
極端かつ急激な物価高騰が始まり暫く経ちますが、多くの庶民のお給料が物価高騰前と何ら変わらないといったお嘆きの声や燃料費も然り光熱費関連の値上げもとどまるところを知りません。燃料費はレギュラー単価175円で推移するように手を打つ等といったやらないよりましレベルの施策が打ち出されましたが、そんなことよりトリガー条項の話しや二重課税の現状打破を訴える声が騒がれるものの、お金を出す側がそれを頑なに拒否し続ける現状は、
結局立場が変わってもやることは一緒、つまりその程度のレベルの政策運営
でしかないことが露呈したと言ってもいいでしょう。
別に政府や政治批判をしたい訳ではありませんが、政府側は国民にお金を市場に放出しろ!と言わんばかりに消費や投資を訴え続けますよね。その結果、そもそも出せる蓄財を持ち合わせていない我々庶民は日々の生活一杯いっぱいでその余力すらありません。つまり、今まで以上の消費や投資に回せる原資が無いから出来ないのであって、しないではなくできないといった現状の方も多く居る事でしょう。それに引き換え、政府は税収が過去最高額を更新したといったおめでたい状況にあるにも関わらず、そもそも違憲状態とも言える燃料関係税の二重課税を撤廃することもなくひたすら富を肥やす態度を頑なに崩さない姿勢ですので、お金があるのに出さない政府がお金のない国民にお金を出せ!と言われても土台理解などされず到底無理な話しじゃありませんでしょうか。法改正が必要だ、買い控えが起きて市場が一時的に冷え込む等と言ったもうめちゃくちゃな論理をさも当然のように振りかざしていますが…
結局如何なる理由で得たお金は吐き出したくないといった欲望や思考はどの立場でも同じ
という事でしょう。
ただ、今日本を見渡しても(と言っても報道や情報ツール等の情報でしか見渡すことはできませんが)お金がありそうな方は一定数確認できますし商業施設や観光地などで休日賑わう方の姿も見受けられます。そういった余暇を楽しむことが出来る方が表に立つことである種の印象操作がされている感は否めませんが、そもそも生活困窮層についてはそういった場に出る事すら無く実態に蓋をされたまま現状が推移しているようにも感じます。つまり、日本国内であっても経済格差が拡大し続ける構図であって富む者は更に豊かに持たざる者は更に貧困に喘ぐ実態があると見ていますがこの見立ては間違いでしょうか。
良し悪しは別として、かつて日本は総中流社会として経済発展し成り立ってきました。年功序列、終身雇用、退職金で老後は安泰と言われていた時代が当時の若年層とそれを鵜呑みにした政治屋が否定し、実力社会、経済格差、労働形態の改悪と今までの環境をことごとく否定し今の社会が誕生したことは時代の変革を目の当たりにしてきた世代、就職氷河期世代など、それによって冷や飯を食わされる事となった多くの層は正に貧困世帯としてピラミッドの底辺層に位置することになりました。いつの時代であっても政策転換によって恩恵を受ける層も必ずいます。それは実力が伴い成果が出し続けられる一部の能力に長けた方たちにとっては今は正にブルーオーシャンの世界でしょう。その一方で、多くの平均レベル以下の何処にでも居る言い方は何ですが兵隊として駒使いされる今風で言う(搾取される側)が圧倒的多数ですからその多数派が不平不満を持つのも不思議ではありません。こう書いていると、富や権力を持つ層から「貧乏を肯定するプロパガンダだー!」なんて人間性を疑う事を平気で論じる方も居るようですが、いつの時代であってもお金持ちと貧乏人は必ず存在し、その差の大小があることは否定のしようがない事実としてあります。であれば何をしても貧乏人は無駄なのか?と言われれば私はそうとは思いません。何故なら、格差是正をすることで社会は随分と良くなるという考えを持つからです。こう言いますと、今までより与えられる金銭が増える側が歓喜しその逆に与えられる金銭が減る側からは不満が出るでしょう。それこそ実力社会の出番だと私は思っていて、労働の対価なりの報酬が得られる環境整備が大事であり、能力も無いのに中抜きでのうのうと暮らす勘違いや、国民からほぼ強制徴収する半税金のような組織がありますが、その状況で年収1,600万円等といった寝言をほざく事業体もありましょう。或いは、犯罪行為を主体的に行いそれで得た収益もあり未だ看板を掲げ高給取りを続ける今も世間を騒がせる企業もあります。私が思うに、正社員職員で年収300万であろうが1000万円であろうがその個人レベルでの能力に大きな差はないと感じています。選択によって収入差が広がる現状があり、その片鱗として過酷と想定(内容と賃金)される会社にはいくら求人を出しても人が集まりませんし、多くの人が好条件と思える求人は常に引く手あまたな状況なようです。実績が伴い、年収が2,000万でも3,000万円でもそれは結構なお話しですが、それがやはり実務内容成果結果があってのお話し。世の中には兎に角お金稼ぎが目的な方も居れば、時間を大事にしたいが故それなりの報酬でパラダイムシフトする方もいらっしゃいます。それぞれに望む若しくは見合う働き方がその方にとって最も納得感を持てる方法だと思いますのでやはり真っ当な内容に即した報酬額の設定というのは今最も日本が必要としている点の一つではないでしょうか。
そんな大層なことを言った所で私に今直ぐ何が出来る訳でもありません、爆。与える側・与えられる側の関係で収入に見合う仕事をただするだけですからオーバーワークもしませんし奉仕業務なんてのもいたしません、爆。結局、奉仕すると誰かが利益を得るといった構図であれば利益を得る側が仕事をすればいいだけの話しですし、優しさだ、責任感だ、義務感だ、やり甲斐だ、等と言いますがそれを搾取する口実に使っているようならばそもその過剰労働をするメリットないよね?と言う話しになりますから業務内容以上の仕事はしない、と線を引くことも見方によっては間違いのない選択であろうと私は思います。ただ、私は思いますであって上司や経営者が無能で明らかな過ちを正しいと信じて止まない方が多いのが実情。中間管理職がこのパターンで経営陣が有能であれば救いですが、経営陣が無能であれば最早救いようがありませんのでそのような所はさっさと見限ってしまうほうがいいとは思います。色々なご事情で業務量に対し待遇が宜しくないといったことであっても直ぐには行動出来ないといったこともあり得ます。多くの凡人の中でも格差がある実情がありますので勿論努力能力実力差はある場合もありましょうがそうではないのであれば私は選択の差だと思います。
とは言いましても同じ環境下で来月から皆様の手取りが倍額になることは有り得ませんし天からお金が降ってくる…ようなメルヘン脳な方が居ればただただ痛々しいだけでしかありません。環境が変わらない限り生活水準を再考するほうが最も効率効果的で即座に結果に直結となり易いですが、再考が出来る方は既に取り組みをされていますし、結局出来ない方、する意思の無い若しくは乏しい方、優先度合いが現状の生活レベルの方でしたら態々舵切りすることも無いでしょう。他人様が裕福だろうが貧困だろうが私には関係のないことですし、それがご個人の選択による浪費散財の結果困窮という事情であればそれこそ収支に見合わない言わば自業自得。そんな方を手助けするお人良しも居るかも知れませんが、中には長時間労働を強いられて人並みな収入も得られず労働に対する対価が伴っていないと言う方も居ます。要は、
当事者の取り巻く理由事情が現状に対し最も優先されるべき事項
だと思います。
自ら貧乏貧困を率先的にアピールする方って少ないものです。中には貧困を装った「ビジネス貧困」等といった周囲の同情を誘い物乞い的な事を期待する層も居るようですが、表に立つ方の殆どは、金持ち自慢、地位自慢、学歴自慢等、他者と比較しご自身が優越的地位に立つことによる満足感や征服感を満たしたい、承認欲求なんて言い方もしますが、要は発信者が見栄を張れることが大きな目的である場合が多くそういった方々って例外なく謙虚さが欠けていたりどこか人間味の希薄さを強く感じてしまうこともあります。事実、そう言った時代の寵児は一度大コケすると間違いなく表舞台から姿を確実に消します、笑。今までの威勢はどこへやらばっくれ雲隠れを決め込む傾向が強い事からご自身の都合のみで世間を振り回したことに対し一言も有りませんから私はこのような人種は余り信用していません。最も、同類種族や表向きに憧れを抱く層も今の世の中大勢いますからそれらを食い物にしたビジネスであろうということは言うに足らずですが本人たちが理解しているかしていないかは知る由もありませんが放置でもいいのかなと思います、爆。
これらと安価な新車の存在と何の関係があるんだ?とお思いでしょうが私は直接的な関係が大アリだと感じています。
昨今、自動車新車市場で爆発的に一般ユーザーから支持を受け続けているのは、
間もなくFMCを控えたスーパーハイト軽自動車
今年FMCを果たしそれまで販売期間絶え間なく売れ続けた高級ミニバン
現代の流行最先端とされるSUVモデル
これらが自動車販売台数トップ10の大半を占める結果となりました。勿論、トップ10圏内に最新コンパクトカーの名前もありますが、出始めコンパクトモデルは特に法人需要も多く企業様のリースアップ入替や新型レンタカーの配車など、個人もそうですが数字上これらのまとめ納入が相当数あると見てもいいでしょう。勿論、それって貴方の感想ですよね?と言われればその通りですが、私の受ける印象としてどう受け止めるかは読者様次第なところもございますので自由にご判断いただければいいのかなと。
販売(登録)台数トップ10などは各媒体で見れるようですからご興味のある方は見てみて下さい。最近ご納車された方などはひょっとすると売れ筋車としてランキングに入っているかも知れません。で、ですよ?ラインナップを見ると特に指名した3モデルについては勿論仕様によってはピンキリはありましょうが、本来価格的な要因からそんなに売れるか?と思わせる車輌もあります。これは購入される方の価値観の問題もありましょうが、中にはスパッと一括現金購入される方も多い中、割賦や残価設定型クレジット等、本来車を手にする以上の価格を結果的に支払う事によりお手にされる方と言うのも相当数居るようです。嘘か誠か、某プレミアムブランドを売りにする販社の営業担当に伺うと、
若年(この場合30代までを指す)の方がお求めになるのはその殆どがローンですよ(この場合のローンは残価設定型クレジットも含まれる)
まぁ実態そんな所でしょう。こう言うと必ず「私は若いけど現金一括購入」等と言ってどこにも信ぴょう性がない不要な情報を自慢げに吹かす方が絶対出てきますが、、、
いや、別に主張する方ピンポイントの支払い方法に興味も関心もないから、爆。
結局、お金として自身の価値もアピールしたい人たちにとっても高級車って富の象徴になりがちですし、実際その中には超絶鬼畜ローン!?を組んでまでもいい格好したいと思っている方も居るのかも知れません。車をぱっと見ただけでは購入方法が現金か鬼ローンか残価購入か分かりませんから知らぬ方が見ると、
最新高価格帯車 = お金持ち = 羨望の眼差し
と端的になりがち。
実態が明るみにならないからこそ格好つけるには絶好!といった思想思考論者も居るでしょう。それはそれでいいんです、私が言いたいのは…
お金が無い方が見栄張って無理して毎月支払いしても仕方ないでしょ、という話し
今そのやり方をされているのか分かりませんが残価設定の売り方の鉄板は普通のモデルを買いに来た顧客にリセールの良さ(残価の高さ)から上位モデルに「さほど」※ここ重要 差が無くお乗りになられますよ、といったセールストーク。特に何も考えない顧客からすれば、似たような月額であれば上位モデル乗った方がいいよね?といった発想に陥りがち、爆。結局不景気の時代に高価格帯の高級車が販売台数を伸ばした要因の一つがこれで契約取った数が異常に多かったことと言われていますからいかに多くのユーザーがその販売手法に乗せられたかと言うのがよく分かります。最も、その結果数年後までは設定期間満了で中古車市場にとっては高年式・低走行の優良物件が数多く並ぶであろうですから、中古車選択をされる方にとってはまんざらでもないお話しでもあります。
よく私が言いますが、多人数乗車が目的の方に対し少人数しか乗らない車を勧めたり、普通車である必要性のある方に軽自動車を推した所で響くものがありません。ただ、普段はそれこそお一人でしか使わない、実は車の大きさには執着はあったとしても実態は思い気持ちの部分で拒否感しかない、といった場合って客観的に見ると往々に存在することもあります。そんな、態々高いお金を払ってまでお車を買う事に分不相応な見栄だとか虚勢だとか、僅かに税金や維持管理費が安いからといって最新高価格帯軽自動車を買うのであれば、
車体価格100万円台前半あたりのコンパクトカーで必要にして十分
ではないかと思います。
かつては1,000㏄から1,300㏄のコンパクトカークラスの
新車で60万円台から90万円台の車がそれなりに設定されていました。つまり、場合によっては新車が乗り出し100万円以下でお釣りが来るようなお車の事実存在していました。昨今、安全機能装備の拡充、原材料費等の高騰、人件費の高騰、場合によっては円安等の影響もありましょう。今の時代に69万8,000円のカルタスを販売してくれ!なんて言うのは無理筋なお話しでしょうが、それらに比較すれが高騰感は否めないものの、スタンダードなお車であっても200万円300万円は当たり前、400万円クラスまではそれなりになお車がやっと手に入り、高級車と言われるお車は軒並み500万円越えは当然ですよ、的な現代の新車価格設定は余りにも価格が上昇し過ぎた感は否めません。
新車が高いと言うなら中古車買えよ、という意見もありましょう。私のように安価な中古車に対し全く抵抗感や偏見を持たない方も居る一方、車は新車でないと!とお拘りをお持ちになられる方も市場には大勢いらっしゃいます。新車は欲しいけどお金は掛けたくない、といったニーズにこそ低価格帯コンパクトカークラスは優等生的な存在でありそこに光があたると何かの拍子でスマッシュヒットが生まれるような気がしないでもありません。
ただ、販売側から言うと高価格帯の車両が売れてくれた方が利益率も高く、営業スタッフの視点から見てもバックマージンが高い方が売れてうれしい存在になるとも言えます。それを言ってしまうと安物商売は淘汰が加速する一方になり兼ねませんが、購買層のニーズとして高価格帯商品が簡単にお手に出来る方も居れば、無理してでもお手にする方、そもそも低価格帯にしか手が届かない方と棲み分けが有る筈です。中には高価格帯を手に出来る財力はあるものの関心の無さから低価格帯で済ませるといった稀な存在はあるかも知れませんが、低価格帯を欲する方にとってはそういった存在は非常に有難く貴重なものになるのではないのかなと思います。
しかしながら、低価格帯のオーソドックスなデザインなお車と中高価格帯ながらスタイリッシュなデザインのお車とでは市場ニーズは圧倒的後者に軍配が上がります。平凡な人間心理と言うのはそういった所にあるという事実証明とも見えなくもはありませんが、それであれば、
低価格帯のスタイリッシュなデザインのお車が登場すると世間を席巻する
ことになることは「可能」だとは思います。一方、そうなってしまえばそれまで入れ食い状態だった高価格帯車両の売れ行きに暗雲が出る可能性も出てきますし実際一番売れてる「軽」で有名な某メーカーはそればかりが売れて高価格帯車両が鳴かず飛ばず状態のメーカーサイドから言わせれば「失策」とも言える状況にもなり兼ねません。その結果、付加価値を盛り売れ筋車両の価格帯を引き上げたり車体価格が軽自動車>小型自動車の逆転現象などもありますので、皆が皆ご都合主義に走ってしまうと双方良しには中々難しい問題なのかも知れません。
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2023/10/02 17:05:22