球切れをドライバーに知らせる「ハイフラッシュ現象」が起こります。稀に片側(前後の意)のみLED電球に交換してもその現象が起きない車もありはしますが、多くは何かしらの対策を同時にしなければいけない状態になります。ではその対策をすればいいじゃない?とお思いになりましょうが、

対策といっても純正同等の品質を維持できる物がほぼほぼ存在しない

ことに問題があると言えるでしょう。
これは私の経験を踏まえたお話しになりますし、そこまでお使いになられず故障する前にお使いにならなくなったからこそ壊れないといった認識をお持ちの方も数多く居ることでしょうが、経験則をもとにお話しを進めると電球交換でハイフラッシュ化を防ぐ為には対策方法も色々ありお車によって対応の可否はありますが、

①対策済みウインカーリレーに交換

純正のウインカーリレーと交換するだけですので(作業スペースの問題を除けば)最もお手軽かつ低コストでLED化が可能ですが…対策済みリレーが壊れる。よって都度交換する必要に迫られます。

②ウインカーから出た配線に専用の抵抗を割り込ませる

対策作業としては最も容易でしょうが、LED化した個数分抵抗も必要で高コスト。純正配線にエレクトロタップで割り込ませるタイプが殆どの為純正配線を傷めることに抵抗感のある方には不向き。それに加え後付け抵抗に熱を持つ為取付場所を誤ると樹脂パーツを傷める原因にもなります。

③ポン付け可能な抵抗内蔵LED電球を使う

電球交換の要領で作業するのみですから最もお手軽な反面、電球単価が高く最も高コスト。高コストの割に耐久力があるかと言われればそんな事もなく連続使用で発生する熱問題の対策に限度があり長時間使用で自己破壊する商品が殆ど。

こう書きだすと、いやいや自分しかハンドル握らないからウインカーの使い方は心得ているよ!と仰る方はいいんです。問題は、

ハンドルを握る方が複数存在しその中の何方かお一人でも交換LED電球の扱いに心得が無い方がいると早い段階で破損につながるリスクが極めて高い

という話です。例えば、ご主人と奥様がお使いになられたり、それこそご家族の皆さんで1台のお車を使うケース、運転手とカスタム施工者が別であったりするとこういった破損に最短ルートの場合が多いですし、LED化で気遣う事を承知している方からすれば常識的な知識であっても、何も気にせずお使いになられる方にしてみれ熱害のことも自己破壊のことも一切頭にありませんから平気で長時間ウインカーを作動させることもしばしば。

いやいや、そんな長時間ウインカー作動させる機会なんて無くないか?とお考えのLEDウインカーの知識がある方ばかりでは世の中ございません。路肩止めてにハザード点けながら長電話する方も居ますし乗車待ちなのかお家の前で長々避ける側にウインカー出しっぱなしの方も居ます。何ならショッピングセンターの駐車場等でハザードランプを消し忘れた館内放送されるのを聞くこともしょっちゅうです。そんな扱われ方をされると故障へまっしぐらですから心得のある方以外が運転される車両には球交換のLED化は

きっぱりと全くお勧めいたしません!!

だからかどうかは分かりませんがメーカーから球交換タイプのLEDウインカーがリリースされないのだろうと勝手に想像します。

ですので私も私以外が使う事が想定される為リアLEDウインカー化は断念したのですが、それでもバック球はLEDに。交換に際しどうせテールレンズ外すのですから、ウインカーも交換してしまえ!と、

ミラーコーティングタイプの電球へと移行

※画像はイメージです
結局ディーラーオプションの扱いと変わらぬ仕様ですが、いうてカスタムなんて自己満足の世界。そのカスタムに違法性がない限り第三者に四の五の言われる筋合いはありませんので自分の中で、あぁ変わったな!と見る度に感じたりそれこそお気づきになるごくごく少数の方に向けて目立たぬよう主張するにはこういった細かなカスタムもお手軽でいいのかなとは思います。それに、車両側に一切加工を施しませんから車自体を傷めることはありませんし、

必要となれば直ぐに元に戻せますから(;^_^A
ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2023/06/13 21:05:09

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

関連記事

どこからハイフラになるか
MGOさん

我が家に新しい仲間。
i-vivaceさん

今後のLED化方針
4E-FEさん

#97 再注目されてもいいのでは? ...
KANJIE2.0さん

あけましておめでとうございます
Nolvisさん

アストロ、ホイール交換(^^)
タカヤマGさん

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

毎日使うものだからこそシンプルで飽きの来ない扱いやすいものがいいじゃない。 かつて大衆の中心「カローラ」と今大衆の中心カテゴリーである軽自動車の1台「ムー...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/4 >>

  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   

愛車一覧

トヨタ カローラアクシオ トヨタ カローラアクシオ
TOYOTA COROLLA Axio 1.5G"Classico"(2011y) 例 ...
ダイハツ ムーヴキャンバス ダイハツ ムーヴキャンバス
DAIHATSU MOVECANBUS STRIPES G TURBO(2023y) ...
ホンダ ライブディオZX ホンダ ライブディオZX
HONDA Dio ZX (1999y) あの頃の?青春をもう一度!? 天気がいい日 ...

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation