
こんなタイトルを書くとシルバーカラーが好きな方への冒涜だ!ですとか、DMやコメント欄などに
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等といった文面が届きそうな気がしないでもありませんが爆、私は好み云々はあるにせよそのお車に似合っていると感じられる色であれば嫌いな色というのはございません。世の中の多くの方は白(パールホワイト)又は黒、逆張りがお好きな方は白黒以外の選択を、宣伝や広告等に意識される方は起用されるイメージカラーの選択をとりがちです。実際、中古車市場では白若しくは黒といった色が不動の人気2トップ。リセールも他の色に比べ高値安定で新車をお買いになられる方でまとまったお金になる内に売却を目論む客層はそれらも踏まえ無条件で白または黒を選択しがちです。人気=再販=市場好循環の構図を見れば王道的な選択はやはり人気色でしょうし、そうではないボディーカラーと言うのは大なり小なり査定額が人気色に比べ落ちがちですし新車買って新しい内に手放すと金銭的に損が生じるケースが大半。そんなことはない!下取りが10万や20万安かろうと自分の好きな色に乗る事が幸せだ!と思えるのであればいいのですが、買取店をはしごしまくってネット査定をいっぱい試みて1円でも高く売りたい…と言うような層には人気色以外の選択ってある意味贅沢なことなのかも知れません。そもそも、日本人の気質というのは多くの方で周りに馴染み無意味に目立とうとはしないことが美徳とされてきた人種。近年、そうではない思想思考の方々が良くも悪くも目立つせいでそうではないのでは?と思われる方も多く居ると思いますが、99人ホワイトカラーが居る中で1人だけ金メッキで輝くものがあれば目立って仕方がないのと同じで絶対数は多くないもののその姿かたち或いは色使い(奇行に走る層も居ますが)が多くの方が思う感性から外れるとそこに視線がいくのと同義です。最も、これは極端な例ですがSNSなんかではその傾向が顕著。年齢相応な方が年齢相応な事をいちいちSNSに書き込んでも誰も見はしないのと同じで、いかに常識はずれな事をして注目を集めるか、いかにスケベ心を釣りにしてそれを期待する層を養分とするか、時に反逆的思想又は行動で炎上注目狙いの愚行に走るか、といった方程瞬間的に注目されやすくなりますよね。目立つこと自体は悪だと私は思いませんがそれは
善行で結果目立つことであることが大前提
悪行や下心で結果目立つことはそもそもが論外で邪道
SNSはどちらかと言えば後者のほうがより注目が集まりやすい傾向にあるような気がしないでもありませんが、それが集まりやすい理由っていったい何なのかを考えれば私は敢えて干渉しないという選択を取りますし、そうでもしないと注目されないといった事実が哀れに見えて仕方ありませんが皆さんはどうでしょうか?
今回はお車の色のお話し。新車を買われる際には希望の色を選択できますし経年車であっても全塗装で色替えなんて荒業?もありはします。お車を保有又はこれから保有する方にとってはどのタイミングであっても色の希望は叶えようと思えば叶えられ易いものなのかも知れませんが、品質ありきで言うのであれば先ず間違いなく純正塗装技術に勝るレベルのものはこの世に存在しないでしょう。これは塗装屋さんの技術力が云々と言う話しではなくそもそもの塗り方が異なる故仕方のないこと。巷で時折お話しは聞きますが、新車にも拘わらず塗装に部分的な傷があるからどうにかしてくれ!といった要望をされる方。要望が悪いのではなくどうにかする内容の話しで「私であれば」先ずその選択をしないだろうといった事を当然のように期待する方が実際居るんですね。その内容が、
全塗装
オイオイオイオイオイオイオイオイ・・・・・・・・・・
勿論傷の程度にも寄るとは思いますよ。先ずあり得ないことではありますが新車のボディ全体が傷だらけだった、なんてことであればまた別次元なお話しですがそれであれば担当のスタッフがそのまま納車する事を躊躇い何らかのアクションをするはずです。この場合の傷というのは部分的な、極々小さな、それも目立たないであろう傷の場合が殆ど。ぶつけたやこすった傷ではなく洗車傷や拭き傷といった事の傷のお話しを前提にすると、傷自体は実際にあるとしてそれを消すためにどのような選択を取るか?というお話し。
カスタム界隈のお話しでいくと全塗装って比較的定番的なカスタム手法の一つでもありますし、事故車修理の業界であっても全塗装が必要とあらばその選択をすることも一般的です。或いは、経年劣化した塗装のやり直しをする場合であっても事態の打開策の選択肢の一つとして用いられる手法ではございます。では新車に補修目的で全塗装をする行為そのものが一般的かと言われれば…絶対無いとはいいませんがケースとしては稀な存在でしょう。では何故新車に全塗装が懸念なのかと言えば、先程も申しましたように
塗装品質に差があるが故、全塗装車は価値的な問題でマイナスになる場合が殆ど
新車の傷消しを塗装(全塗装を含め)で綺麗になったことによって満足されるような感性の持ち主であれば何もいう事はありませんが、再塗装って一般的に持ちが良くない場合も多いもの。それはお車の保管状態にも大幅に左右される事案ではございますが、私が以前乗っていた車が新車2年落ちの中古車だったんですね。購入間もなく被害事故に遭い1パネルだけ板金塗装で仕上げられた(他の箇所は塗装済み部品に新品交換)のですが、数年経過すると他の純正塗装パネルと明らかに塗られた箇所の差が分かる程色の違いが出来、8年?位経過すると再塗装部分のみクリア剥げが始まりまして…爆。他の純正塗装部分は綺麗(クリア剥げや色褪せがないの意味)なままでしたのであ、、、やっぱりこうなるんだと思い知らされた訳です。それはそんな長期間乗らないよ、と言われる方であれば異変が表面化する前にお手元から離れているでしょうし年数経ったから仕方ないよねと諦められる方であればいいんです、或いは同様に純正塗装パネルも色褪せクリア剥げがあると人為的なものではなく自然劣化だと割り切れるかも知れません。私の場合、
後で塗った所だけ劣化が著しいので余計に気になって仕方がなかった
ことがありました。最も、このお車以外にも経年車を修理目的で元色同色全塗装車(いわゆる天ぷらのパー吹き)を2台持っていた事がありますので再塗装に対する実感は多く感じているのですが、やはり純正と比べてしまうと技術面での品質は確実に劣ります。塗りたての瞬間は綺麗(当たり前)であっても年数が経つ毎に粗というか綻びが顔を覗かせるのは仕方のないことなのかなとも思います。SNSや動画サイト等で板金屋さんやカスタムショップの自社紹介やらも時折拝見しますが、私が見る限り自社で塗装後年数経過した車両を紹介するコンテンツは見たことがありません。それは紹介する機会が純粋に無い事もそうでしょうが、塗りたて程映える事も無く何ならいい感じに劣化進行しているのを見せられても見る者に懸念しか生みませんので触れないようにしているのかな?とも見てしまいます。普通に塗るだけであれば塗りたてが綺麗なのは当たり前ですからね。
塗装に対する蘊蓄を話すとつい余計な事ばかり言いがちになるのですが!?この間塗装に関してこれは(良くない意味で)凄いな…というものを見てしまいましたのでご紹介というかご参考までに。つまり、
ここからが本題、爆。
生活の足にお車をお使いになられると、どうしても生活傷というのはつきがち。これを完璧に防ごうものなら相当神経も使うでしょうし中々難易度は高いと言わざるを得ないでしょう。ぶつけた・ぶつけられた等といったガリ傷やへこみではなく、洗車傷・線傷・何かがこすれたような下地までは到達していないものの塗装面には目に見える程の傷があるといった事は日常的にあり得ること。それらを防ぐ目的で、ドアエッジや下角部分にモール状の貼物をして傷防止にするアイテムや、爪などの引っかき傷を防ぐ目的でドアカップ部分に保護シートを貼り付ける商品、バンパー隅に緩衝材を予め取り付けて本体をダメージから守ろうとする商品、大物パーツそのものにラッピングするかのような透明フィルムで覆ってしまおうとする商品等、あらゆる傷から守ろうとするアイテムは市場に溢れています。私も何点か傷劣化防止アイテムは活用していますが、それらの常識を覆す傷の入り方をしている車を目にしたんですね。それが、
ドアノブの周囲全体に無数のひっかき状の傷がある濃色車
先程ドアのカップ(凹み)部分に保護シートを予め貼って爪などの接触から傷を守ろうとするアイテムのお話しもしました。それが先日お見掛けしたお車はドアノブのカップ部分はおろかその周囲にも大量の引っかき傷が見受けられたこと。あれではカップ部分を守ったところで周囲が傷だらけになるのでは保護範囲が全然足りていないといったことになってしまいます。そのお車も勿論新車の時代はあった訳で元々は綺麗な塗装面だったのでしょう。何方がどの段階でそのようになったのかは推認し切れませんが、紛れもなく言える事実としては、
塗装色の選択を変えるだけで傷の目立ち方が全然違う
ということは容易に想像できます。
濃色系は傷が目立つのは言うまでもなく、白(パールホワイト)色系であっても引っかき傷に黒ずんだ汚れが入り込み傷を目立たせます。それも白×黒ですから抜群のコントラスト(爆)で。そうなると、傷が比較的目立ちにくい色の一つにシルバーカラーがあります。淡色系も目立ちにくさはあるでしょうが、どのお車にも設定されるものではありません。多くの車に元色設定があり奇抜な個性を発揮させるものでもない、傷が目立ちにくいという事は汚れも目立ちにくいということにも繋がります。よく見れば何となくその傾向があるのですが、レンタカーやカーシェアといったお車はシルバー系のお車の用意が多いもの。業務車などのビジネス用途では白(ソリッド)が圧倒的に支持されるものの、一般ユーザーが触れる機会のあるお車ですと汚れ傷みが目立ちにくいシルバー系カラーが非常に重宝がられます。
最も、汚れ傷が目立ちにくいというだけで実際に傷が入ると塗装が傷んでいることには違いありませんからそれはどうなの?といった見方も出来ますが、ぱっと見の印象で傷を目立たせないというのは見る者にとっては大きなアドバンテージになるのではないのかな?とも思います。
ご自身のお車、好きな色で乗ったらいいやん!というお考えがごもっともで他人様から四の五の言われる筋合いは微塵もないのでしょうが、仮にどのような色であっても傷がなくてピカピカ!な状態は誰が見ても美しいと感じるもの。色合いや艶感、深みによって見え方や魅せ方もありますが、いくら綺麗な塗装であっても、それが有料オプションカラーであっても、オリジナルラメラメ仕様であっても、汚ければ台無しですし傷モノであればまたガッカリ感も大きいもの。他人様の車なんて殆どの人は興味関心を持たないといった事は常日頃申しておりますが、そうだからこそ関心を持たない方が気に留めてしまうような美しさ、或いはその真逆の出で立ちであればあるほどどちらかの意味で注目されることがあるという事は気にしておいた方がいいかも知れません。
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2023/09/12 17:25:24